
『My precious days』
I feel quite depressed.
I don't feel motivated.
I'm sure that's obvious.
I'm the manager of a supermarket, but I'm overwhelmed with stress.
Some people seem to think it's fun to be surrounded by close members, but not really.
But I don't mean to deny everything.
However, it's a job with a sense of responsibility, so it's quite rewarding.
さあ今日も仕事が始まる。
とても眠たいですが頑張るしかありません。
僕はブラックコーヒーを飲み干しカフェインを完全摂取したところで営業開始。
すると品出しを行っている従業員の笠井さんが山口さんに愚痴を吐いていた。
「なんでこんな朝早くから眠たいのに来なあかんねん 他に人おったやろ。 山口さんもそう思わん??」
まぁ〜大きい声の文句ですね。
客に聞かれたらどうすんだ。
と思っていたらその矢先にお客さんが笠井さんの元へ。
「あの〜すみません… 片栗粉ってどこにありますかね…?」
すると笠井さんはそれに対してレスポンスする。
「眠たいのに… だるいわ〜」と小声で呟いて片栗粉の元へお客さんを連れていく。
いやだから客に聞かれたらどうすんだって!
笠井さんはうちの従業員の異端児。
若気の至りが通用しない年齢でありながら我が道を行く人である。
この人にはかなり手を焼きます。
自分のストレスの十中八九はこの人のせいかも…
「ちょ… 店長 どいて!邪魔です〜」
ぼーっとしていた僕は笠井さんに言われた。
「ご、ごめん」
僕はそう言うしかなかった。
だってこれに関してはぼーっとしていた僕が悪いだろう。
でも少し言い方ってものがあるだろう。
お惣菜コーナーへ向かうと小島さんが商品を綺麗に陳列させていた。
彼女はアルバイトだ。
真面目かつ、かなりルックスがよく若い男のお客さんがよく周りに集まる。 許しませんよ!小島さんは僕のものだぜ!なんてね。それは嘘で自分としては目の保養になっているので日々感謝です。
ちょっとあざといけど。
1時間後…
「おい!!早くレジしてよ!!!」
若い男性客の怒号が店内BGMを切り裂くように店中へ響き渡る。
何があったのかとレジの方へ駆け寄ると、笠井さんは男性客の会計をせずただ突っ立っていました。
「いや、笠井さん?何やってるんですか?」
僕はすかさず声をかけた。
すると
「こいつ私の事おばはんって言ってん。
そんな奴の会計せんでもよくない?」
「いや言ってないわ!会計してくれへんからやろ!!」
「は??あんたが先言ってきたんやろがい!」
正直僕はどうすれば良いかわかりません。
僕もそこにただ突っ立って言い合いしているのを呆然と眺めているだけだった。
すると
「お客さん!よかったらこっちでお会計されます??」
隣のレジにいた森山さんがお客さんを誘導した。
男性は「もうええわ…」と言い森山さんのレジへ向かった。
「"お客様は神様"なんて言葉はあるけどお会計をしてもらうのも当たり前の事ではないのよ。
だからちゃんと笠井さんにあとで謝りに行きや?」とそう言い森山さんは男性のお会計を終わらせた。
「ありがとう。」という言葉を残し、森山さんのレジを立ち去った。
商品を袋に詰め込んだ後彼が笠井さんの元へ戻ってきた。
「ごめんなさい言い過ぎました。」
彼は深々とお辞儀する。
「うん。ええよ。次は知らんで。
でも私も言い過ぎたわごめん。」
気付けば少し和やかなムードに。
僕は突っ立ったままニッコリしていたら。
「ちょ、店長なにニヤニヤしてるん」
と笠井さんに一喝を喰らった。
うん確かに。何突っ立ってニヤニヤしとんねん自分。
…
無事に本日も閉店へ。
なかなかに忙しかった。
事務室へ戻ると
「はいこれみんなで食べて」
笠井さんはそう言って買ってきたどら焼きを従業員全員に渡す。
「ほな帰るわおつかれさん」
そう言って笠井さんは事務室を跡にした。
「笠井さんも良いとこあるよね」
「ですねですね。」
山口さんと小島さんがそう言うとどら焼きを1つずつ手に取り頬張った。
僕も有難くちょうだいする。
笠井さんはこのように毎日のように何かしら問題を起こす所謂トラブルメーカーだ。
本当に疲れてしまう。
我々のみならずお客さんへも牙を向くのでクレームが入る事もしばしば。
良い事ではない。
僕自身もそれで毎日かなり悩み、かなり疲れる。
でもそれでいいんだ。
気付けばそんな普通では無い日常が僕にとっては楽しかったりする。
上の人間に「笠井って奴のどないなっとんねん!」
と怒られる事もしばしばあるが怒られるのは僕だ。それで僕も笠井さんには注意を施すが正直あまり変わらない。
けど悪い人では無い。というよりむしろ素直で、
ちゃんと誰もいないところで人一倍反省しているところを薄らと見た事はあるし、外では自分を強く見せてるように見えるけど心の内ではちゃんと泣いているのが分かる。
他の従業員の方達も気付けばみんな切磋琢磨してお互いに無いものを補い合い、助け合って仕事をしている。そんな皆様のおかげできっと僕がいる。店長をやらせて貰えている。
むしろ皆から学ぶ事の方が多い。
僕はこの職場が大好きだ。
大変なことばかりで頭を抱える事もあるけど、
僕はずっとここでみんなと一緒に働きたい。
この刹那がずっと続けば良いなと強く願った。
小島さん可愛い。