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#26 駈歩

今日は乗馬Dayです。今日まで気温が高くてラッキーです。


1,2鞍目 並び次第

最初は口かごアタッカー。ここだけ駈歩じゃないレッスンです。今日も近づくと耳を伏せて怒ります。
「でもそんなの関係ねぇ!」
と小島よしおになって優しく触れば意外と許してくれます。

レッスンは、かしこ君口かごアタッカー自動操縦という並びでした。
前回ほど速歩が続きませんでしたが、速歩のスピード調整ができていない自分以外に原因を求めると、前のかしこ君がのんびりなせいでしょう。
上手くないうちは、レッスン内容の良し悪しに馬順もソコソコ影響すると思いました。

あと、下馬した後に右足を踏まれました。
靴が厚いおかげでちょっと痛い程度で済んだので、洗い場でスペースを確保する時みたいに押してどけてもらいました。気をつけねば。
 

3鞍目 逆ドーナツ化現象(都心回帰現象)

次の駈歩レッスンは0カロリー
拍車をつけた方がいいなと思ったものの、拍車の装着の仕方を忘れていました。
時間があったのでスマホで検索して調べようとしましたが、
「乗馬クラブにいる意味!」
と考え直したので、指導員さんに聞いて事なきを得ました。遠慮しがちな性格なので、成功体験が増えてよかったです。笑

駈歩は、1頭ずつ駈歩のサークルに移動してやります。自分の番じゃない馬は待機サークルで常歩をして待ちます。今日は1番目でした。

クロフネの毛を所持する指導員さんだったので、気軽に色々質問ができました。

駈歩の合図は、内側の脚で押し、外側の足を20cmくらい後ろに下げるというものです。
しかし足を後ろに下げるのを嫌がる馬もいると知りました。そういう馬は、内側の脚での合図を主にやればよいそう。
また、内側の脚で押すこと自体は馬を外側に導きたい時にも使う合図ですが、馬は
「あー外に行くのね」
「あー駈歩ね」
とわかるとのこと。馬すげー。

前回の初めての駈歩では気づきませんでしたが、0カロリーはとてもゆっくり駈歩ができます。だから初心者にオススメなのでしょう。
駈歩はこれから慣れればいけそうな感じです。それよりも、自分は気づかぬ間に手綱の左右の長さがしばしばズレるので、日頃から気をつけたいです。

待機時間では、0カロリーの得意技である「逆ドーナツ化現象(サークルの内側に入ってサボること)」を防ごうと意識しました。
その甲斐あって、最後まで普通に歩いてくれました。

他のレッスン生も0カロリーの得意技は知っているようで、
「今日は内側に入らないでエラいね」
と褒められていました。
不良が普通のことをすると評価されるのと似ており、0カロリーはずるい馬だなあ(洗い場では可愛いし)。

レッスン後に外した馬具を片付けて、お湯をあげよう&鼻を触ろうと思ったらもうおうちに帰っていました。
おうちが近いので見に行ったら、エサをばくばく食べていたので、邪魔にならないよう写真だけ撮りました。
そしたら、隣のおうちの花子が顔を出してくれたので、花子の鼻を触って満足しました。
水を飲んで間もないのか、花子の鼻は冷えていました。今日の暖かさを考えると、あまりにちょうどいい温度。
 

4,5鞍目

午後は芦毛セン馬の新キャラです。
白いけど顔はそこまで白くないことと馬名からの連想で仮面と名付けます。
90分レッスンで、レッスン生は私ともう1人だけで、待機時間なしにずっと2頭で動けるので大ラッキーです。

騎乗後、歩かせようと合図をしたらいきなり怒ってバックされました。最初から指導員さんに繋がれるという不穏スタート。
でも、もう1頭の馬の方が断然重かったので、相対的によく動いてラクでした。

ここでは速歩も駈歩もマジでたくさんでき、めちゃ満足しました。

正反動のときにもっと肩を引くように言われましたが、引くとブレーキになって速歩をやめてしまいそうだったので、気持ちだけは引いてるつもりになりました。案の定、もっと肩を引くように言われました。
肩を引きつつ手綱を長くするのが正解だった気がしますが、まだ正反動の能力がザコなのでマルチタスクをこなす余力がありません。

駈歩は後半になるにしたがってちょっとそれっぽくなりました。仮面N響同様、駈歩にはよい馬です。
左足の鎧をグッと踏むこと、かかとを下げることあたりをきちんと意識せねば。
 

6鞍目 及第

ラストは0カロリーアゲインです。
お湯をあげたら飲みました。ぐびぐび飲むのではなく、鼻を水につけてるだけかと油断させていつの間にか水を減らすサイレントドリンカー。

駈歩はまた1番目でした。
前の90分の練習の成果で、3鞍目よりも長く駈歩を続けられました。指導員さんに、これから慣れていけば大丈夫でしょうと言われました。よきこと。

今回は拍車をつけ忘れたので、待機時間に動かなくなることを心配しましたが、もっと動いていない馬がいて相対的にはセーフでした。
この時間になるとやはり寒いので、馬の首でたまに暖を取りました。
 

巡り合わせ重要

駈歩レッスンは待機時間の方が長くなるので、レッスン自体は駈歩前のクラスの方が楽しいと前回は思いました。
でも、今日の4,5鞍目のように人数が少ないとめちゃめちゃ楽しいし技術も上がると感じました。
今日の90分(2鞍)で、普通の駈歩レッスン5鞍分くらいパワーアップした気がします。

どの馬に騎乗するか、レッスン生が何人いてどれくらい上手いのか、馬の並びはどうなるかなど、運次第な部分での巡り合わせがよいと上達も早くなりそうです。
とはいえ、運に恵まれないのも、
「なんだよー」
とか思いながら結構楽しめます。

私が不運を楽しむ心を養えたのは、馬券で不運をたくさん経験したおかげである気がしないでもありません。
つまりは競馬サイコー。

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