初心者向け競馬講座2「騎手」
競馬では馬とともに騎手も重要です。
今回は騎手に関する基本知識についてです。
馬7騎手3
競馬では、馬7騎手3と言われます。馬の実力が7割で、騎手が3割の重要性ということです。本当でしょうか?
個人的には騎手3は盛りすぎで、2くらいでよいかなと感じます。
でも、初心者のうちは、「おおよそ正しい」と思ってよいです。
トップジョッキーが乗っても駄馬は駄馬ですが、へぼジョッキーが乗ったら名馬でも負けます。
中級者以上になると、「場合による」みたいなことを言い出すはずです。
「場合による」は正確ですが、初心者にとってはそんな情報に価値はありません。少々間違っていてもよいから、考えるための指標の方が価値があります。なので、馬7騎手3だと初めは認識しておきましょう。
どの騎手がよいのか?
騎手それぞれ特徴がありますが、わからないうちはリーディング上位の騎手を重視していればよいでしょう。
ルメールと川田、戸崎を買っておきましょう。
どの騎手がどんな脚質が得意かを考えられるようになったら中級者です。
逃げ馬に乗った武豊
先行馬に乗った川田
差し馬に乗ったデムーロ
追い込み馬に乗ったノリ様
あたりを買っておきましょう。といういい加減な分類。
もっと細かい分類を考えられるようになったら中級者のトップです。
ズブい馬に乗った和田
新潟1000mに乗った津村
などを買いましょう。
さらに、その馬にその騎手が乗るに至った理由、厩舎や騎手の思惑を考えられれば上級者です。
まとめ
今回は短い記事になりましたが、まとめます。
騎手はまあまあ重要です。
ディープインパクトがいくら強くても、鞍上が大塚ではムリです。
大塚は栄三郎ではなく、裁判の方です。まあ、栄三郎だったとしても脚質的にかなり無理そうですけど。
ディープに乗るなら、せめて富田程度の腕はほしいです。
この「富田程度」みたいな感覚を持てると中級者です。
そして、買うならもちろんリーディング上位がよいです。
自分が調教師になったつもりで考えればわかることですが、馬の調子がよい時ほど、しっかりと勝ち切りたいはずです。調子がよい時期を長くキープすることはとても難しいので。
上位騎手への乗り替わりは、たまたまその騎手が空いていた可能性もありますが、色気を持っているのではないかと考えておくとよいでしょう。