【Mリーグ】多井の不調が悲しい

セミファイナルが終わり、アベマズは負けた。
多井もさしたる活躍もなく終わった。
もっとも、プラマイ0付近(イメージ)であり、これで振るわないと言われるのはイチローが1安打で不調、羽生が一冠で衰えと言われるようなものであり、ハギーや瀬戸熊はどうなる、ということにはなる。

しかし、私の見てきた多井はとにかく結果を残す、難しい選択をことごとく正解していくというイメージがあった。
それが去年辺りからリーチで競り負けたり、裏目を引くことが目立つように思う。
それを捕らえろというのは土台暴論なのだが、なにせ多井はスーパーウルトラサンボマンボマーシャルアーツ(マザー2のストロング署長の必殺技)レベルのスーパースターなので、そうした人外のプレイを期待してしまう。
そしてしばしば本当にやってのける。

レギュラー序盤に瀬戸熊の爆速リーチを掻い潜って決めたクイタンマンガンはこれじゃよこれ!という一撃だった。
多井のファンは広島菊池のファンと同じでああいう狂ったスーパープレイでないと満足しないのだ!

通算ポイントも伊達に負けちゃったし、本人も伊達には勝てねえと言ってるが、誰より目立ちたい男が隠遁するとも思えない。
多井といえば勝負強さなので、まためくり合いでぶちのめし、ワザで出し抜く姿が見たい。

ついでに言えば、伊達はMで既に堀多井クラスの恐怖を植え付ける位置に立っていると感じる。
組み合わせを見て伊達が出てくると、うわ、来るのかよ終わったなこりゃ、とこっちまで思わせられる。

その根幹がどこにあるかはわからないが、異様な迫力と何をしても止められないアガリラッシュとビタビタの守りが混在している感がある。

逸れてしまったが今季もレギュラーは超えたし、松本は育ったし来シーズンは始めから多井多井でレギュラーで3000くらいかってMを白け倒してほしいものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?