godox H200R ロケで使ってみました
皆さまこんにちわ!
silkandfireことしるくでございます。
早速ではありますが、先日いつの間にか発売されていたgodox AD200の新アクセサリー、H200Rでロケ行ってきました。
1,兎にも角にもAD200とは
AD200についてよくわからない方は、平たく言うとクリップオンの形をした200W出力のバッテリーモノブロックです。これ一本でだいたいクリップオンの3倍弱の出力がありますので、僕は主に昼間の撮影で愛用しております。
詳しくは日本正規代理店であるKPIさんのページをご確認下さいませ↓
ちなみにAmazonさんの並行品だと価格はこんな感じ。
2,それではH200Rについて
godox AD200に取り付ける新型ヘッドです。恐らくは(というか大多数の皆さまがそう認識されている)某Pr◯foto社のA1対抗なのだと思いますが、「軽くて丈夫で均一な柔らかい照明効果」を得られるラウンドフラッシュヘッドです。(原文直訳)こちらも詳しくはgodoxHPをどうぞ↓
それで、発売と同時に早速入手いたしました。
AD200に装着した状態です。わりとしっかりしたキャリングケース(右)も付いてきて、持ち歩きには助かりそうです。
取り付けはこんな感じ。通常のヘッド交換と何も変わらず簡単です。ロケ現場でもすぐできますね!
3,屋内テストをしてみる
AD200にもともと付いているスピードライトヘッドとの比較です。左がスピードライトヘッド、右がH200R。思った以上に全然違います。
スピードライトヘッドが光が不均一で周辺も暗くなってしまうのに対し、H200Rを使用したものは光がほぼ均一で柔らかいです。
※H200Rを使用するとスピードライトヘッドに比べて光が拡散する分少し暗くなります。なので、この比較写真のH200Rはスピードライトヘッドに比べて0.7段ほど出力を上げて撮影しました。
4,早速ロケで使用してみる
これはこれはと期待(大)を込めて早速ロケに行ってまいりました。
海!晴天!明暗差が大きくAD200の200Wパワーを存分に発揮できます。
本体がぼろぼろとかブラケットが汚いとか言わないでくださいね。大事に大事に使い込んでることの証?です。
早速。H200R直当て。写真は全て撮って出しです。
うぉぉぉぉぉぉおおおおおお!
ヤバイ!(目もヤバイ!)
ふぉぉぉぉぉぉおおおおおお!
全部テストカットの撮って出しなのでいろいろと細かいところはご容赦をですが、H200R、なかなか良いです。下手なソフトボックスとかいらない感じでした。結局この撮影では全部直当てで。ソフトボックスもえんやこら担いで持っていったのですが、全く使いませんでした、というか必要性を感じなかった。
5,H200Rまとめ
もちろんモデルさんの全身を照らすまでは拡散しないですし、それなりに影は出ます。が、僕は元々パーツパーツでライティングするので問題ないですし、影が出るほうが好きなので、光の指向性がはっきりわかるけど光の質は良いH200R、たぶんヘビーユースすると思います。
あと、アシスタントさんのいないロケは、ボックスとか傘とか付けると風でスタンド倒れそうになること多いですよね。なのでスタンドにウエイトつけたりどんどん重装備になっていきますが、H200R一つならある程度の風でもだいぶ安心でした(安全のためウエイトは推奨します)。
1点気になるというか仕方ないのは、スピードライトヘッドに比べ体感で1段ほど光量が落ちます。真昼の海など光量が必要なところだとちょっと厳しいかも。AD200使いの方はスピードライトヘッドと両方持っていったほうが吉だと思います。あと、H200Rとソフトボックスの二段使いはやってみましたが、光量が落ちるだけでなんの意味もなかったです。ソフトボックスを使う場合は素直に標準で付いてるバルブヘッド使いましょうね。
最後にホントホント念の為ですが、同じ露出でストロボがないとどうなるかはこちら。作例一番上と比べてみて下さい。H200Rに限った話ではないですが、こんな印象が違います。
H200RのAmazonへのリンクを貼っておきますね。
ちなみにH200Rとの組み合わせアクセサリーでAK-R1はめっちゃ良いです。
ストロボや撮影技法に興味ある方は他にもnote記事かいてるのでぜひ読んでいただけると泣いて喜びます。
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めふ氏(model)
silkandfire(筆者)