祖父の葬儀の時の不思議な話
これも東三河の神様の土地にある、古民家でのお話です。
めっちゃ短い話です。
祖父が亡くなったのはまだ息子がこの世にいない時なので、既婚者ではありましたが割と身軽に実家に出向いておりました。
11月20日に亡くなった祖父。
寒い時期で、葬儀からずっと実家に帰省していたわたしは夜、母屋の屋敷の南の間にカーペットを敷いてその上に布団を敷いて眠っていました。祖父の葬儀も終わって三日、七日を待つくらいの時期だったと記憶してます。
この、南の間の襖を隔てた西側が仏間で、提灯やら弔いのあれやこれやがおかれていました。祖母は仏間の北側の間で眠っています。この時生前だった母は南の離れに、父は仏間の真上にある二階で眠っていました。
わたしが眠りに落ちる寸前となると、この仏間の襖がスーッと開くのです。
うとうと。ススーッ・・・
・・・起きて四つん這いで襖を閉める。
うとうと・・・スーっ・・・
・・・這って襖を閉める。
うとうとうと・・・・・
パーーーーーーン!!!!
思いっきり襖が開いたのでその音にイラっ!!として(眠さで!)
「もう!!!!!!」
そのまま朝まで開けといた。寝落ちのためそのあと何かあったかどうかは知らん。
今思いましたけど、曽祖母といいうちの人死んでご先祖さまになったらば、襖を開けるんかいな?
オチはないです。。。