ハワイの話𓂃2日目
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ハワイ2日目は「オアフ名所巡りツアー」に参加した。
朝8:30、私たちはホテル近くの集合場所に向かった。10分ほど、現地人に囲まれながらまだかまだかと待機する。
ここで合ってるのかな〜と不安になっていた時、日本人ガイドが現れ、安堵する。
出席確認をとってもらい、指をさされた黒いバンに乗った。次々と参加者が乗ってくる。
4〜50代の方がほとんどのようだ。参加人数は15人にも満たないくらいで私たちグループがとびきり若かった。
ガイドはハワイ生活30年という長崎出身のおじさんだった。移動時間は、この方が車内アナウンスでハワイの土地や地元民のことを沢山教えてくれた。
中でも興味深かったのは、元アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマの故郷がここホノルルであるという話だ。丁度、オバマ大統領の母校プナホウスクールの通りに差しかかった。
ここは、幼稚園から高校までの私立一貫校で4000人近くの生徒が在籍してるという。
授業料は年間500万円、毎年の厳しい試験を経てこのスクールに相応しい人だけが学び続けることのできる学校らしい。
丁度、その学校の前の横断歩道でリュックを背負った学生が渡るのを待っていた。
「ほらほら500万円が歩いてますよ」と言って笑いが起こる。このおじさんの車内はずっとジャングルクルーズみたいで面白かった。
そして、当時オバマ大統領がアルバイトをしていたホノルルの31アイスクリーム、産まれた病院、おばあさんが住んでいたコンドミニアムを通った。若干、オバマ大統領の軌跡ツアーみたいになってた。
そんなことを話しているとあっという間に最初の目的地に辿り着いた。
ホノルルを見渡せる絶景スポット、タンタラスの丘だ。
ここは現地の人の初日の出スポットとしても有名らしい。ホノルルを真下に深呼吸。これぞ朝活だな〜。おばショット記念撮影付きで。
そこから1時間、車を走らせてオアフ島の東海岸に来た。
「ハロナブロウホール」は展望台から崖を見下ろすと、溶岩洞から高く舞い上がる潮吹きをみることができる。
この日、風が穏やかだったので、滞在時間15分のうちそれが見れたのは一回だったけど、高く舞い上がったのが綺麗に見れた☺︎
この〜木なんの木気になる木〜という日立のCMでお馴染みの「モアナルア・ガーデン」にきた。
ここは日本人だけに人気らしい。そりゃそうか。
樹齢130年を超えるモンキーポッドという大木である。とにかくバランスとフォルム美しすぎて感無量だった。わたしは、よく建築雑誌を手に取ったり、実際に見に行ったりするんだけど、建物の美しさのような感覚だった。とにかく美だったのだ🌲※熱量
10分程度、その木の周りを散歩していたら突然と雨が降ってきてきた。丁度ハワイは雨季だったので、天気が変わりやすかったが、長々と続くような雨はなく、数分もすればすぐに青空が広がった。
次に、ドールジュースで有名なドール農園にやってきた。ここで食べたパイナップルソフト、甘味料をまったく感じず、素材の味が引き立っていた。3人で1つで充分ですよと言われたけど余裕でひとりでいけた。
そして、次に向かったのは私がこのツアーで1番楽しみにしていたオアフ島の北海岸、ノースショアだ。
テラスハウスALOHAステージで、ハワイの予習をしていた私は、絶対にここに行くと決めていた。なんてたってここはサーファーgaiの聖地なのだ。ノースショアの海岸とサーフボードが並ぶ街並みを見た途端、異様にテンションが上がる。だがこれは、自分しかわからない胸の高鳴りだったようだ。
ランチは、テラハメンバーも食べてたノースショア名物のガーリックシュリンプを食べた🦐
めちゃめちゃテラハを感じたので、ハワイ編のオープニングを流して1人余韻に浸る。こうした人が何人いたんだろうか。。
ガイニキの映画シーン最高でしたよね。。
ランチを食べた後、ノースショア周辺のハレイワタウンで自由時間を与えられたのでショッピングをした。pataginiaやスヌショップ、珈琲屋をみてまわった。
次に、ハワイの出雲大社に向かった。
ここでは「二礼四拍手一礼」で参拝をするようだ。出雲大社は日本でも「四拍手」するみたいだ。おぼえておこう。母が数年前から各地の御朱印を集めているので、ここでの御朱印をお土産にすることにした。
そしてあっという間にバスはハワイのダウンタウンを通り、ホテルへと戻っていく。
ダウンタウンは「都市部、ビジネス街」ともあり銀行や、郵便局、オフィスなどが立ち並んでいた。
こちらのビジネスマンはスーツにネクタイで出勤することなどはなく、みんなTシャツにハーフパンツのようなラフなスタイルで出勤するそうだ。日本も早くこうなればいいのに。
でも、スーツはきゅんポイントの一つなのでなくなったらなくなったで困るか〜。※欲張り
17:30 9時間のバスツアーを終えた。
初日は時差で寝られていないこともあり、2日目のバス移動にかなり助けられた。
ガイドさんのケアも手厚く、ここぞというときにお水をくれたり、行列店には代わりに並んでおいてくれるので時間を無駄にすることはなかった。どこでも写真のサポートをしてくれるし、有益で興味深い情報をくれるシゴデキのおじさんがかなり好きになった。というわけで、ハワイでのバスツアーかなりお勧めです⭐︎
本日のディナーはレストランを予約していたので、それまでの間、ワイキキビーチやロイヤルハワイアンホテルを見に行くことにした。
この日のサンセットはまさに完璧で、あまりの綺麗さに立ちすくんでしまうほどだった。
いつもは風景に見惚れがちだけど、なんだかそれを見てる人達が妙に美しかったのが印象的だ。
そしてハワイといえばのピンクパレス🏩
夕陽にあたると絶妙なサーモンピンク色になるのでこの時間に見たのが一番綺麗だった。
そして、1ヶ月前から楽しみに楽しみにしていたディナー会場へと向かう。足取りが軽いような重いような。ハワイで一番有名な高級ステーキハウス【ウルフギャング】を予約したのだ。
背伸びをしすぎた....若干足が地につかない程度の価格と雰囲気だった。ドル表記が有り難いほどに値段なんて気にせずに食べたいものを好きなだけ頼んだ。最近おぼえたワインがこのタイミングで嗜めるようになっていたのはかなり大きかった。
フィレとサーロインの部位を使用した一番人気のポーターハウスステーキを食べた。噛んだことのない肉厚に歯もびっくりしていた。
心もお腹も満たされた私達は、ごそっと薄くなった財布なんて見て見ぬふりをして幸せいっぱいのオーラでホテルへと戻っていく。
既に2日目の夜には帰国へのカウントダウンが始まっていた。夜の繁華街の路上では、オウムを操っている人がいたり、ビーボーイがいたり。
ハワイもまた眠らない街のようだ。
こうしてなかなか濃ゆい2日目を終えたのだ。
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