モデルさんにも聞いてほしい、逆光を『描く』 そんな話
こんにちわ!
silkandfireことしるく でございます。
先日はnote公式Twitterにこちらの記事を紹介いただき、思いもよらぬ数のアクセスをいただき狂喜乱舞しております。
さて、先日Twitterで少し流行っていたこのタグ、私もやってみました。
こんな感じ。どれ選んでいただくかなと思ってましたが、わりと皆様バラけていただいてありがとうございます!(思惑通り)。
逆光は尊いです。
キラッキラになるんですよ。
空!海!葉っぱ!そしてモデルさんの髪!
ちなみにモデルさんは、髪の毛のいわゆる「アホ毛」がめっちゃ目立ちますので、逆光だったら一度整えていただいた方が良いかもしれません。
で、本題に戻りますとまず、正解はこちら。
左が公開画像で右が元画像です。
分かりにくいですが、右下が正解です!
この日右下の日だけどん曇りでした。
夕陽や逆光レタッチといえば、「あとからブラシで背景描けば〜」的なチュートリアルたくさんでてると思います。が、さらに臨場感を。逆光に照らされた髪の毛の感じはストロボで作っています。夕陽ですからストロボの白い光でなく、夕陽色になるようにフィルターを。モデルさんの後ろからフィルター噛ませたストロボをどーーーんと炊いてます。そこまで現場やっておくとレタッチがとても楽です。
ちなみにこちら、Lightroomのみで作っております。
元画像こちら。
モデルさんの背後からがっつり炊くわけですね。それだけで夕陽に照らされたキラキラした髪の毛が出来上がりです。
あとは円形フィルターで(Lightroomなら)、夕陽を描けば終わり。どんどんどんどん夕陽色の円形フィルターを足していけば終わりです。
↓少し色を整えてしっかり夕陽色に完成です。
ですが、その時の空気感てかなり写真に残ると思っています。なので僕個人としては、こういったチュートリアル的なものよりも何よりも、撮影現場でその後どんな仕上げをイメージするかが何十倍も何万倍も大事だと思っています。レタッチとはその場で写しきれなかったものを後から補正する作業でしかないと思ってますので。気持ちや空気感は…後から補正できないです。
モデルさんも、今撮られている写真がどのようなイメージなのか、どんな仕上げになるのかで表現が全く変わってくると思います。僕は必ず、どういう写真になるのか、イメージを現場でモデルさんに伝えています。
この日はどん曇りでしたので、夕陽に照らされてこっちから太陽が来てるイメージで、と天候から話した記憶があります。
そう、撮り手と撮られ手が同じものをイメージして撮影した写真は、仕上がりも違うと思うんです。タイトルの逆光を「描く」は、まず心に「描いて(えがいて)」ほしいと思っています。
モデル協力 めふ氏
#写真 #Adobe #Lightroom #モデル #日記
今回の夕陽レタッチのLightroomプリセットを公開してみました。有料ですが気になる方はダウンロードできます。
プリセットのインストール方法、Adobe公式ヘルプを貼っておきますが、不明な方は「Lightroom プリセット 追加 」等のキーワードでネットで探してくださいませ。たくさん出てきます。
Lightroom cc → https://helpx.adobe.com/jp/lightroom-cc/kb/faq-install-presets-profiles.html
次の有料エリアにプリセットのダウンロードリンクがあります。
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