プロ雑用がMOVEDで、いま仕掛けている3つの大事なこと・その1
プロ雑用です!
涼しくなりましたねぇ、ようやく涼しくなりましたねぇ。
もう暑さはお腹いっぱいです!笑
今日はタイトルの通り、現在わたしがMOVEDの中で仕掛けている(企んでいる?)ことについて解説していきたいと思います。
いま仕掛けている3つのとりくみ
現在、わたしが仕掛けていることは主にMOVEDというチームの力をより強くするための取り組みです。それは以下の3つです。
VMVのアップデート
評価制度の整備
組織基盤の再構築
ひとつひとつ解説していきます。
1.VMVのアップデート
知らない方もいるかも知れませんので、書いておくと、VMVとは、ビジョン(VISION)、ミッション(MISSION)、バリュー(VALUE)のこと。これらのそれぞれの定義は多様な解釈があり、組織によって異なりますが、弊社MOVEDでは以下のように定義しています。
VISION…
会社を船に例えたとき、ビジョンとは「どこを目指しているのか?」。ワンピースで言うところの「俺は海賊王になる!」です。
MISSION…
VISIONを上記のように定めたとき、ミッションは、そこを目指すための道標や羅針盤と定義しています。船が向かう先を示すものです。
VALUE…
VISIONとMISSIONの実現のために、メンバーが日々の活動で意識する行動指針や価値基準と定めています。これに則った活動をする人はMOVEDらしいと言え、それはつまり組織文化(カルチャー)の土台となるのです。
MOVEDのVMV
弊社MOVEDのVMVは、昨年に言語化を一旦完了しています。
もともと代表の渋谷が掲げていた「すべての人が自己実現できる世界」というキーワード(もともとはミッションの位置づけでした)、それとネイチャーアクアリウムのビジュアルの2つがMOVEDのカルチャーを体現するものとして掲げられていましたが、なぜそれなのか?については議論されていませんでした。よくよく聞けば、なるほど、とは思うのもの、その説明は長く、簡単に説明できるものではありませんでした。
その中で有志をあつめてディスカッションを重ねた結果、「きっかけ」というキーワードが見つかり、この言葉をベースに置いて、MISSIONとVISIONの再整理を実施。その結果として、以下のような図でビジョンを整理しました。
そしてMISSIONを新たに「今日も、だれかの #きっかけ になる」としました。これは #きっかけ をコアとしてパーパスと対になっています。ここらへんの詳しい経緯は、弊社ポッドキャスト・むーラヂで詳しく解説していますので、興味のある方はそちらをご参照ください。
そして、ビジョンとミッションの次に制定したのがバリュー(行動指針、価値基準)・STELLA/ステラです。
こちらも、むーラヂで解説していますので、詳しく知りたい方はどうぞ。
これらVMVを揃えた後、組織の体制を新たに構築・整備しました。VMVと体制を整備した後(昨年の夏)に、新たなメンバー募集を開始。VMVを設定したことでMOVEDの活動に共感してくれるメンバーを集めることができました。※公の募集は現在一旦停止中。
STELLAを深く理解するために
しかし、VMVというものは、一度設定したら終わりではありません。目指すべき最終的な到達地点、いわゆる抽象度の最も高いコアがブレてはいけませんが、日々、状況/市況/環境は変わっていくのですから、表現方法や手段は常にチューニング、アップデートしていく必要があります。
これを、つい先月から手を付け始めました。といっても私だけがやっているのではなく、メンバーのみなさんとも対話を重ねながら実施しています。
まずは、日々の面談(弊社ではセッションと呼んでいます)の中でよく出ていたSTELLAについてチューンナップしています。STELLAそれぞれについて、より具体的なことを知りたい、自分の行動がどうであればSTELLAにふさわしいのかを判断する基準がほしいという声を受けて、5つのSTELLAを、それぞれ「ふさわしくない行動→Don't」「推奨される行動→Do」「過剰な行動→overDo」の3つで言語化を試みています。
たとえば、主体的ではない行動とは?(Don't)、あるいは主体的が行き過ぎている行動とは何か?(overDo)を考え、その間にある推奨される行動(Do)は何かをブレスト、ディスカッションしています。
最終的にどれくらいの数にまとめるかは、まだ決まっていませんが、それぞれのSTELLAについてメンバー同士で意見を交わすことそのものが、STELLAへの理解を深めると考えています。
ビジョンとミッションを自分事化するために必要なこと
ビジョンとミッションについても、まだメンバーの隅々まで浸透しているとは言えません。そのため、浸透するためにはどうすべきか、あるいは表現をより尖らすためにはどうするかも、絶賛思案/相談中です。
ビジョンとミッション、STELLA(バリュー)は、日常的にメンバーが意識することもそうですが、内部だけではなく、外(顧客など)との会話の中にも「当たり前に出てくる」「自然と口にでる」ようになって初めて浸透したと言えます。逆に、そうでないものはお題目に過ぎません。
MOVEDのVMVも、いまだ実を伴わない飾りなのです。
自分事化=自分の言葉に想いを乗せて語れるということですから、飾りでしかないということは、MOVEDのビジョンとミッションは多くのメンバーにとって、未だ他人事なのです。一筋縄ではいかないことですが、これをしなくては強いチームにはならないと考えています。
ということで、まだ1つ目ですが、今日はここまで。
次回は2つ目の「評価制度の整備」を解説していきたいと思います。
それじゃ、また👋
※続編は以下の二本。