ソウル完全自宅隔離日記①~いざ韓国へ、渡航前準備~
世界中で感染の収束が全くみえないコロナウィルス。
そんなご時世なのに、韓国に1ヶ月、長くて2ヶ月?いや、もはや片道切符ぐらいの気持ちでやってきた。
韓国では入国者全員に14日間の隔離措置だし、日本に帰国しても同じく自主隔離。
実際、出国できるの?隔離って?と自分も準備で結構あたふたしたので、
いつか誰かの役に立てばと、思い、少しつづっていこうかと思う。
別に39歳のおっさんの私生活をつづってもあれなんで、要点だけ。w
事前準備、出国から入国編、自主隔離の仕組み、一歩も出れない14日間の生活の術、みたいな感じで数回に分けて投稿しようかと。
隔離覚悟でも海外に行くぞ、という誰かの参考のために。
数年後見返した自分の思い出に。w
1.そもそもこの時期になぜ渡韓??
自分の事業、ボーダレスハウス(国際交流シェアハウス)は、韓国と台湾でも展開していて、年数回、現地メンバーとのコミュニケーションと事業MTGかねて出張にいっていた。
海外からの留学生が顧客の半分を占めるので、インバウンド旅行業ほどではないものの、コロナの影響をモロに受けて、事業開始13年目で最大のピンチの真っただ中。
5年前に立ち上げた韓国事業は、まさに存続の危機にあり、大きな転換点を迎えている。現地メンバーに事業運営をすべて任せてもう3年。
日本からでもオンラインで毎日やりとりできるやん、って言うけど、やっぱり、やっぱり、直接会うに勝るものはない。
と、いうより、自分自身が、このまま直接顔見て寄り添えないままで、後悔したくなかった。
日本も緊急事態宣言だなんだで大変やったけど、むしろもっと韓国に来て早く隔離はじめるべきだったと思っているぐらいでもある。
みんな、ごめんね。
ということで、韓国に行くと決めて、、、
2. 事前の情報収集。隔離場所はどこに?
現在韓国では全ての入国者を隔離対象にしている。
ということで、渡韓の準備のポイントとして、
①どこで隔離されるの?自主隔離?政府指定の施設?
②実際の14日間外に出れない隔離生活、どうすればいい?
大使館や外務省の出している情報、韓国語がわかるので現地サイトNAVERで検索とかいろいろやったけど、実際の厳しさ、ゆるさ、かいくぐり方とかはやっぱりわからない。。。情報が散在してる。。。
と思ったら、つながっている友人に、つい最近行って帰ってきたという在日の子がいたと知り、聞いてみたら、
やっぱり、経験者に聞くのが一番よ。いろんな不安や疑問が解消された。
なんでも、ググれよ、の時代だけど、
この辺は、やっぱりネットで調べるよりも、知り合いに聞くに限る!!
だから自分も誰かひっかかるかもと、
FBで投稿したりこうしてnote書いてるわけなんですが。
①隔離措置について
ま、これは、ちゃんとしたサイトをみるのが前提なんだけど。
大使館情報>>>
ポイントは、
・入国者は外国人であれ韓国人であれ14日間の隔離やで。
・韓国に隔離できる滞在先があれば自宅隔離OK、なければ政府が指定する施設で隔離やで。
・入国後PCR検査必須やで。
・アプリで管理するし電話もかかってくるから、一歩も出たらあかんで。
です。
で、まずは、隔離場所。
自宅隔離できない人は、政府の指定する施設。私にはもちろん自宅は韓国にないのでそうなるか。
いやいや、待て。。。政府指定施設は1日10万ウォン(約1万円)!?
食料も届けてくれるとはいえ、いやいや、それは金額的にキツすぎる。。。
ここをまずはなんとかしたかった。。。
でも、第三者と接触する可能性のある、一般のホテルはNGらしい。
自宅だと言い張ってどっかに滞在しても、同居人は親族しかだめ。知り合いの家にお世話にはなれないわけで、これも厳しかった。
ただ、不幸中の幸いなのか、
仕事がら、ちょうど閉鎖する、誰も住んでいない生活できる物件があったことで、私はそこを使えること。
以前に韓国に住んでいたので現地での住民登録はしていたけど、その住所にはもう住んでないわけだが、その登録住所と違っても、条件満たせば自宅隔離にはなるらしい。
ということで、私は、施設ではなく、自宅隔離に。
あとは、クリアしたポイントとして、現地の携帯番号があったことも大きかった。
後日つづるけど、自宅隔離になると、保健所から電話やメッセージがくるので、連絡をとり管理追跡できることが大事なので、ちゃんと番号を持っているかは大きかったと思う。
②実際に一歩も出れない14日間?
ちょうど、韓国で隔離違反の日本人が有罪判決というニュースが日本に入ってきた。。。リンクはこちら>>>
空港から公共機関は使えないのはもちろんだけど、
GPSの管理はほんとにすごいらしく、保健所からの電話にでないと警察がくる?隔離対象者っぽい人が外出してたら近隣が通報する?とか。
日本の緩さとは大違い!!
ということで、
マジで出れないという前提で挑んだ方がよさそうだ。
韓国は、出前文化がめちゃめちゃ進んでてアプリ活用したらなんでも調達できる!ということらしいので、食料は、最低限の水だけ事前にスタッフに手配をお願いし、あとは、もうなんとかなるだろうと。
韓国の出前は、配達=배달というんだけど、この素晴らしさも後日つづります。w
生活用品は、妻にリードされてシャンプーや洗濯洗剤やらなんやら買い込んで準備をするのである。。。が、
これも、実は韓国で同じアプリですぐ配達してくれるというわけだが。w
事前準備という点では、チケットを取ってすぐ、日本でPCR検査を受けようか迷った。万が一、韓国でPCR検査して陽性だったら、元もこもなく、病院や施設隔離になるわけで、韓国で保険加入していないので恐ろしい費用がかかると。
なので、日本で検査しといた方が。ん?でも自費検査は4万円だとさ。
それまたキツい!ケチ!?いや、キツいでしょ。
なので、
抗体検査へ。
直前の感染はわからないものの、1週間ぐらい前から感染していたら抗体でわかるということも聞いて、5000円ですぐできるということで自費検査へ。
実はこの期間、数日熱が下がらないという症状が一度あったけど、コロナの疑いとはみなされずPCR検査はしなかったことがあった。
あれはコロナかな?とか思いながら、だったけど、
今回の検査では抗体がなし。陰性だったってことですね。
結局いまいちハッキリしなかったけど、
俺は体調悪かったあの時でもコロナじゃなかった、わけで、
今も抗体ないってことだから大丈夫だ、という、
医学的に根拠ないけど、謎の安心感を得られただけは確か。
とはいえ、その自宅隔離がOKもらえるのか、空港から自宅までの指定の交通手段大丈夫か、PCR検査場までどう行くのか、などなど不安は消えず、だったけど、
実際、行ってみると、当日は思いのほかスムーズにいきました。
それはまた次回!!いざ、フライトへ!
これ、連載みたいに書くほどか。。。?
ま、たまにはこういうのもいいやろと。w