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齋藤飛鳥と乃木坂46の11年間
先にはっきり言っておきますが
自分はニワカ乃木坂ファンです
もちろん年齢的に結成時から乃木坂のことは知ってましたが生駒ちゃんがずっとセンターをやってる時から人気のメンバーの名前は全員言えるぐらいの興味でした。
でも多分、その頃は齋藤飛鳥って名前は知らなかったはず。
生駒ちゃん、まいやんぐらい?
齋藤飛鳥という人を知ったのは多分ここ5年ぐらいかと思います。顔、ちっせーなって。それぐらいのニワカファンが書く齋藤飛鳥についてなので、間違ってることもあると思いますし内容も薄いと思いますがお許しください
乃木坂が本格的に気になり始めたのはここ1年ぐらいで、なんで急に気になりだしたのか覚えてないですが、多分乃木坂工事中をテレビで見始めて、その中の企画のひとつのバレンタイン大作戦が面白かったことだったような。だとすると1年ちょっとぐらいですね、毎日情報を追うようになったのは
そこからYouTubeに落ちている乃木坂の動画を全部見て、早川聖来という推しもつくり11thのバスラも配信で見るぐらいの浅いファンには成長しました
で、そんな浅いファンですが今日はどうして齋藤飛鳥について書きたくて・・・ここ1年、毎日乃木坂を見てきたからこそ今の乃木坂と齋藤飛鳥の関係性はよくわかるつもりだし、この11年間で齋藤飛鳥が乃木坂に何を遺したのかを今日5月18日、齋藤飛鳥卒業コンサート2日目になんとか書いておきたいなと思った次第なので優しい目で見てやってください
細かい説明をしても有識者にはわかる話だし、わからない人にはそこまで細かく書いても伝わらないと思うのでざっとまとめますけど・・・
齋藤飛鳥ほど、乃木坂の希望だった人はいないな、と
過去にも西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花のような初期メンバーでセンター経験者で大きい会場で卒コンをやらせてもらえるような乃木坂の顔だった人はいましたがその誰もが基本的には乃木坂人生順調で(内部では色々あったかもしれないけど)、いくちゃんが一度休業で選抜入りから外れたことがある以外は3人全て選抜入りというエリートコースを歩んで、大エースとして卒業していったけど、御存知の通り飛鳥はそうじゃない。
デビュー曲の選抜後、2作連続でアンダー入り。
制服のマネキンで選抜に戻るもまたその後2作アンダーへ
バレッタでは2期の堀がセンターをつとめる中、選抜に戻るもその後は3作連続でアンダーへ。
中学生で活動時間や期間に限りがあったとはいえ2期がばりばりに選抜入りをしている頃ですら飛鳥はアンダーと選抜をウロチョロ。
別にこれはアンダーに入ることが悪いと言っているわけではないので、アンダーに推しがいる方には勘違いしてほしくないんだけど、そんな叩き上げだからこそ飛鳥が乃木坂にもたらす希望感はハンパないと思っていて。
今はアンダーの子だって、アンダーと選抜をいったりきたりしてる子だって、選抜入りしているけど福神入りできない子だって、福神には入るけどセンターをやったことがない子だって、みんな飛鳥を見れば夢を持てる。
アンダーで7作過ごした人が卒業シングルでセンターを張れるところまで育つなんて誰があの時思ったか
そんな齋藤飛鳥ってすごく大きな存在だなと。
そんな大きな存在がこの11年間、メンバーのすぐ近くにいたことは今のメンバーにとってめちゃくちゃ貴重な財産になっただろうし、飛鳥のように頑張れば私にだって夢も希望もあるんだって思えてたメンバーはたくさんいただろうから。
こんなシンデレラストーリー、作ろうと思っても作れない。
選抜入りできなかった子が、今や大エースになり今後誰も成し遂げられないかもしれない東京ドーム平日2daysを満席にして卒業する、なんて。
もちろん、まいやんでも出来たとは思うけど実は要因は色々あるが、まいやんが卒業した頃に比べてCDの売上は落ちていてこのグループは決して上り坂というわけではない。そんな状況にも関わらずグループ最大の、そして過去にも例を見ないこの大規模な卒業コンサートを出来てしまうのはひとえに齋藤飛鳥というアイドルがどれだ乃木坂に貢献してきて、どれだけファンに愛されたかの証拠だろう。そんなスーパーアイドルにアンダーの時代があった・・・なんてこんな夢のある話はシンデレラですらびっくりなはず。
そんな前代未聞のスーパーアイドルの卒コン1日目は齋藤飛鳥のアンダーの頃の曲や昔のユニット曲からセンターになるまでの曲が並んでいて、まるでドキュメンタリー映画を見ているような気分になりました。
特に、盛り上がる曲を一通りやったあと【私、起きる。】から【扇風機】を経て【Another Ghost】を一人で演じ【路面電車の街】【他の星から】と繋いで【全部 夢のまま】までぶっ通しでやりきったところが秀逸で。
【路面電車の街】ではかっきーと美月、【他の星から】ではさくちゃんと次世代のエースにきちんとバトンと想いを届けていたところはもう涙なくして見ていられませんでした。
そんな13歳から24歳までの人間にとって一番大事な期間を全て乃木坂に捧げた人が今日、その全てを脱ぎ去ろうとしています。1日目は明るく楽しく過ぎたドキュメンタリー映画だったけど、果たして2日目はどうなるのか。
別に無理にお涙頂戴な内容にする必要性はないけど、飛鳥が自然と乃木坂に入って本当に良かったって思えるような、ここまで辛いことはたくさんあっただろうけど、それも全て楽しかったなって思ってもらえるような、そんな素敵な時間に、卒業コンサートに、想い出になればいいなと思います。
誰でも齋藤飛鳥になれるわけじゃないけど、齋藤飛鳥のように努力をすれば報われるってことを教えてくれてありがとう。その姿が、姿勢が次の世代に繋がっていきますように
通り過ぎる窓の景色は
あの頃と変わったけど
そう僕たちがいつも待ち合わせた
懐かしい思い出はここだ
そう僕のふるさとはここだ
齋藤飛鳥の故郷、乃木坂46が
まだまだこの先何年も続きますように