カナダを旅する
ノルウェーから帰国して割とすぐにしばらくカナダのユーコンへと行ってきました。
いや、本当はアラスカに行く予定だったんですが、色々なトラブルに巻き込まれてカナダから出れなくなったので半分仕方がなくカナダを旅したんですよね。。笑
でも旅にトラブルは付き物。 トラブルはもう仕方がないと割り切って、ユーコンの森の中にある小さな空港に飛び込みで交渉。
するとセスナ機に乗せてくれることになって、氷河へと向かいました。
1時間半ほどフライトして、氷河の上に降ろして貰うことに。この様子は動画でも公開しているので、youtubeの方からぜひ。
ここは南極を除いて世界で2番目に寒いところ。奥に見えている山脈が最高峰5959mのマウンテンローガン。
ちなみにここから陸路で人里に戻るには2ヶ月歩かないと辿り着かないらしい^^;
一面白銀の世界。そういえば1月2月は冬の北海道で、3月4月は冬のノルウェーで6月にまた白銀の世界に来るっていう、何というかずっと白い世界にいる気がする。
降り立った場所ですでに富士山よりも高い標高なので、かなり息が切れる。
でも標高6000mに近いローガン山はそこから遥か見上げる高さに。
これは大きい。地球の大きさに感動する。
ただ今回はトラブルもあって突然来たので、また時間をとってここは訪れようと思う。
帰り際に見た氷河が本当に美しい。大地を削り出しているのが分かる。
その後はユーコンの道路をずっと走り森の中へ。
すでに道が美しい。
多分最寄りの街まで100キロくらいあると思うけど、途中で車を置いて森の中に入る。いろんな動物の痕跡があったので、そこでひたすら待ってみることに。
ちなみに夜12時なってもこの明るさだ。この時期は白夜なので日が沈まない。
動物にはあまり出会えないと思ったけど、撮影の終わり側に一瞬だけ会うことが出来た。現地で色々と情報も得れたので、次回来た時はもっと効率よく撮ることが出来そうだ。
今回お世話になりまくったガソリンスタンド。
ユーコンの方田舎なので、周囲200キロ以内にここしかガソリンスタンドがない。
200キロ走って撮影地まで行き、また200キロ引き返して給油をする。そんなスケール感の撮影だ。
当然道中は何もない。ただひたすら道路が続いているだけだ。
ここのガソリンスタンドでは食料も買えるので、この近辺で唯一の調達場所。 それ以外は本当に何もない。(というか大きな街がない) ここでの暮らしは本当に大変そうだ。
まぁ本当に色々トラブルがあったけど、それでも十分に楽しめた旅だった。
アラスカに行くつもりがユーコンを好きになってしまったかもしれない。
また時間をとってじっくりと撮影をしようと思う。
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