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散歩が与えてくれるもの。
子どものころから寄り道とかいつもと違う道が好きで。
通学路も気分によって決めたりしていて、私は多分散歩が好きな人間なんだと思う。
ただ、社会人になってからオフィスは駅チカで、「寄り道」という余白が丸っきりなくなってしまった。
散歩がありとあらゆることにいいと聞きつつも、駅からたった5分程度でオフィスに到着してしまい、しばらく「散歩」というものから遠ざかってしまっていた。
朝、散歩をしたいけれど、そのためにもう1時間程度早起きするのは億劫だな。と考えていたところに、在宅ワークという新しい働き方ができるようになった。
ざっくりと出社1時間前に家を出ていた私とって、毎朝1時間の空きができたのだ。
初めのころは、正直ぎりぎりまでベッドでのんびりしたりもしたが、
往復約2時間の物理的削減と、ストレスの軽減はみるみる私の生活を変え、家を出る1時間前に起きるのがやっとだった私は
あっという間にその1時間前には起きられるようになった。
通勤時間がなくなたことを考えると、始業まで3時間も時間ができることになる。
初めの内はやはり外出に抵抗があったものの、「適度な運動はしたほうが良い」という情報に背中を押され、天気がいい日は午前中に30分から1時間散歩をするようになった。
散歩をしてもしても尚、時間的余裕のある生活に私のQOLはうなぎのぼりである。
近所の公園や、一駅往復してみたり、いくつかのコースを決めて時間の余裕によってコースをアレンジしたり、通り道のカフェで飲み物を買ったり楽しみも増えた。
散歩の時間にはオーディオでラジオや読書などの情報を仕入れることで、より一層時間を有意義に使っている感じがする。
あれほど通勤時間にやっていたゲームもマンガもほとんど読まなくなった。
朝は脳のゴールデンタイムともいわれている様で、仕事に関係のある本を読むとより一層仕事に対するモチベーションも上がり、能動的な仕事に替わりつつある。
朝の散歩をすることで、新たな楽しみが増え、仕事に対するモチベーションも上がり、
遂にはアカウントを作成したものの放置をしていたnoteにまで着手している。
この小さな変化が、
振り返ると大きな変化になっているのかもしれない。(希望的観測)