J1ドラフト会議の振り返り記事 #J1ドラフト会議2021
皆様、お疲れ様です。シルジャベです。先日23日に開催されましたJ1ドラフト会議2021、多くの参加者やリスナーの方々に支えられ、今年も大盛り上がりでした。参加各個人の戦略などは個別の記事で確認していただくとして、ここでは全体の概要を見ていこうと思います。
監督指名
今回から新たな試みとして、ドラフト指名選手を率いる監督の指名を行いました。しかも『事前に』確定させることで、監督の色に沿ったチーム作りをするというさらなる難しさを味わってもらうことになりました。で、結果がこちら。
色々と思うところはありますが、意外なことにフロンターレの鬼木監督は指名漏れ。仙台や山口を率いた智将・渡邉晋監督が重複指名となりました。抽選の結果…
【渡邉晋抽選結果】#J1ドラフト会議2021 pic.twitter.com/NhvSd2DtFg
— せこ (@seko_gunners) December 23, 2021
WIN ヒグチコータ
仙台サポーターのヒグチさんが見事に運命を手繰り寄せました。
渡邉監督を逃したかしまわりさんが鈴木淳監督を指名し、全チームの指揮官が決定しました。ここからはいよいよ選手指名に移ります。
1巡目
というわけで、こちらが1位指名選手の一覧となります。いやー、ガッツリ被りましたね。ありがとうございます(?)優勝チームのエースで得点王というヨクバリ主人公セットのダミアンに3人が集中。帰国して以降印象的な活躍を続けている武藤嘉紀も重複しました。レッツ・くじ引き☆
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【レアンドロ・ダミアン抽選結果】#J1ドラフト会議2021 pic.twitter.com/FZFhrWq8V2
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WIN ヒグチコータ(武藤) 96(ダミアン)
まずは武藤の抽選。ヒグチさんは監督抽選に続く連勝となり、勝利の女神に愛される結果となりました。ダミアンの抽選は96さんが制し、見事に浦和の責任を背負わせることに成功。共にチームの柱となれるFWの重複指名でした。
ハズレ1巡目
ハズレ1位の指名では重複が出なかったので、これにて1巡目の指名選手が確定しました。やはり目を引くのが川崎勢の多さ。特にルーキー橘田は『もうここまで辿り着いたのか…』という感嘆さえありますね。一体最終的に何人指名されるのでしょうか。
2巡目
2巡目の指名選手はこちらの通り。重複指名はありませんでした。個人的にはジェジエウの単独2位指名は驚きでした。前にも後ろにも強いCBで、運んでも出しても上手い選手ですから。また、直近の天皇杯で株を上げたエンリケ・トレヴィザンがここで指名されました。この指名に対して参加者の皆様からは『あああああああああ』と人声にならない悲鳴が上がっていたことを記しておきます。3位で狙っていた人が多かったみたいですね。
3巡目
続きまして3位指名ドン。この巡目も重複が無かったので、今年のドラフトは2度の抽選が起きたことになりました。まだまだどこを見渡してもリーグ屈指の顔ぶれが並ぶ巡目です。中谷嬉しいです。
4巡目
はいドン。この辺りからはサクサク見ていきましょう。ここで、かしまわりさんの謀略が明るみに出ました。『仙頭+(加藤)千尋+(トゥ)チッチ』で『セントチヒロ・チッチ』だそうです(半ギレ)BiSHの解散に寄せたメッセージとのことだそうなので、皆様どうか生温かい目でご覧ください。そして、この巡目ではドラフト名物『突然消え始める左利きCB』が発生しました。誰かが獲得すると枯渇がチラついて動き始めるんですよね。何回見ても面白い現象です。
5巡目
リザードン。まだまだ現れます実力者。ちょっとしたサプライズとしては、ここまで前田大然が残っていたことでしょうか。ダミアンと並ぶ得点王で、この冬には欧州復帰も噂されています。とにかく走るだけで脅威になれる選手ですが、コンセプトを重視するチーム構築をすると多少は順位が低くなるのかもしれませんね。興味深いです。
6巡目
アルマゲドン。この巡目に入る少し前でしょうか。放送席にて『Jリーグ公式のベストイレブンが意外と余っている』という内容の話がありました。その結果がこれよ。露骨ゥー!稲垣に山根に脇坂にと続々と指名されていきました。めっちゃ面白かったですね。個人的には。
7巡目
サロモンロンドン。この巡目はDFラインを始めとして後方の選手が指名される流れとなりました。チアゴ・マルティンスがここまで残っていたのか…というサプライズもあったり。あ、この辺りですかね。ガンバサポであるちくわさんの眼前で、ガンバの選手が乱獲されつつありました。
8巡目
焼きうドン。いよいよ残り4人と煮詰まってきた終盤戦、ベスイレ組だとここで谷口が登場。個人的には1番妬ましく思うJリーガーが谷口ですね。なんというかもうね、ほんと生の喜びって感じで。グギギィ!
9巡目
テポドン。もうカウントダウンですか。チームとしての形を保つべく(?)最後の仕上げに取り掛かる巡目です。ここでは『イニエスタ』の名前が燦然と煌めいています。どうしてここまで残るのか?という疑問はありつつも、前田大然のところで話したように『⚫︎⚫︎ありき』になってしまいそうな選手は避けられがちです。ただ、スケゴーさんは『得点王とイニエスタを放っておくわけにはいかない』とコメントし、漢気を発揮しておりました。
10巡目
チントンシャンテンドン。巡目も深まり、個性的な指名も増えてきたところでしょうか。9巡目に指名された高木駿(大分)に加えここではブローダーセン(横浜FC)とスウォビィク(仙台)が指名され、降格チームからでもGKが多く選ばれていました。チーム全体としては力及ばずも、劣勢を耐え凌ぐ鬼神の如きセービングが印象に残るのでしょうか。
11巡目
最終指名ドン。各チームが文字通りのラストピースを獲得する11巡目です。先程降格チームのGKについて話しましたが、なんと仙台から2人目のGKとなるストイシッチが指名されました。スウォビィクが退団した後も安心ということなのでしょうね。
終わりに
最多指名は川崎フロンターレで、なんと14人にも上りました。恐らく、同一ドラフトにおける単一チームの最多記録でしょう。それだけ今年の川崎が充実していた証ですが、監督の鬼木さんが呼ばれなかったのは少し不思議な現象です。
さて、結ばせて頂きます。今年も多くの方々が力を合わせて、楽しいドラフト会議を開催することが出来ました。本当にありがとうございます。来年の今頃には、もっとコロナが終息していてサッカーを真の意味で楽しめていることを祈ります。それではまた!