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「修正指示が多くてウンザリ」もっと自分の思うがままにデザインしたい!と思ってる若手デザイナーは観て!


こんにちは!シクです🦉

今日はショートなブログ。
息抜きがてら読んでね〜

抜擢された案件の初校が完成して気分上々!と思った矢先、
上司や先輩からの修正指示が多くて、ガックリ...。
この繰り返しにちょっとウンザリしてない?

ちょいちょい成長して、ようやくクライアントワークをもらえるようになった若手デザイナーによくある悩みだよね。

もし君がそう感じていて、「早く昇級して、もっと自由にデザインできるようになりたい」とか「転職しようかな」とか思っているなら、とりあえずこの動画を観て!



観た?

前置きしておくが、僕は佐藤可士和さんをリスペクトしているし、功績も知っている。初代ステップワゴンのCMなんて超大好き。
あのCMが、それまで荷物を運ぶ仕事用の車だったバンをファミリカーたらしめ、今も続く日本独自のミニバンブームを作り上げたと言っても過言じゃない。

そんな可士和さんでもミスはする。
このクリエイティブ業界、自分が「良い」と思っても、クライアントやその先の消費者に評価されなければそれはミスとなる。
それは電通ECDの古川裕也さんの本にも書いてある。

何が言いたいかというと、ごくフツーのクリエイティブワークの中でもこういうエラーはよく起こるってこと。可士和さんレベルでなくともね。

例えば、
下請けの制作会社を除いて、多くの案件のクライアントはデザイン素人である場合が多いだろう。
だからこそクライアントはデザイナーのことを変に信用してしまう傾向がある。
「私はデザインに詳しくないけど、デザイナーがこういうのだから正しいのだろう」みたいな感じに。


君がビシバシ食らうその修正指示は、君や君の会社が意図せずバッシングや悪い評価を被らないように、上司や先輩が細心の注意を払っている証拠。

言い換えれば、それは君への愛情でもあり、仕事への本気度を表しているとも言える。


前述の「私はデザインに詳しくないけど、デザイナーがこういうのだから正しいのだろう」みたいな状況って、要はクライアントのデザイナーに対する期待値が高いということ。

この状況は超絶に警戒しないといけない。
なぜかというと、クライアントは期待が膨らむばかりに、納品物がその後の事業成果に寄与しないとなると、反動で大きな失望を感じてしまう。
そうなると次にどんなアクションを取られるかは想定がしきれない。
単に辛口なご指摘をいただくのみならまだしも、返金請求や訴訟などに発展するケースだってある。

そんな状況になると、担当デザイナーは相当な心理的ストレスを感じることは間違いない。精神疾患や自殺につながるケースだって想定できる。


というわけで、上司や先輩からの修正指示ってのは言われるうちが華。
もしそれでも言われたくないのなら、早急に上司を超える知識と経験を身につけよう。装飾技術と知識はもちろん、あらゆる業界の知識、消費者心理、経済知識、マーケティング知識...etc...(って、結構無理があるでしょ?)

もちろん佐藤可士和さんにそこらへんの知識が欠けていたわけではないはず。
考え方(捉え方)としては、どんなに圧倒的な知識量があっても、あらゆるリスクに対してひとりの人間だけでヘッジはしきれない。抜け漏れは生じる。ってことだと思う。


ひろゆきさんが言うように、セブンイレブンのコーヒーマシンの設計段階においてクライアントが佐藤可士和さんの判断を全て鵜呑みにしていたかどうかはわからない。
でも君もデザイナーなら経験したことあると思うけど、一つの案件に真っ直ぐ向き合いすぎると、初歩的なところに抜け漏れが生じることってのはよくある。

印刷物なのにRGBで作業しちゃってた!とか、リンク切れで納品しちゃった!とかね。

そんな初歩的なところから、業界やマーケティングなどの上流知識まで、あらゆることを考慮して君のクリエイティブが「社会からみてより良く」なるように、上司や先輩は君に修正指示を出しているんだ。

これからは修正指示が来たら「めんどくさい」という根性はグッと堪えて、「私は助けられている」「先輩は自分に見えてないところをみている」という思考に切り替えてみよう。

(なんか宗教的だなあ。)と自分で書きながら思っちゃったけど(失笑)、事実として人間は考え方次第で自分自身のモチベーションを高めたり心理的ストレスを緩和できたりするもの。

騙されたと思って試してみてね。


と、言うわけで、今日はここまで。

本当はもっと詳しく解説したいところもあるが、それはまたいつか!
ではまた!


▼今日のまとめ
「声をかけられなくなったら終わりやで!」


---🦉---


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シク(シクさん)|デザイナー / アートディレクター
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