インディージョーンズと運命のダイヤル感想(最新作ネタバレ注意)
まず、保険としてインディージョーンズシリーズらほとんど見たことないです。
アクション映画としては普通。というか中の下で、主人公の俳優が加齢したことでムチあんま振らないのおもろかった。主人公パーティは最悪。
まず主人公。老害。息子が戦争行って死んで離婚して完全に人の話を聞かなくなってる。(ラストは草を生やした)後2人はヒロイン枠はただの盗人の結婚詐欺師のカスだしガキ枠は出癖悪いしこいつらがただただ仲悪くてマジで見てておもんなかった。
でもラストで見ててよかった〜ってなりました。ラストで
なんやかんやあってアリストテレスのいる過去まで来て、主人公が俺はここに留まって死ぬと良い、坂本真綾がそれをぶん殴って無理やり連れて帰るってラストなんだけど、なんか泣いてた。ここまで見方も敵もクズばっかですぐにキャラが銃で死ぬしおもんね〜と見てたけど、このラストはよかった。俺はこのラストを主人公は死んだと解釈した。歴史伝記という神秘が奪われた現代では先細りが約束されている作品の主人公、そして加齢でも物理的に衰えている。そんな主人公を、過去の虚像の中でしか生きることのできない主人公を実際に過去に送ってそこで殺す(死んでないけど)。インディージョーンズだけの映画ならここで終わりで、なんでかというとこいつはマジで人の話を聞かないから。それを観客は散々見させられてるから。でも坂本真綾がぶん殴って無理やり帰らせる。死人と化したインディージョーンズでは今、未来は切り開けない。今を作るのはいつだって今を生きる人間だから。そこでカスクズの坂本真綾が押し倒すのがめちゃくちゃ良かった。
なんか全然纏まんなかったけど感想です。