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#3 いつも馬は尊い
今日も朝から乗馬クラブに行き、2鞍乗ってきました。今日乗った馬は初の芦毛でした。現役時代は伴啓太が乗っていました。
伴は最近はめっきり騎乗が減ってしまいましたが、そうなる前は、昔で例えると生野賢一的な立ち位置の騎手だと私は思っていました。今年は障害にもチャレンジし、障害初勝利では大穴をあけたので、新たなフィールドでまた乗鞍を増やせるとよいです。
馬は毎回かわゆい
今日は2鞍連続のため、乗るのは芦毛ちゃん1頭です。引き馬の前は全馬の準備が完了するまで待機時間があるので、馬をなでなでしていました。手袋をしながらなでなでするのはもったいないので、つい手袋を外してしまう!
馬はなでると、喜んでいるかはわからないものの、少なくとも嫌がってはいないことが伝わります。そして鼻はホクホクしていて最高です。言葉が意味するニュアンスは違えど、焼き芋に負けないくらいホクホクしています。私は、馬の鼻がこの世で最も手触りのよいものだと確信しています。
手順は毎回わからない
一方、無口頭絡のつけ方や諸々の手順はまだ全然身に付きません。鐙の長さ調節や腹帯の締め直しも、後々自分でやるんだろうなあと思ってやり方を見てはいますが、喫緊の課題ではないという甘えによって頭には残りません。
入会時にもらったテキストによると、馬は理解力は低いがきわめて記憶力はよく、一度覚えたことはなかなか忘れないとのことです。
私も理解力が低いところは馬に近いので、この調子で記憶力に期待したいものです。
発進にシビアな馬
今日の芦毛ちゃんは、これまで乗った馬のように自分からホイホイ進むタイプではありませんでした。圧迫したり踵で打ったりしても、ドーンと立ち止まっていました。
しょっちゅう合図をしていたせいで、ボロをするために立ち止まっている時にも気づかず踵で打ってしまい、「ごめんねー」と言うことがありました。
このような馬でも上級者ならスッと発進させるはずなので、どうすれば発進の指示が伝わるのか色々と試行錯誤をしました。しかし結局何もわからずに終わり、膝より下が疲れました。笑
あまり動いてくれないからか、スタッフさんの1人が私の馬につきっきりになってくれたので、疑問に思ったことをけっこう質問出来てよかったです。
そして暑い
1鞍目と2鞍目の間は一旦馬を戻して、休憩時間がありました。クラブハウスに戻れば涼しいのですが、私は馬を触っていたいので馬といました。
馬も絶対に暑いはずで、しかもポレール(65㎏を背負って重賞で連対をした障害馬)よりも酷量を背負っており、エラすぎです。私は寒さに強く暑さに弱いのですが、馬が頑張っているのだから自分だけ音を上げるわけにはいきません。
などと見栄を張ったせいで、2鞍目の後半は若干フラフラな気持ちになりました。乗馬はヘルメットによる熱がダメージを増しています。
レッスン後はシャツが汗で雑巾のようになっていました。桜木花道のように絞れてしまいそうです。運動した感は十分です。
ちなみに、前回も今日乗る前も、暑さによる不調でレッスンを途中で切り上げた年配の方を目にしました。やはり暑いよなあと思う一方で、自分の判断でちゃんと切り上げられるところがすごいなあと敬服しました。私だったらおそらく、切り上げたらもったいないと考えて根性で乗り切る方を選択してしまいます。
今日の総括
今日はあまり発進の指示が伝わらない馬に乗れてよかったです。上手く伝えられるようになりたいです。
油断するとすぐ馬を見てしまいますが、前回よりは前を見られるようになりました。騎乗は何となく前回よりも収まりが悪かった感じがしました。もっとバランスを取れるようになりたいです。
あと、手綱を長くして持ってしまいがちなので気をつけたいです。
「馬が突然下を向いた時でもフッと抜きたい」
みたいな思いがあるせいで、バンブーメモリー武豊になりたくなります。
来週も、馬と戯れつつ、今日より上手に乗りたいです!(^^)!
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