「花は野にあるように」―山村御流いけばな展


9月に、いけばな「山村御流」の華展が東京・新宿高島屋で開かれます。

自分が習っている流派ではないのですが、楚々としたシンプルな生け方が好きで、春・夏に開かれる華展にはここ数回足をはこんでいます。

「花は野にあるように」
展覧会の案内状にはいつも、利休の残したこの言葉が添えられています。

お教室は数少ないですし、公式サイトもなく、関東では一般にはあまり知られていない流派のように思うのですけれど、華展会場は毎回にぎわっています。「固定ファンが多い」という感じでしょうか。

山村御流は、奈良・円照寺という皇室にゆかりのある尼寺が本部となっていて、お寺の門跡の方が代々、家元をつとめてこられました。

華展会場では写真撮影は禁じられているのですが、会場出口付近で、ポストカードが多種類販売されています。
またポストカードのほかに、野の花のポケット図鑑とか、この流派に合う感じのさりげない一輪挿しなどの花器類も販売されているので、そうしたお買い物も楽しみのひとつです。

東京では毎年、春は日本橋高島屋、秋は新宿高島屋で華展が開かれています。
それ以外では、時期はわかりませんが、横浜高島屋、玉川高島屋でも開かれているようです。

会期:平成26年9月11日(木)→16日(火)
会場:新宿高島屋11階催会場(入場無料)






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