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fragrance incense ~city~のテーマはHOTEL
はじめましての方、毎度どうもな方も、こんにちはマエダ イオリです。三重県津市を拠点に、香水の薫りがするお香ブランド「siki」のプロデューサーをしています。
薫りを創るときに決めたテーマ
僕は調香師ではない。
なので自分で香料を触りながら薫りをつくることは出来ない。
sikiのお香を創り方は、まずテーマを決めて出来るだけ薫りのイメージを具体化させている。テーマは自分のインスピレーションを大切にしている。
siki創設時のテーマは旅。
その頃の僕は毎月のように旅に出ていた。コロナ禍からの反動やプライベートでの生活の変化など色々と理由はあるが、その今しかない気分を大切にしたかった。
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最初にできた香り~city~
sikiの中で最初に誕生した香りが「city 」
インスピレーションの元は、大都会にあるラグジュアリーホテルのゲートを潜った瞬間に自然と抜けていくリッチなのに嫌味がない薫り。
各ホテルで違いはあるが、どこも好感度の高い薫りを採用している。guestを迎え入れる為のwelcome flavorがsikiの第一弾には相応しいと直感的に思った。
僕の中でホテルは大都会のオアシスなので、名前は「city」と名付けた。
ラグジュアリーホテルに入った瞬間の感動
まず感動を具体化する為、ホテルに通った。
もしかしたら言い訳をつくって旅を楽しんでいただけかもしれない。
数々のホテルを渡り歩いてたどり着いた答えは、清潔感。
華やかさやムーディーな雰囲気を出していても、どのホテルも薫りは清潔感を大切にしていることがわかった。
爽やかな薫りがする煙とは
煙が出るお香のイメージと相反しそうな薫りを選んでしまった。私たちにとって大きな挑戦だったが、降りてきたインスピレーションは譲れなかった。
納得する薫りに辿り着くまで試作を繰り返して、完成するまでに気付けば四季が一周していた。
薫りの貴重にしたのは石鹸の薫り(アルデヒドノート)
その中に、ローズ、アイリス、ホワイトリリーなどフローラルな薫りを入れて華やかに。
最後にほのかに香る動物的なムスクで人の温もりを感じさせる。
女性人気のお香に
ジェンダーを意識してつくったわけではないが、購買層は圧倒的に女性が多い。
良い意味でお香らしくない薫りがお香初心者にも良いのかもしれない。
今まで伝えきれなかった「city」への想い。
気になったからは以下のオンラインを覗いてみて下さい。
【siki オンラインサイト】
【siki Instagram】
https://www.instagram.com/siki.jp/