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Webtoonが今面白い!!

※本記事は2023年2月22日に行われたウラカタLTでのNOKID WEBTOON 取締役の西下氏の登壇内容をまとめた記事です。その他の登壇内容は下記にまとめていきますのでぜひご覧ください。

■本記事の登壇者
株式会社NOKID WEBTOON 取締役
西下 正恭氏

本日伝えたいこと

「Webtoonの市場がめちゃくちゃ面白いですよ!」ということを皆様にお伝えしたいと思っております。それを知っていただくために2つのテーマでお話したいと思います。

1つ目は「Webtoon市場の規模感」
2つ目は「Webtoonはエンタメでグローバルを狙えるBIGチャンスである」
この2点についてお話します

そもそもWebtoonとは

平たく言えばスマホで読むことに特化し、フルカラーを前提とした縦スクロール漫画になります。基本的には週刊連載の形でスマホアプリで読むのが一般的です。現在はこの文化を韓国がリードしている状況です。

Webtoonを読めるアプリとしては2つのプラットフォームが全世界的に台頭しています。黄色と緑のアプリです。

日本では黄色がピッコマという名前で、緑がLINEマンガという名前でリリースされてますが、世界中でそれぞれの地域に合わせた名前になっているもののこの2つのアプリで人気のWebtoon作品のほぼ全てが取り扱われているという状況です。

Webtoonは韓国・台湾・日本などの東アジア圏で受け入れられ始めましたが、そこから広がりタイ・インドネシア・アメリカ・フランスなどにも親しまれるようになっています。

其の証拠として、先程挙げた国では前述の黄色と緑のアプリが1−2位を争うような状況になっています。日本でもピッコマさんはゲーム含めた全アプリのランキングでも3位とかに入ってきています。

また、NAVER Webtoon(日本ではLINEマンガ)のMAU(月間の利用ユーザー数)は7000万人と言われており、この数字はHuluとほぼ同数のユーザーが利用していることになります。

また、梨泰院クラスなどをNetflixでご覧になった方も多いとお思いますが、実は人気の映像作品の原作がWebtoonであったりもして、グローバルのエンタメ界隈におけるWebtoonの存在感は非常に高まっていると言えます。

マンガ大国の日本にも波及しているWebtoonの影響力

2019年にピッコマさんで韓国原作の漫画が大ヒットを飛ばしました。
タイトルをご存知のかたも多いかもしれませんが「俺だけレベルアップな件」という作品です。いわゆる異世界ファンタジー系のマンガなのですが、日本でもめちゃくちゃヒットしました。

どれくらいの売上を叩き出したかというと、、、

月間の売上2億円!
しかもこれ日本単体の売上ですので、グローバルでは更に莫大な売上を叩き出しています。

ポイントなのは、元々韓国で描かれて、日本にローカライズされた(翻訳など)作品に対して、日本のユーザーがめちゃくちゃ課金している、というところなんです。

この大ヒットをきっかけに多くの企業がWebtoonマーケットに算入してきて戦国時代になっているのが、今の国内のWebtoon業界です。下記はコミチ社様が作成された日本国内のWebtoon業界のカオスマップですが、大手出版社も参入し、制作スタジオは69社と多くの事業者が日本のWebtoonマーケットに期待感を持っているのが伺えます。

ただ正直日本の事業者は参入に遅れてしまったことも有り、依然韓国に遅れを取っているのが現状です。しかし、私(西下)個人としては現状についてそれほど悲観していません。実際日本は過去にも多くのヒット作品を叩き出しているのでこれからたくさんの企業やクリエイターが全力で取り組めば一気に形成を逆転できるチャンスがあると思っています。

Webtoonマーケットに参入すべき理由

僕は皆様にWebtoon業界に今ジョインすることをおすすめしたいです。
一番大きな理由が今までのマンガ業界とはぜんぜん違うマーケットなので、新規参入する人でも勝てるチャンスが十分あるから、です。

なぜ同じマンガなのに、既存のマンガ業界とWebtoon業界が違うマーケットといえるのかというと、単純にユーザー属性が違うからです。

Webtoonの読者は既存のマンガユーザーと異なり、空き時間でサクッと読めることをより重要視するなどの独特な傾向を持っています。故に、今までの漫画界の常識が通用しない部分を多く、裏を返せば若手のディレクターが、敏腕編集者を差し置いてヒットを出せるチャンス!とも言えるのです。

実際その兆候が

先程申し上げた日本がこれからWebtoon市場で存在感を増していくであろう、という予想を実証するような結果が2023年1月に生まれています。

ついに、、

日本のWebtoon作品が初めてランキングトップを獲得したのです!

今後も多くの作品がヒットしていくであろう、日本Webtoon業界はまさに今参入する絶好のタイミングです。

日本Webtoonで一旗揚げたい方!是非一緒に働きましょう!
おまちしています。

本日はありがとうございました


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