冠婚葬祭のお仕事 ①葬祭の流れ
前職の冠婚葬祭の営業マンについて書こうと思います。(主に葬祭のほうです)
①葬祭の流れ
②勤務時間や業務内容
③給料体系
④レアケース その1
⑤レアケース その2
どんなふうに書いていこうかと思いましたが、上記の①〜⑤に分けていきます。
では、まずは①葬祭の流れ
どの家庭でもいつの日か家族の誰かが亡くなって、葬儀をすることになります(今は葬儀をせずに直送と言って直接火葬場へ行くケースも有り)
一般的に多いのは、入院中の高齢者が亡くなって、葬儀会社へ遺族が葬儀の依頼をしてくるパターンです。
事務所で「死亡連絡」を受けたら、寝台車の用意をして病院へ故人様をお迎えにいきます。
搬送先は、自宅か葬儀ホールがほとんどで、直接火葬場へ搬送することもあります。
故人様にドライアイスの処置をして、遺族がどんな葬儀を希望しているのかを予算面を含めて見積書を作成します。
どんな祭壇を使用するか、棺(ひつぎ)や骨壷やお供えのお花をどうするか、家族葬なのか一般葬なのか。家族や親族はどれくらいの人数になりそうなのか。食事はどうするか。数えきれないくらいの項目を短時間で決めていく必要があります。
一番多いのは仏式での葬儀で、他にも神式やキリスト教、ほとんど聞くことのない新興宗教や、最近では無宗教といった様々な方式で進めていきます。
お通夜を終えたら、次の日に葬儀・告別式、火葬場で火葬して、お骨を持って帰ってきて繰り上げ初七日法要、最後に親戚一同でお食事というのがよくある流れです。
葬儀の営業マンは、最初の故人様のお迎えからご自宅での中陰壇の設置まであらゆることを説明して準備していきます。
これだけのことを遺族が悲しみの中、丁寧に説明してミスのないように進めていくんですが、お客様によって様々なニーズがあるので、膨大な知識を持ち合わせてないと対応できません。
『①葬祭の流れ』としては、大まかにはこんなところです。
次回は、『②勤務時間や業務内容』です。
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