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平和を求める朗読会2024 ⑥- わが街の多様な文化 〜新長田の例を通して〜 -

芸術や文学を通して、様々な国・地域の歴史や現在の問題に触れてみる朗読会を行います。現在戦争や紛争下にある場所や占領の歴史を持つ国・地域にまつわる文学やテキストを読んだり、翻訳してみたり、朗読してみたり、勉強したりしたいと思います。

詳しい企画趣旨などは、こちら ↓

https://note.com/silclub/n/nf69d078e8482

※12月3日開催「映画・ドラマ・文学などの中に触れる韓国の現代史、と日本」については、こちら。> https://note.com/silclub/n/ncd7911d702e0


第6回は、ゲストに、横堀ふみさんを迎えて、お話をします。

横堀ふみさん
神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸が活動拠点。世界の様々な地域をルーツとする多文化が混在する新長田にて、独自の国際プログラムを志向する。文化芸術を通した日越の交日越の交流を目指したユニット「VIAN」メンバー。新長田アートマフィア仕掛人・構成員。京都市立芸術大学非常勤講師。

写真:岩本順平


私は、ベトナム人の夫&9歳の子どもと、新長田で暮らし活動しています。
この家族を通してみえる風景は、とても豊かだと感じることもあります。同時に、日本社会の構造に対して怒りが生じるときも多くあります。私たちが営んでいる文化芸術活動の基盤には、これ程までの不均衡さがあるのかと。たくさんの感情を綯い交ぜにしながら活動しています。そんな活動の一部をご紹介したいと思います。
紹介企画予定:「ラントイのベトナム・サマースクール 」「MANO日本語クラブ」「ガザ・モノローグ@新長田」など。

横堀ふみ


「ガザモノローグ@新長田」のお知らせを見たとき、「가자 모놀로그」とハングルで表記されたのを初めて目にして、ものすごく刺激を受けました。京都の朗読会で、ガザで書かれたテキストを、日本語訳でだけ触れることに私は少し違和感を覚えたりもしていたのですが、他の言語で見ることでとても触発されました。視野が広がる感じがしました。
また、横堀さんが現在されているその他の取り組みについても少し伺う機会があり、大変関心を惹かれています。
私たちは普段、少しでも多くの人に劇場に来てほしい、舞台芸術に触れてほしいと思って色々な活動に挑戦してきましたが、その時に(私が)見えていない/考えていない人たちがあったのではないか・・と改めて思いました。自分の無知さを感じました。
横堀さんとのお話を機会に、ちょっと考えたら当然なのに考えてなかったことに、改めて目を向けられたらと思っています。

トークマスター:植村純子



日時:
2024年12月17日(火)19:00〜21:00

会場:シルハウス(京都・四条烏丸より徒歩10分)
※詳しいアクセスはお申し込みいただいた方にお知らせします。

参加費:500円
定員:10人

お申込:フォームより送信ください。
https://x.gd/yybHz
※参加費は当日会場にて頂戴します。

お問合:
silclub@it-tta.info 
075-606-5390

主催・企画:シルクラブ
助成:京都府文化力チャレンジ補助事業




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