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深夜にマックに行きたくなる現象。

ほとんどの人間が自室で睡眠を取る時間帯。
外に人はおらず、交通量ももちろん少ない。

この時間帯に外へ出るだけで少し高揚感があるが、更にそこからマックという高カロリーを摂取してしまいたい。そこから得る背徳感を味わいたい。
誰しもが思ったことがあるだろう。

まさに今それだ。

もう行くか行かまいかで2時間は経過している。
行けよと思うかもしれないが

単純に動きたくない。

これに尽きる。
Uberや出前館も私の地域だとこの時間帯はマックがないのだ。

自宅から3kmない地点で車ですぐ着くはずなのに、動きたくない。でも食べたい。

新作のザク切りなんちゃらバーガーが食べたい

もうオーダーをする心構えまでできている。
しっかりと原材料を調べ、オーダーする際はチーズとハラペーニョマヨを抜いて、セットのドリンクはコーラだ。それとポテト用のケチャップも添えてもらうつもりだ。

なぜここまで決めて体は動かないのだろうか。

眠気?  ないな。
満腹か?  空腹だ。
金がない?  ポケットにしっかり1000円入れてる。

人間やらなければいけないことではなく、やらなくてもいいことになると一気に“面倒くさい病“になるものだ。

あと懸念点がひとつ。
前述した通り自宅から3km圏内だが、

冷めて味が落ちてしまうのではないか?

これを正直恐れている。
実は私、ドライブスルーでそのまま家に持って帰ってきたことがない。
毎度受け取ってすぐに車でアチアチな状態で食べてしまうからだ。

冷めたら嫌だな。と考えるとなかなか足が動かない。

でも冷めたらいい経験になるかしら。

どうか冷めないで

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