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わたくし、マッチョになりたいノンバイナリー

学校の卒業とコロリん流行が見事に重なり、日常で出会う人がガラッと変わった。
それから心を病んでしまったような人とか、なんとか元気出してこうと勇気づける発信者がいる中、かくいう俺は優雅なスローライフ生活に花を咲かせていた。そして、170cm52kgのヒョロガリ君だった俺は、去年から始めた筋トレで65kgの標準ソフトマッチョにアプデしてる。

この約二年の間で変わったのは、外見だけじゃない。


コロリんの始まる前(ヒョロガリ期)の自己紹介
専門学生時代は毎日がフィジカル勝負っていう考え方で、本来どういう生活を望むかより、何か成し遂げたいという漠然な野望とプライドを持ち、とにかく顔をだすようにしていた。とくに凄いことしてないのに何故か忙しかったよな。
自分のセクシャリティも分からないから、どんなファッションもまずは試してみた。ファッションの専門学校だからファッションショーを企画したり、ガリガリをいいことにモデルをやったりもした。

表現したいことはこの時からそれていないけど、捉え方が広がったんだと思う。今は心&体の健康と、表現の追求を両立している。どんな環境に置かれていても、誰一人無理するのがマストではない。

そんな博愛主義Boiが筋トレを始めたのは2021年aw

もともと多趣味だけどどれも一人遊び、運動に関しては苦手意識が強くて、続かないだろうな,,,とちょっと思ってた。
と思いきや一年続いてるし、いつしか趣味から習慣に変わっている。
運動が嫌いなのは勘違い、勝負事が嫌いなことを思い出した。

筋トレの何が良いって、スポーツじゃないところ。
プレッシャー無いし、音楽にのって重量あげたり、ただ自分と向き合うだけ。
筋トレの魅力をもっと語りたいところだが、そろそろタイトル回収をしていく。

私は身体的には男、恋愛対象は未知数。
男性が筋トレをしてマッチョになりたい理由の多くが”モテたいからというやつ。まあ他にも体力が欲しいとか自信をつけたいとかあるけど、結局モテたいんだろ。
正直そういう動機だけで筋トレが続く人って少ないと思う。

筋トレなんて自分の為でしかない。俺が俺を見てニンマリしたいだけ。
他にもメリットはあるが、結局これに尽きる。
鏡があれば背筋を伸ばして内心ニンマリする。これが筋トレを続ける秘訣。

で、、何が言いたいかっていうと

見た目だけでは相手の性格もセクシャリティもわかるはずがない、自分のことでさえ混乱するのに。ましてや相手を決めつける権利なんて誰も持っていない。
一人称は何個か掛け持ち、人によって変えるし、体系もコロコロ変える。誰かにとやかく言わせない。
何言われても自分の為の表現を続けて、アプデしていくことが必要。何を始めるかは自分次第。
みんなは流動的、セクシャリティがそうであるように。

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