死霊館シリーズ シスターの悪霊ヴァラク編ストーリー※ネタバレあり
死霊館シリーズの中で登場する【シスターの悪霊ヴァラク】との戦いのあらすじです。
【大昔】ルーマニアの城で、城主である公爵が悪魔崇拝の儀式により、蛇どもの首領ヴァラクを召喚する。しかし、ヴァチカンの使者がこれを抑え封印。その後、城は修道院となる。以後、修道女の祈りでヴァラクの封印を続けていく。
【1945年】第二次世界大戦の影響で被弾した修道院の一部が損壊。これによりヴァラクが解放されヴァラクが修道女を襲い始める。ヴァラクは修道長を殺害後、憑依する事でシスターの悪霊の姿となる。
【1952年】ヴァラクより惨殺されていったシスターのうち、最後の生き残りであったシスターが憑依されることを恐れ自害。教会の組織が見習いシスターのアイリーンとバーク神父を調査に向かわせる。
修道院に食糧を運ぶ役割の青年フレンチーが二人を道案内。
修道院で調査を続けるうちにヴァラクから次々と攻撃を受けるアイリーンと神父。
アイリーンに恋心を抱くフレンチーも二人を助けるために再合流してアイリーンと神父のピンチを助ける。
修道院に隠されていたキリストの血を見つけそれをアイリーンがヴァラクに吹きかける事でヴァラクを退治した。
修道院を後にする3人。しかし、実はヴァラクは退治できておらず
フレンチーに乗り移っていた。
(ここまでが「死霊館のシスター」)
(「死霊館」のワンシーンより)
【1969年】超常現象研究家のウォーレン夫妻
(夫エドはカトリック教会が唯一公認した非聖職者の悪魔研究家であり、妻のロレインは透視能力を持っている。)は
取り憑かれた農夫・モーリスの悪魔払いに参加する。
この時の様子のビデオをその後の講演に使っていた。
実はこのモーリスは死霊館のシスターでアイリーンたちと一緒にヴァラクと戦ったフレンチーで、モーリス(フレンチー)はヴァラクに取り憑かれたままでした。モーリスの悪魔払いは失敗。モーリスはその後、自分の妻を殺そうとしたが代わりに自分で銃を咥えて死亡した。
多分、ヴァラクに最後の抵抗をしたんでしょう。
モーリスの悪魔払いの後、妻ロレインは夫エドが死ぬ予知夢をみる事で8日間飲まず食わずで部屋に閉じこもることに。
(ここから「死霊館 エンフィールド事件」)
【1976年】1965年に長男による一家惨殺事件があったアミティービルの家で超常現象が起こるということでウォーレン夫妻は調査を行なう。そこで透視したロレインはシスターの悪霊(ヴァラク)が長男に憑依して事件を起こさせた事を知る。
ロレインはエドが死ぬ予知夢を再度見るようになる。それからもシスターの悪霊に悪夢を見せられ続けだんだんと弱わっていく。
同じ時期にエドも悪夢を見るようになり悪夢に登場するシスターの悪霊(ヴァラク)の絵を描く。
エドは霊視ができない為、姿を見たことは無いのにヴァラクを描いた事にロレインは恐怖し予知夢の現実化を恐れるようになる。
その後も度々、夢に登場するシスターの悪霊(ヴァラク)とロレインは夢で戦い「名を名乗れ!」と一括、トランス状態のままVARAKの文字を聖書に書き記す。
【1977年】 イギリスのエンフィールド
旦那が近所で不倫して双子の子供を作って出て行かれたシングルマザーのペギーはお金に困りながら4人兄弟と一緒に古い家に住んでいた。
長女マーガレットと次女ジャネットがウィジャボード(こっくりさん)で遊んだことをきっかけに、その夜から不可解な現象が起こり始めました。ジャネットは、自室で眠っていたはずが目を覚ますとリビングのソファーに座っていたり、誰かと会話するように大きな声で独り言を言ったりということがつづきます。
超常現象に懐疑的なモーリス博士がジャネットにインタビューをしていると彼女の様子がおかしくなり、太くしわがれた声で自分の名前はビル・ウィルキンスで72歳、この家の前の持ち主でリビングのソファーに座ったまま亡くなったと話します。
調査にやって来たウォーレン夫妻の目の前で恐ろしい現象が次々と起こる。
ウォーレン夫妻はビル・ウィルキンスがジャネットに憑依して発したうめき声に隠していたメッセージの解読に成功。元凶と思われていたビルはシスターの悪霊(ヴァラク)に操られていてビルもへそ曲がり男もシスターの悪霊(ヴァラク)の手先に過ぎなかった事を突き止める。
(へそ曲がり男)
ヴァラクに飛び降り自殺をさせられそうになったジャネットを助けようとしてピンチになったエドを助ける為、ロレインはヴァラクと対決。
ヴァラクは真の名前を知られると地獄に送りかえされてしまう弱点があり
夢の中の戦いで真の名前を手に入れていたロレインはヴァラクの封印に成功する。
(ここまでが「死霊館 エンフィールド事件」)