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歌ってみたって何?【蛇足】

ちわっす!
陽気な無償MIX師 Shiki(シキ)です!

今回は初めての記述になりますので、
歌ってみた・歌い手ってそもそもなんですか?』
ってお話をしようかなと思います!

「んなもん自分で決めるわ!」って方も、歴史を知ることは大切だし、考え方や意識が少しでも変われば、今後の活動の躍進の一歩になるかと思うので、今回はこの様な内容を一番最初に書いていこうかなと思います!


①歌ってみたの原点!

やはり…ここを飛ばして歌ってみたは語れまい…。
「いや、ボカロ曲やん!歌ってみたやないやないか!」
と思ったあなた、着眼点はでも、でも、ないんですよ。
じゃあ、どこが着眼点なんですか?

タイトルをご閲覧ください!!!!!!(大声)

今やsupercellで楽曲を書かれているあのryoさんの投稿タイトルですら、
初音ミク が オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」
なんですよ。

何を伝えたいかと言うと、最初はみんな伸びようとしてないんですよね。
「ボーカロイド!?機械が歌ってくれるの!?」
って感じだったんじゃないかなと思います。(スーパーただの予測)
「え!興味ある!面白そうやってみよ!」
って感じだったんじゃないk(以下略

はい、そして忘れられない(個人的に布教したい)方がこちら。
ゴムと言う名前の歌い手、どなただと思いますか?

現在 HoneyWorks でド可愛い楽曲を量産しているリーダーの方です!!!!

今のイメージが定着していても、下ネタ満載のふざけた歌ってみたを残して下さっているところに痺れる憧れるな訳ですよ…。
ちょっとオタク特有の早口になってきそうなので、脱線する前に戻ります。

要するに、歌ってみたやボカロ曲とは・・・

『え!なにこれ面白そう!』から始まった遊びなんです!!


②つまり何が言いたいんだってばよ!

※ここから先は僕の個人的感想(ひろゆき並感)なので、注視される方は注視すればいいと思うし、「俺は俺の道を行く…」って侍スタイルの方は流し見して頂いて構いません。

『皆さん本気で活動がんばりすぎじゃない?』

一応、棘々しいツイートの目立つ僕かと思うので、オブラートぶん投げて言い切っちゃってみようカナ!と思うんですけど。

「それの何がいけないの?」

まあ、皆さんこう思うわけですよね。
頑張ってて何がいけないんですか!!夢があるんです!! と。

片 腹 痛 い わ !

僕もMIX師をかれこれ8年近く続けてきた身で、名前は出せないですが、大手の方や、活動で暮らしている知人も多いので言えると思うのですが、

『歌い手なら活動じゃなく歌を楽しめよ』

最近、学生歌い手さんに特に見られるんですけど、
活動に身が入りすぎて、歌より活動を楽しんでませんか?

簡単に言えばどういうことかまとめますね。

  • MIXではなく固定キャラやイラストの方にお金かけてませんか?

  • そんなにオリジナルMVって必要ですか?

  • 流行りに乗っかる必要ってありますか?

  • 閲覧1~5人の配信って需要ありますか?

  • 10いいねも付かないおはツイや告知に意味ってありますか?

本音ぶち撒けるだけぶち撒けて「じゃあどうすればいいの?」って部分を書かない方が多いですが、僕は言うだけマン嫌いなのでその先の話もします。

③歌い手ならまず歌を楽しもうぜ!

と、ここでタイトルの内容に戻ってくるわけですよ。
※ここらで一応解釈の誤りがないようにしておきたいのですが、これは「歌い手」の話で、配信者・VTuber・ボカロPの話じゃないですよ。

ドン!とタイトル回帰してきたところで、僕が一番伝えたいこと言います。

今の成長中の歌声を売るんじゃなくて
成長した未来の自分の歌声を売りにしていこうぜ!!

はい、この部分が今回一番お伝えしたい部分です。

誰も見ないような配信に30分・・・1時間・・・
そんな時間を掛ける間、
毎日、発声練習したら半年で音域かなり伸びると思いますよ。

その、自身の歌の成長を楽しんで欲しいよってことです。

【低音イケボが】ってタイトル見る度に思うんですけど、
それって練習してなくて音域が出ないだけですよね?
もちろん批判や否定ではありません。
自分の低音ボイスが心底好きなのであれば問題はありません。

僕がお伝えしたいのは、
音域出ないからそう言って誤魔化してるんじゃないの?
ってことです。

結論
『自分の成長すら妥協した人間が伸びると思いますか?』
『自分の成長すら妥協した人間に魅了されるリスナーはいますか?』
この部分になってくるのかな、と思います。

「俺、歌の練習全くしてないけどリスナーもフォロワーも多いンゴw」

それは、多分歌ではなく、他のコンテンツが伸びてるんじゃないですか?
配信でトークが上手だったり、YouTubeの企画が面白かったり、
それらがあった上で、歌が伸びてるだけじゃないですか?

それも立派な売れ方・伸び方だと思うので、断じて悪くないです。
あくまでも僕が言いたいのは『歌を頑張りたい人』『自分の歌声にファンを付けたい人』のお話です。

いれいすのないこくんの記事も読んだんですけど、
本人の記事でも「僕らはそこまでの人間ではないです。リスナー様や応援して下さる皆様のお陰です」と明記されていました。
もちろん、いれいすさんが歌下手だって言いたい訳ではないですけど、彼らも言うように、歌って上を見ていたらキリがないんですよね。

「とにかく伸びたいんだい!!」という方は、ないこくんの記事を参照して「バズる!」を狙った活動をしていいと思います。

ただ、『歌い手として歌を頑張りたいんだい!』と言う方。

練習しろよって堅苦しいこと言ってる感じになっちゃってるんですけど、
つまりはこういうことです。

杏寿郎・・・お前も歌うことをまず第一に楽しんでみないか・・・

今は歌うこと、練習することを楽しんで、未来の成長した自分に投資して本気で伸びるって選択肢もあるのかな?と言ったお話でした。

④別に流行りに乗らなくてよくない?

①~③を踏まえた上で、こちらの話も少々記載していきます。

焦って伸びる必要がなくなったあなた(僕の話を全て鵜呑みにするなら)な訳ですが、それなら流行りの曲を「覚える時間」も、「お急ぎ便で高値MIXしてもらう必要」も、見てもらう為の「急ぎのイラスト依頼」も不要です。

好きな曲を、好きなように歌えばいいのである!!

そして、ここに到達するわけです。

え?
「流行りの曲じゃなきゃ聞いてもらえない?」
「練習がんばっても聞いてもらえないんじゃモチベ保てない?」

そ れ な !

え、そこは否定しないんだ。と思ったあなた。
いやいや、投稿者なら「聴いてもらえる喜び」ってすごく分かるし。
すっごく好きなものでも練習って考えるとやっぱ続かないっすよ。

ただ、

  • 新曲を超速で歌った妥協満載の歌に200いいね

  • カラオケでもよく歌う大好きな曲を凝りに凝って50いいね

ここで質問なんですけど、たった一作、200~300いいね稼げたとして、YouTubeの視聴も普段より伸びたとして、それは伸びたと言えますか?

「継続すればなんとやら・・・!!」

うーん、まあそれはそうなんですけど、
じゃあ、一生そのままなんじゃないかなっておじさん思います。
何故おじさんそう思っちゃうのか、根拠があります。
10年以上この界隈にいて、伸びる人と辞めてく人を絶え間なく見てきたからです。

例えば、自分の視点になって考えてみて欲しいんですけど、
流行りの曲でTLがブワ~って埋まるわけじゃないですか、
まあ、参考にしよう、だったり、気になる人が気になる曲が歌っていたら多分聞くとは思うんですけど、

YouTubeにフル聴きに行ってコメント打ったことどれくらいありますか?

まさしくその、自身の行いを、他の方もしていると考えていいんですよ。

それよりかは!!

Twitterであまりいいねが付かなくても、「お、古い曲だけど自分の好きな曲歌ってる人いるな」と思ったら、自然と聴いちゃいません?
ちょっと気になるしフルで聴きたいなってなる方の方が、流行りの曲よりもフル作品を聴かれる割合って多いんですよ。

それは何故か。

あなたが、音楽が好きだからです。

そんな自然と体が動いてしまう時、人間の本質って現れると思います。
音楽が、その曲がずっと好きだから、聴きたくなるんです。

逆に、また音楽が好きな誰かが、あなたの精一杯の大好きで凝りに凝った作品を聴きたがっているんじゃないかなって思うわけです。

⑤だから、歌ってみたは楽しい

最後に、『だからこそ、歌ってみたって楽しいコンテンツ』なんです。
自由に歌っていいんです。好きなように歌っていいんです。
リスナーさんだって、悪戦苦闘しているあなたよりも、すっげぇ楽しい!って姿のあなたを応援したいんじゃないかなって思います。

実力派・高音厨・多声類・声真似主・実況者・学生歌い手 etc…

様々なジャンルが存在するコンテンツになってきましたね。
こんなにも楽しい音楽が他にあるだろうか!

僕はギターロックが大好きで、バンドで売れることが夢でした。
そんな僕が何故、無償MIXなんて金にもならん時間の浪費する活動をしているのか。

皆さんの楽しんでいる姿を見ることが、とても楽しいからです。

上記で様々、棘のある、人によっては「グサッっと来る」ようなことも述べてしまったかも知れません。
でもだからこそね、一度立ち止まってみてもいいんじゃないでしょうか。

自分の活動とは、歌とは、音楽とは。
自分の目指した歌い手像とは、何に憧れた、どうなりたいのか。

「楽しく歌いました!」「すごく頑張りました!」

そんな音源を、心よりお待ちしております。
歌の活動、頑張ってね。

僕が11年前に歌い手を始めたキッカケの一人です。
ずっと「楽しむ」を追求してきた歌い手の代表格だと思ってます。


2022/12/08 記述

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