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好きなものを一番なんて決めれない

好きなことと聞かれたらマンガを読むことと答える。

月に何万円もマンガに使ってしまう。前はコミックを買っていたが、今は電子で読んでいる。だから物体としてその量を感じることはないから毎月の明細をみて驚愕する。

マンガが好きと答えると案の定、好きなマンガは何ですか?と聞かれる。 まあ、そうなるのも分かる。
しかし、好きなマンガと聞かれても思いつかない。
いや、ないわけではない。それぞれ好きなのだ。


「リビングの松永さん」のような少女マンガも読むし、「善悪の屑」のようなアングラ系も読む。「薬屋のひとりごと」も好きだし、「ワンピース」や「キングダム」のような王道も読む。その時々によってジャンルは変わる。その日の気分やTPOに合わせて服を選ぶように、その日の感じからマンガを選ぶ。どれも最高の1冊だ。

異種格闘技であって、どのマンガも同じ括りとしてその中で1番など決められない。映画やドラマなども同じだと思うが、なぜか、私はマンガと本が私にとっては特別なようだ。

子どもの頃の私とマンガ

幼いころから本は現実逃避の手段だった。怒られたり現実でツライことがあると本を読み、本の世界に入って気分を塗り替え精神を保っていた。逃げるようにページを開いては集中して読んだ。

私は感受性や共感性が高いようで、本はまさにうってつけだった。本の登場人物は友達とさえ思っていた。ジャンルはなんでもよかった。その世界に入れるならば。子どものころは大人びていたが表現することができず、自分は理解されていない、理解してくれるのはキャラ達だと思っていた。今思えばこじらせていたのかもしれない。

ストーリーものは映画やドラマもあるが、漫画や本だったのは身近だったからだろう。私が小さいころ、母はマーガレットを毎回買うほど漫画が好きだったのでお小遣いから出さずに勝手に読めた。本は図書室にいったら借りられる、そんな状況も整っていた。

今の私とマンガ

はじめに書いた通り今でも漫画を読む。今は嫌なことがなくても日常的に読む。今はなんで読んでいるか振り返ってみた。

専門書を読むよりもストーリーで書いてある知識のほうが入ってくるという点がある。今や書いていないものはないかと思うくらい種類がある。精神科医の話、起業家の話、社交ダンス、ポールダンス、哲学もある。それぞれの専門的な話がストーリーの中に入っていて知らない世界を知れる。


感情思考が好きという点もある。
この地球に78億といる中、みんなそれぞれ違う。生きてきた生い立ちや境遇、思うことも違う。そんな自分と違ういろんな人の生活や思考を知れるのが漫画である。人との関わり合いで生きている日常にも役立っていると思っている。各々の正義の主張が戦争を生む。自分の視点だけでは気づかなかった視点もあり、教育に漫画をいれたいくらいだ。

とにかくマンガが好き

そういう理由で、私は漫画が好きであり、私に知識といろんな考えを教えてくれたものである。そう考えると多様なジャンル、考えを知れるのが喜びだということで好きな漫画を1つに決められないのかもしれない。

好きなものを掘り下げるといいと聞いたので今回マンガを書いてみたが、まあ薄いものになってしまった。またこれからも好きなものについては書いていきたいと思う。




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