TVを捨ててもより快適にTV番組は見続ける

最近、TVを手放しました。

上京した時に、当時あまりお金が無く生活家電を買い揃えるのも苦労しながら買った32型の東芝の液晶TVです。購入から10年以上全く壊れずに活躍してくれました。

当時から10年以上経った今、32型の液晶TVは価格もずいぶん下がり、さらにベゼルも狭くなり外径はよりコンパクトになった洗練された商品や、TV単体で録画ができる商品が販売されるようになりました。

普通なら「10年使ったし、そろそろより良いTVに買い替えよう」となるのが一般的だとは思うのですが、ここで私は今一度TVの必要性を考え直しました。こういうふうに書くとよくある自己啓発的な「TVを見る事は時間の無駄」的な発信だと思われますが、そうではなく、私が考え直したのはTVという家電でTV番組を見なくてもいいじゃないか?という事です。

私は映像作家という仕事上、関わった仕事をTV番組などで見る必要性もあったり、インプットとしてもTV番組を見る事は必要性があるのでTV番組は見たいのです。

しかし、住空間をコーディネートする時に、どうしてもTVの位置を決めてからそれに合わせて家具の配置を決める必要性がある事に非常に煩わしさを感じました。また、TVは存在感も大きく置くと一気に生活感が出る事も気に食わない点でした。

そこでTVがなくてもTV番組を快適に見る方法を考えて辿り着いたのが

・プロジェクター

・モバイルモニター

・テレビ視聴アプリ | DiXiM Play

この三つを併用することで、TVを持っている時より快適にTV番組が見られる様になりました。

まずモバイルモニターですが、近年このジャンルの商品は随分と価格も下がり品質の高い商品が増えてきました。

TVゲームや、PCのサブモニターとしての使い方が一般的ですがこれを、レコーダーとHDMIで繋ぐことによって、TVとしても問題なく使うことができます。

私が使っている商品はこちらです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B087Q56DJQ/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_99w-Fb2AZ8KSK?_encoding=UTF8&psc=1

15.6インチのモニターなので、遠くからは見づらいのでキャスター付きの棚に載せていて視聴時は目の前に移動させています。

使用しない時は、パタンとモニターをたたんで部屋の隅に置いているので全く邪魔になりません。

地上デジタルのTV線と電源コードを稼働させたい距離分の長さのコードを選ぶのがコツです。

一つネックなのがスピーカーです。モバイルモニターのスピーカーは流石にTVに比べればチープな音になってしまいます。そこで、実はモニターが乗っている棚の中に、ステレオミニプラグで繋いだPC用のスピーカーを仕込んでそこから音を鳴らしているのでTVと遜色ない音で聴こえています。

バラエティ番組やニュースなどを見るにはこのモニターで十分です。

ただ、スポーツや映画はやっぱり大きな画面で見たいという事になります。

そこで活躍するのが、プロジェクターです。

でもプロジェクターは昼間は見れないでしょ?と思ってましたが最近のプロジェクターの進化は凄くて、昼間でもレースのカーテンを閉めているだけで見ることができる光量のプロジェクターが10万円以下で手に入る時代になりました。

私が使用しているのは

XGIMI Halo ジミー ハロ Android TV搭載モバイルプロジェクター 800ANSIルーメン FHD画質 Harman Kardonスピーカー搭載

https://www.amazon.co.jp/dp/B08FQVK4TT/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_Cpx-Fb4PATK8Q

こちらの商品です。

800ANSIルーメンという明るさで、部屋の照明をつけていても見れるレベル(もちろん暗い場所よりは見づらい)の驚きに明るさで100インチ以上の大画面に投射可能なフルHDの解像度で鮮明な映像が楽しめます。

内蔵のスピーカーもHarman Kardon(ハーマン・カードン)の5W出力が2基ということで一般的なTVと比べても全く引けを取らない音質です。

ただスピーカーやサウンドバーなどに比べれば、そこまでいい音質では無いので私はBOSEのスピーカーにBluetooth接続する事でさらに大迫力の音質で楽しんでします。

本体にAndroid TV 9.0搭載なので、YOUTUBEの視聴やGoogleストアからダウンロードしたアプリの視聴が可能という事なのですが、なぜか、NETFLIXのアプリが使用できないのと私がAndroid環境よりiOS環境に慣れ親しんでいるという事もあり、AppleTVをHDMI接続して使用してます。もちろん先程登場したモバイルモニターに繋いだレコーダーとHDMIで繋げば、TV番組を見る事もできるのでスポーツ中継などはこの方法で楽しんでます。

この商品はバッテリー搭載でモバイル稼働が可能なので、寝室に持っていって天井に投影するという使用方法も可能です。

そしてもう一つTV番組を楽しむ事ができるツールとして紹介したいのが

テレビ視聴アプリ | DiXiM Play  です。

このアプリをインストールしたiPad と対応レコーダーをWifi経で接続すれば、レコーダーに録画した番組が同じWif環境下のどの部屋でも見る事ができるのでお風呂やキッチン、ベッドサイドでいつでもTVが見られる様になりました。

以上の3つのツールを使うことで、部屋を圧迫していたTVを手放しながらも快適にTV番組をみる生活を送れる様になりました。

もちろん、それぞれのツールだけだとTVより不便な点はありますが、3つのツールを合わせることで弱点をカバーすることができます。

今回のライフハックは物を持たないというミニマリズムの考え方からしたら、物は増えてしまってるのでズレてしまってますが、TVを持たなくなることでスペースの有効活用と生活感の排除ができて幸福感を向上させることができました。

以上、TVを捨ててより快適にTV番組をみるライフハック紹介でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

このように、今後も、我慢せずにより豊かに暮らすためのミニマリズム生活を追求していきたいと思います。

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