月子
日々感じたこと、考えたことをつらつらと書いていきます。
貧血と鉄分とわたし まだ生活音の始まらない しんと静まり返った朝。 冬の足音が すぐそこにまできているのを 肌で感じながら 白湯を一口すする。 温かい液体が 喉から食道を伝って 胃の中がボカボカと 満たされる感じが心地いい。 同じ水でも 鉄瓶で沸かしたお湯は格別。 優しくてまろやかで癖のない味。 本当にいいお味。 昔、祖母が貧血気味で 医者から鉄分を 摂るよう言われ 毎日せっせとプルーンを 食べていたのを思い出す。 苦手な味だったのか 顔をしかめながら いやいやそう
今日は朝から雨模様。 北向きの部屋には 南向きの部屋のように 明るい日差しが 燦々と降り注ぐわけではないけれど、 控えめでも 植物が育つのに十分な光を 注いでくれる。 この前の連休 お部屋に緑をもっと増やしたくて、 観葉植物を買いに行った。 わたしがお世話できて なおかつ、この部屋の環境に適すとなると、 かなり厳選されてしまうけれど、 YouTubeで沢山勉強して、 えりすぐりの子たちをお迎えすることになった。 育つかな? 育ってほしい! 部屋に緑が増えると 部屋はも
それっぽいモノを揃えれば それなりに様になるけれど、 月日が経てば 劣化もするし、 感動だって色褪せる。 けれど、 作り手の想いや こだわりが詰まったモノは 時を経ても不思議と 輝きが失せることはない。 例えそれが 草臥れてしまおうが 見た目が変わろうが 経年の変化は かえって味が出るものだし 傷がつけば、それもご愛嬌。 だから、 選ぶ方も真剣そのもの。 作り手と買い手の それぞれの想いが交錯し、 駆け引きや葛藤もあったりして、 いわば生涯の伴侶を得るようなもの。
心の声に耳を澄ませること 日々の暮らしを丁寧に生きること 自分との対話をおろそかにしないこと 健やかにいられるために、 わたしがいつも大切にしていること。 それは、こうしなければいけないとか、 具体的なルーティーンや方法があるわけではなくて、 これは好きだけど、あれは嫌いとか これはなんか違う気がするとか その時々の自分の感覚にゆだねる感じ。 そうやって何かを行動にうつす前に 一つ一つの「選択」というプロセスの時間を とても大事にしている。 「好きなものに囲まれて暮らし