完全キャッシュレス生活~9連休前後で財布の中身(現金)が一円も変わっていなかった驚き~
9連休のGWが終わった。
振り返ってみたら、家族と食事に行ったほかに取り上げるようなこともなく終わってしまった。一番大きかったのはnoteを始めたことで、その分ほぼ家にこもる結果になったようだ。
普段、家計簿をマメにつけてはいないけど、振り返りの意味で連休前後のお金の出入りをチェックしてみたところ、驚きの事実が分かった。
財布の中身が1円も動いていない!!
先にも書いた通り、今年は特段の旅行やイベントはなかった。とはいえ食事もしているし、日常の買い物も当然ある。むしろ今月は誕生月でいろんなクーポンが届いていたので、通常月よりも高額の買い物をしたのに、である。
答えは簡単、クレカに○○pay、交通系カードなどを使っていたから、ということなんだけど、それにしても1円も現金を使っていないとは、我ながら驚きだった。
それだけ街中のショップでもキャッシュレス決済が普通になってきたということだろう。個人的には3月末に携帯キャリアのクレカを一枚作ったばかりで、支払の9割以上をそのカードにまとめたこともあるだろう。
何せいろんなカードを使うよりもまとめた方がポイント還元などの恩恵が大きくなるのだから使わない手はない。
最近よく参加している財産形成のセミナーでは、講師が違っても内容は共通していて「長期・分散・積立こそが財産形成のキモ」との説明を受ける。
”ポイ活”は真逆で、できるだけメインカードに集約することこそ大事だそうだ。そりゃそうだ。
キャッシュレスは便利な反面、歯止めが効かないとよく言われる。目に見えて現金が減ってくると焦ってしまい、オンタイムで自制できるけど、カードは翌月の支払明細(あるいは支払後の残高)を見るまで気づかない(または気にしない)。それではやはり遅い。
この点、カード生活では特に気をつけないと、とんでもないことになるから要注意だ。あー、6月の支払金額を見るのが怖い。
街中のお店では決済可能なサービスの案内(ロゴ一覧)をたいていの場合レジ横のパネルで説明されている。これ、何とかならないだろうか。
例えば店のあちこちに貼ってくれる(食事処であれば各席に1枚置いておく)だけで、事前準備ができるからレジでのやりとりがめっちゃスムースに進むのに。レジまで来て一人一人アプリ立ち上げているから無駄な待ち時間ができてしまい結局列ができている始末である。
特に団体客が「別会計でお願いします」とか言ってばらばらに同じアプリ立ち上げてるのは何なのだ。同じアプリ使ってるんだから、一人がまとめて払ってあとでアプリ間で精算するくらいわけないだろうに、と思うのだが。
便利に見えるキャッシュレス決済でも、まだまだ店も客も追いついてない部分が多いということか。そう考えると日本にほんとのキャッシュレス社会が実現するのはまだ先なんだろうな。
2024年上期には、渋沢榮一、津田梅子、北里柴三郎の3氏が肖像に選ばれた新札が発行される予定になっている。新札発行は景気を活性化する手段でもあるし、一過性にしろ現金ブームがやってくるのではないだろうか。
くれぐれもいつの間にか消えてしまった2千円札のようなことになりませんように。