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オリジナルキャラクターをつくってみよう③『ねーちゃんハンマー』への道

君は『ねーちゃんハンマー』という言葉を聞いた事があるか?

〜それは世のミニチュアゲーマーが一度は覗き込む深淵〜

ミニチュア趣味を続けていると市販品からさらに踏み込んだ『自分好みのミニチュア』を作りたいという欲求が湧き上がって来ると思う。
そうした者が挑むのがミニチュアの改造である。ポーズを変更したり装備を追加したりと人の好みの数だけ改造の手段も程度も様々である。

さて、『ねーちゃんハンマー』もまた、そうした改造のひとつではある。だが、他の多くの改造と異なる点もある。それはつまり、

可愛いねーちゃんが作りたい!!

という目的に特化しているという事である。
海外製品のミニチュアの多くは正直言ってあまり日本人好みの顔をしていない。それをいじり倒して好みの姿にするのが『ねーちゃんハンマー』なのだ!!

『ねーちゃんハンマー』にはいくつか方法がある。最も手軽なのは市販品の別キットのパーツを流用してくるという方法である。

例えば、kingdomdeathは美女に特化したミニチュアを数多くリリースしている。このあたりから頭部だけを流用してくると言うのも一つの手段である。

ただ、この方法の難点は流用元のキットが犠牲になってしまうという点である。例に挙げたkingdomdeath などは元々生産数が少なく、素晴らしいキットなので潰してしまうのが惜しいという事もあるだろう。

そんな人向けかどうか、女性の頭部パーツだけを売っているメーカーも有ったりはする。こうした物を使ってみるのも一つの手だろう。
一方で既製品の流用には限界もある。完全に自分の好みのパーツを探してくるのはそれはそれで骨が折れるだろう。

完全に自分好みの女の子が作りたい!

そんな人にお勧めするのが『グリーンスタッフ』というパテによる造形だ


例では頭部全体を造形しているが、髪型を変えたり、顔の造形の一部を修正したりするだけでも市販品よりはずっと自分好みの造形に近づく筈だ。

好みの頭部が出来たら、あとは元のミニチュアの頭部と挿げ替えてやれば良い。

そうして完成したのがこのミニチュアだ。僕がつけた名は『姫騎士アンネリーゼ』、もちろんオリジナルキャラクターだ。

自分なりに手を加え好みの造形に仕上げたミニチュアというのは、とても良いものだ。まして自分好みのねーちゃんとなれば尚更である。機会があれば是非貴方も『ねーちゃんハンマー』に挑戦してみて欲しい。

〜深淵は、君の訪れを待っている〜

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