平和を求める朗読会2024 企画概要
●趣旨
昨年度末、アートコミュニティスペースKAIKAで「平和を求める朗読会〜パレスチナの詩を聴いてみる・読んでみる〜」を行いました。集まってくださった方々と一緒に、パレスチナの詩に触れた他、参加者同士、色々お話しして過ごせたのがとてもいい時間となりました。引き続きそのような機会を持っていきたいと考えています。
現在 戦争や紛争下にある場所や占領の歴史を持つ国・地域にまつわる文学やテキストにまつわるテキストを読んだり、翻訳してみたり、朗読してみたり、勉強したりしたいと思います。
本企画を考え始めた発端は、現在のパレスチナで起こっている問題への関心でした。しかし私たちが知り、考えないといけない出来事は、どこか一国だけの話ではないと感じています。隣国である韓国や、旅行先として馴染みのあるハワイ、そして現在では日本の一部である沖縄なども、かつては植民地支配を受けた歴史を持つ地域です。普段あまり考えることが多くないかもしれない各地の出来事を再認識し、歴史の肌触りを身近に感じる機会を持ちたいと考えました。
単なる勉強会ではなく、芸術・文学を通して問題に触れることで、改まった形でなく、しかしより強烈に、これらの出来事を味わうことができるのではないか、と考えています。
また、フィールドワークや視察ツアーも行い、より具体的に体感的に知る機会を持ちたいと思います。
これらの機会を通して、平和や人権に関して考えることができるようになることを目的としています。そして、私たちが活動していく何かの一歩になればと思います。
世界のあらゆる人たちが少しでも穏やかに日々が過ごせるように・・と念じてやみません。
企画担当:植村純子
●プログラム
・平和を求める朗読会
2024年度は、これから5〜6回程度開催予定
会場:シルハウス、他
各回10人定員
参加費:500円
・フィールドワークや視察ツアー
調整中
・最終報告発表会
2025年1月実施予定
会場:KAIKA(予定)
鑑賞は無料
●日程・内容
※詳しい日程は、追って調整。(決まり次第追記します。)
基本的に平日(主に火曜)夜 19:00〜21:00 を予定しています。
※フィールドワークは、週末の午後を予定。
※テーマは変更したり、順番を前後したりする可能性あります。
●朗読会の基本構成
朗読会は以下のような流れで行う予定です。
(回によって変更の可能性あり)
a. テーマにまつわるテキストや文学作品などを何か紹介する(本日の題材)
b. 体験に基づくシェアトーク(植村またはゲストから)
c. 自由ディスカッション(喋らなくても聞くだけの参加もOK)
d. aで紹介したテキストをみんなで朗読(聞くだけもOK)
●連絡先
主催・企画:シルクラブ
助成:京都府文化力チャレンジ補助事業
日韓文化交流基金(申請中)
連絡先
silclub@it-tta.info
075-606-5390
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