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買ってはいけない予想

前回は、実力ある予想家の予想を買う確率を高めるための方法について書きました。結論だけ再度書きますと、
 
①字数(1000文字はほしい)
②値段(安くないところに本物はいる)
③的中馬券の画像(高額を儲けた実績があるか)
 
の3点がポイントです。今回は逆に、「こういう予想は避けましょう」という部分を書いていきます。

こんなのダメだろポイント色々

冷静に考えれば当たり前のことでも、負けがこんでいたりする人には判断ができません。週末はそんなバーサクモードになる人が増えてしまうので、平日のうちに「こんな予想を買うのは養分」というポイントを理解しておきましょう。


1.自称は何でもできるよね

競馬界隈にはなぜか「プロ馬券師」が大量に存在します。
プロ野球選手はとてもすごいです。プロボクサーも、お金を稼げるレベルかはわからないけどすごいです。プロ雀士はお金払えば大体なれるから、強いかはわかりません。そのプロ雀士よりもさらに上のやばい存在、それがプロ馬券師です。だって自称しているだけですから。

ただ予想を売る人と、プロ馬券師として予想を売る人。深く考えなければ後者の方がすごそうに見えます。だったら自称した方が得ですね。本人の実力とは何も関係がありません。

同様に、馬券購入額をわざわざ「投資額」などと書く人もいますね。馬券を投資として考えるくらいなら何かしらのノウハウがあり、安定したリターンを得られそうな気がします。でも本人の実力とは何も関係がありません。

このあたりはセルフプロデュース力という、実力とは別分野の話です。
予想を買う客層を考えれば、「でかいことを言ったもの勝ち」と考える人が多いのだと思われますし、戦略としては正しいのでしょう。
とりあえず、眉唾ものと読み流すのが正解です。


2.回収率・的中実績も自称だよね

2022年は回収率150%達成!とか、週ごとに取った万馬券の配当を羅列する記事があります。これらは、読者が「本当かな?」と調べようとしても調べるすべがない場合がとても多いです。

予想を売る→売れない→売れないから当たったことにしておこう

としても、誰も買っていないから真偽のほどはわかりません。

こんな風に疑われないように、予想家は的中馬券の写真を貼れば済むのです。何でしないのでしょうか?それは買っていないからですね。

あとは、例えば万馬券的中実績が本当だったとしても、その万馬券を何点で取っているのでしょうかねえ。16頭立ての3連単を560点くらい買う予想で
「当たった!当たった!」
と大騒ぎしている可能性もあります。

5000円とか10000円とかのクソ高額な予想料で、毎回三連単560点買い予想とかで的中実績を作り、たまに騙された単発購入者からうまい汁を吸うようなカスもいるかもしれません。お気をつけて。


3.何でもござれ系

競馬のみならず、競艇や競輪まで予想を売っている奴がいたらやりすぎなので警戒心が湧きます。しかし競馬においても「競馬なら地方中央何でも予想します」系の連中はやりすぎです。そういった予想は99.5%くらいゴミです。競馬なめんな


前回の記事で書いたポイントを参考にしてくださった人が、特に②値段 の部分でミスってゴミを掴まされたら笑えなくなりますので、今回は買ってはいけない予想のポイントを書きました。

① プロ馬券師!(←プゲラ)
② 的中多数!(←1000点買いだろ?そうだろう?)
③ 週末は中央、平日は地方競馬!(←養分乙)

という偏見MAXの見方をしておく方が、予想家選びではきっと正解。


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サイレンスキャット
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