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ゲームでイージーモードは選ばない

今日は乗馬の日です。


1,2鞍目 フゴフゴ君

最初の2鞍は、暑さが苦手な芦毛君です。1鞍目はあまり暑くなかったのでフゴフゴしていませんでした。フゴフゴしていないのを初めて見ました。

暑さが苦手な理由は汗をかきづらいからなので、暑くてフゴフゴ呼吸をするのはちょっと可哀想です。その代わり、撫でてもサラッとしていて撫で心地がよい馬です。普通に汗をかく馬だと、首をなでなですると手に毛がけっこうつきますが、この子は全然つきません。

よく首を低くしているので、手綱が長くなります。しかしナリタブライアン産駒ではありません(たぶん)。

レッスンでは、常歩はしてくれるけど速歩は私の指示ではしてくれずに終わりました。いつものこと_( _´ω`)_ペショ

 

3鞍目 膝当ての使い方

3鞍目はyoutuber義が乗っていた馬です。

レッスンで、常歩中に馬上で立ってみるという場面があります。私は立てはするんですけど、立ってるうちにバランスが崩れて座ってしまいます。今日もそうなっていたんですが、スタッフさんに、
「もっと身体を前に、膝当てを使う感じで」
とアドバイスされ、膝当てに乗っかかる感じに立ったら
「そうそう」
と言われて、これでよいのか!とちょっと衝撃でした。

この立ち方がOKならバランスを崩さず永遠に立てますが、上のクラスになると鞍の膝当てがなくなると聞き、やっぱそうだよなと思いました。
 

サイレンスキャットはノーマルモード以上

ゲームで、EASY、NORMAL、HARDの3つのモードから難易度を選べることがありますよね。
このとき、まずはEASYで操作やシステムに慣れる人もいれば、最初から一定の難しさを望んでNORMAL(またはHARD)を選択する人もいます。
私は後者です。ヌルゲーなんぞはいりません。

そんな性格なので、乗馬においてもサドル(鞍についてる、掴まることのできる紐みたいなもの)にはスタッフさんが持つよう指示をした時以外に掴まったことはなく、膝当てに頼るという考えも全く浮かびませんでした。
 

我流は成長が鈍る

一方で、我を通して勝手なことばかりすると成長が鈍化することも知っています。

サドルについては、「上手だと見られたい」などという理由ではなく、乗馬体験時から恐怖感が特になかったという理由で使っていませんでした。

私はチャリラー(自転車使い)で、自転車に乗る技術は高いです。人間や車がいなければ手放し運転で1度もハンドルに触れることなく最寄りの駅(15分くらいの場所)まで行けるくらいです。そのバランス感覚もプラスになっていそうです。

よって、これからもサドルは必要な状況にならない限り使わないでしょう。

でも今回の膝当てについては、使わないで常歩中に立つ試みを続けるよりも、これでよいと言われた形で立つ感覚を養った方がよさそうです。

必要ならば部分的にEASYを選択できるようになったあたり、子どもの頃より成長したのだなあとしみじみしました。

 

4鞍目 鐙の長さ重要

4鞍目は前回の4鞍目と同じ、噛もうとする可愛い馬です。
前回は合図で必ず速歩になってくれたので、今日も楽しみでした。

が、今日は前回と同じ合図をしても常歩のままでした。なぜだろうと不思議に感じて考えた結果、鐙の長さの差じゃないかと思いました。

今日は鐙の長さを自分で調節せずに騎乗し、特に問題もないかなとそのまま乗っていたのですが、実際は鐙が長かったようでした。
だから、前回と同じ方法で合図をしても、踵が馬にウマく当たらなかったのです。笑

そして、なんとかして速歩をしてもらおうと合図の試行錯誤をすると視線が下がり、姿勢チェッカーのこの馬が止まるという洗礼を受けました。

 

やれるうちにやれる幸福

レッスン後はいつもかなり疲れます。
大体の人は1日2鞍くらいの中、4鞍乗っているのが最大の要因でしょう。毎回シャツが雑巾のようになります。

4鞍目は一緒によくお話しをするおばさん(定年退職したご婦人)と一緒になることが多く、今日もそうでした。一緒にミーティングをしました。

おばさんは、体力があったら私ももっと乗りたいと言っていました。
そのような言葉を聞くと、やれるうちにやれている自分は幸せなんだなと思います。

私も、もっと若かりし頃なら肉体的にできることがさらにあったことでしょう。ただ、若かりし頃だったらもっと技術面で見栄を張ったりして、乗馬の楽しさを減らしていた気もします。

やれている「今」がベストだと考えて、「今」を存分に楽しみたいですね!

「投げ銭」はストレート、「サポート」だとオブラート。 物は言いよう。もらえたら喜びます。