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#23 突然降りてきた手前合わせ

今週は月曜日の天気が悪かったので乗馬キャンセルし、木曜日のいつものレッスンが空いていたので予約し直しました、よって今日が乗馬Dayでした。
雨なら雨の馬の姿を楽しめばよいとは思うものの、それを味わう前にまずは良馬場で乗れるようになるべしという気がするので。

1,2鞍目 軽打のかしこ君

前で受付をしていた人たちが
口かごアタッカーです」
ファルコです」
と立て続けに言われており、当たり率が高い状態が出来上がりました!笑

これはサラ子あたりカモーンと受付をしたら
かしこ君です」
と、まさかの新キャラ。現役時は地方で2勝をあげた馬です。

そのかしこ君、おうちが洗い場のすぐそばにありました。鼻を触らせてくれたので、悪くない馬であることは確定しました。笑
しかし、洗い場にこの馬の定位置スペースが設けてあったので、気難しかったりするのかしらと思いました。スタッフさんに特徴を聞いたところ、前の馬に近づきすぎると噛もうとするとのこと。
なりぶー系ですな。

のんびりな馬で、レッスンでは先頭を任されました。後ろからは自動操縦がプレッシャーをかけてきます。
シャキシャキ動かしたいけど圧迫が好きじゃない馬らしいので、随伴(してるつもり)と軽打で頑張りました。

速歩のかけ声があってもなかなか速歩にならずでしたが、1度速歩になれば続けてくれました。
速歩中首が低くなってしまうので首を上げるよう指導員さんに言われました(首が低いと躓きやすくなります)が、引っ張り上げるとブレーキになってしまいそうで、すべきムーブがわからず地蔵気味でした。
軽速歩の手前合わせはまだ見て考えないとわかりません。そして自動操縦は永遠にくっついてきました。

かしこ君に乗ってみて、圧迫で動いてくれる馬(軽速歩君サラ子)が私にとって乗りやすい馬なのだなと感じました。
でもかしこ君はシャキシャキ歩かせられなかっただけで、難しいところは全然ありませんでした。キック派の優しい人とウマが合いそうです。

3鞍目 芦毛がイケイケのクラス

次も知らない馬でした。HPにすらいません。後で調べたら、現役時未出走の馬でした。2020年生まれと若い。

洗い場で見た感想は
「白い!可愛い!」
でした。芦毛なのにアルスブランカのように白い!可愛いのに牝馬じゃない!これはしろにいというあだ名がちょうどいい!

しろにいも鼻を触らせてくれます。いい奴です。

レッスンでは最初の待機時間に寝そうになっていました。そして勝手に進む系でした。自動操縦をちょっと抑えやすくした代わりに躓きやすくしたような存在です。
最初のクラスは可愛い芦毛というのんびり屋がいましたけど、このクラスの芦毛はどれもよく進みます。

速歩もお手の物です。手前が合ってるか確認するために馬の脚を見ても(下を向いても)速歩を続けてくれます。相変わらず、馬の右前脚を見て確認しないと手前が合っているかわかりません。
よく躓くと聞いていましたが、今日はそれほどではありませんでした。

4鞍目 手前合わせの天啓

ラストは逃げ馬。乗るのは2回目です。いつも通り、先に指導員さんが乗って慣らします。

逃げ馬はよく指示が通る印象がありました。でも今日は、
「速歩はじめー」
って時にいきなり止まることが何度もありました。
「今まで普通に歩いていたのに急にどうした?」
と毎回思っていましたが、もしかしたら私が
「さあ、速歩をさせるぞー」
と邪悪な考えを持つ瞬間を感じ取っているのかもしれません。さすが、某三冠馬に先着した馬だけのことはあります。

そんな感じでも、止まって再度動き出してからはちゃんと速歩をしてくれました。そして、逃げ馬で軽速歩をしている時に天啓が!

「手前合わせ」を調べてみると、馬の肩が出た時がうんたらかんたらと書いてあることが多いです。
しかし私は馬の肩が出たとか出ないとかが全然わからなかったので、正しいと思うタイミングで立ってみてから馬の右前脚を確認し、合っていなかったら合わせなおすという感じに手前合わせをしていました。
それを繰り返しながら、手前が合う時と合わない時の違いを感覚として覚えてしまおう(そうなれば見なくて済む)というわけです。

今日も1鞍目からずっと、軽速歩をやってから馬の脚を見て合わせていたのですが、逃げ馬に乗ってる時にいきなり
「脚を見なくても馬を見ていれば右前脚が地面につく時がわかるじゃん!」
と気づきました。右前脚が地面につき、上げると同時に自分も立てば手前が合います。

この気づきがあってから、手前が必ず合うようになりました。
結局のところは、馬の肩がうんたらかんたらという教えとやってることは同じなんですけど、右前脚に注目していた私にとっては
「馬の肩で、馬の右前脚が地面につく時を理解する」
が最も琴線に触れる表現なのでしょう。

クラブハウスに戻る時、かしこ君が隣の馬房を上からのぞき込んで、隣の馬に怒られていました。可愛かったので鼻タッチしてから戻りました。

そろそろ拍車を買わねば・・・

やはりOP2勝し某三冠馬に先着した逃げ馬は伊達ではありませんでした。次回別の馬でも手前合わせを再現できるよう頑張ります。

あと、そろそろ拍車を手に入れなければならない雰囲気です。
競馬で勝ったら買おうと思いつつ、馬券の調子が微妙な年末以降は
「競馬しなけりゃ拍車買えたやん」
というお約束になっているので、競馬で勝つのを待たずして買った方がよさそうです_( _´ω`)_ペショ


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