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無職転醒 〜エリア予選行ったら本気だす〜

割引あり

SPECIAL THANKS ZEN
SPECIAL THANKS てぃーすぴ
SPECIAL THANKS はーの者

ルーデウスの外見と中身抜き、野生です。
職も貯金も無いけど、勝利くらい僕にくれよってことでエリア予選に挑んできました。

今回は当日までの出来事や試合結果を振り返っていきます。


0回戦目

店舗予選は天契約リペアで勝ち上がれたものの、1つの懸念点がある。

それは『エリア予選会場が県外の時点で負け』ということ。

ライトニングシオン合体中(無職)の自分には県外まで遠征する予算は無く、シーガル仙台駅前店以外の会場に決まった瞬間に今年は全国を諦めようと覚悟は出来ている。

女騎士スタンプ、俺は好き

普段から徳を積み立てていたおかげで0回戦突破。練習に付き合ってくれるという言質も取れたので、だいぶ遅いがここから調整を始める。

デッキ選択

当時の環境

エリア予選までに禁止制限で消える天契約とトルキャは無視して、それ以外のデッキタイプで有力なのは全天の覇神からの新規、激覇とヘラが入賞しているのが目立ち、それ以外だと神山をメタれる造契約や熱契約も一緒に勝ってた印象。印象って曖昧な表現したのは無職で金が無く、あまり非公認出てなかったし新しいデッキも組んでなかったから。

あしもかCSにて

11/17開催のあしもかCSは東北では珍しい3デッキ1BAN制であり、様々なデッキが集う場所で3デッキも試せるというのはとても魅力的だった。

持ち込んだ山は激覇ハデス熱契約

11月が誕生日だったため、誕プレで大体組めました。謝謝茄子
フリーデンの2点で造兵のロック超えて勝った時は汁出た
3デッキ目が思いつかなくて2時半に組んだ山

結果は以下の通り。

激覇 3勝3敗
ハデス 2勝3敗
熱契約 2勝0敗

結果 3勝2敗 10位オポ落ち

ここで気になったのは熱契約2勝0敗という結果。予選5試合中3回もBANされたため、試合数は少なかったが一応勝率100%。深夜に組んで練習もしなかった山でこの結果ならば、本気で調整すればエリア予選も勝てると判断し調整にも熱が入る。

ちなみにエリア予選で使用したバルクファルザーはあしもかCSの会場、シーガル大河原店で99円で購入した。買った理由は安かったから。

無職でも買えるようなお手軽カードが活躍してくれるとは当時は考えてもいなかったけど。

熱契約の調整

使い魔召喚:ZENフィールド

一緒にあしもかCSに出たZENさんと調整を始めてからとある疑問が生まれる。

色んな山を使う男。ハイレート以外握らない

「契約スピリットがアタック時ドローなのに、メインで準備が必要なソードグロウって扱いが難しくない?」

2tぐらいにディラノスXVやスティーゴを絡めてカウントを盛ってから、次のターンにソードグロウを投げるのは強力だが、早漏の自分はもう2tで勝ち切りたい。

この問題を解決すべく採用したのが99円の龍、灼龍帝バルクファルザー

触るまで強さがわからなかった1枚

アタックステップで用意できる打点であり、アタック終了時煌臨という特殊な着地タイミングに初見で対応することは難しいだろうと採用。

使い魔召喚:てぃーすぴフィールド

調整を続けるうちにとある問題が発生した。
それは地元での練習には覚えられる対面に限界があるということ。
特にヘラやククルカンを回してる人が少なく、不安を感じた自分はてぃーすぴに協力を頼んだ。

コントロール山めっちゃ擦ってる

イケメンなのは顔だけじゃない彼は二つ返事で調整に付き合ってくれることを了承。練習場所と結構距離あるところに住んでるはずなんですけどね、彼。
実際にあしもかCSを振り返ってもヘラやククルカン対面は落としており、紫山をめちゃくちゃ擦っている彼が練習に付き合ってくれたのは心強かった。

彼との調整を経て作成したリストがこちら。

ラバーズを貫通して勝てるように赤の世界を採用

赤の世界フェブラーニというゴリ押しと契約対面は7枚の疲労でハメ殺すというコンセプトはシンプルながら強力だった。

使い魔召喚:はーの者フィールド

エリア予選の1週間前。
デッキの方向性が確定し、エリア予選の不安が薄まっていた時に事件は起きた。

それはバーストを複数採用した熱契約の出現

メンタルつよつよではない自分にとって、方向性の違う同テーマが結果を残したという事実はとても精神に影響を与えてきました。

そこで協力を頼んだのは彼、はーの者。高校の時から恋愛や部活、人間関係で自分がメンヘラになった時に支えてくれていた彼に再び頼ることに。

ビート山しか握れない男

彼から「ぐだぐだ言ってないで完コピして練習しろやボケ」と激を飛ばされ、練習しろと言ったからには練習に付き合えということで巻き込むことに成功。

練習のほうは彼の王契約にひたすら轢き殺されて不機嫌になり、ハロワを言い訳に逃走。

提出リスト

プチグロウ 3枚
大甲帝デスタウロスXV 1枚
闇輝石六将 砂海賊神ファラオム 1枚
幻惑の隠者騎士バジャーダレス 2枚
魔界剣神ドール♰アンシャンテ♰ 1枚
エクレル・ピーコック 1枚
EVANGELION Mark.06 -カシウスの槍- 1枚
灼龍帝バルクファルザー 2枚
超星使徒スピッツァードラゴン 1枚
暴双龍ディラノスXV 3枚
グロウ&ヒートライザー 3枚
鋸刃竜カルカロドント 1枚
恐竜小僧スティーゴ 3枚
選ばれし探索者アレックスRv 2枚
灼熱の契約剣ヒートライザー 3枚
竜斧槍ドラグハルバード 2枚
廻天刃ツヴァイザー 1枚
ブリザードウォールLt 1枚
絶甲氷盾Rv(逆襲のシャア) 1枚
ソーンプリズンLt 3枚
ディフェレントドロー 3枚
滅びの道 1枚

基盤は自分より詳しい人がいるので書きません。変わったカードとか聞かれた部分は有料(無料)部分で書きます。

エリア予選当日

11月30日、エリア予選予選当日。
いつもの立ち食い蕎麦を食べ、いざ会場へ。

これは父とのLINE。親子揃ってオタク

会場についてやることはただ1つ。知り合いを見つけ、会話で少しでも緊張を解すこと。
地元で店舗予選を突破したのが自分だけであったため、会場についた自分は少しでも知り合いを見つけて緊張を解そうとした。しかし、そこで見たものは信じられないものだった。

ペンタンのプロキシを作る福島勢

訳が分からない。え、もっとエリア予選てバチバチしたものじゃないの?

それはそうとそんな彼らとの交流で緊張のきの字も無くなった自分はベストコンディションで試合へ。

1回戦目 零契約

後攻+ソーンプリズンLt2枚にディラノス。トップにアレックスという神手札。今日は俺の日だと確信。

1t
ムーンフィッシュ+バースト伏せエンド

2t
アレックスを伏せてプチグロウで殴り。引けたのはツヴァイザー。
殴りはそのままライフへと通りエンド。

3t
ウィズ着地。メタルヴェスペもフォーアンサー、アサルトガンナーもあり死を覚悟した。
アサルトガンナー+フォーアンサーのアタック。
ライフに通すしか選択肢はないが、ソーンプリズンがある。トップで煌臨札を引ければ勝ちだ。

「ソーンプリズンLt宣言します」
「ではアサルトガンナーとメタルヴェスペを重疲労させます」

エリア予選の悪魔はそこにいた。
励起より先にソーンプリズンが処理したことにより、結誓により墓地に落ちた励起持ちが除外され残りの手札は2枚へ。

今が勝機だとアレックスを開き、返しでディラノス+ツヴァイザーの4点で勝ち。
げに恐ろしきは緊張かと気を引き締めて2試合目へ。

2回戦目 ヘルメス

1試合目が早く終わったこともあり、隣の卓で試合していたヘルメスを眺めながら(練習してない対面だし当たりたくないな~)と思っていた。
しかし、練習不足を嘲笑うかのように2試合目は先ほどのヘルメスであった。

今回は先攻。手札はソーンプリズン2枚にドラグハルバード。先ほどソーンプリズン2枚に喜んだからか、今回も2枚も手札に来てしまう。対面考えろよ。

プチグロウで殴ろうにも受け札やバースト、バルクファルザーなどすぐに消化できないものばかり。
対面はライフで受けながら、こちらのぶくぶくと太った手札を咎めるようにフォルクリバースで手札を整えていく。

あちらのアンシャンテやブリザードウォールに攻めあぐねていた時、ビャクガロウXV+カニキリで試合が動く。幸い横ならべはしていなかったため、ソーンプリズンで耐えれはしたが、ピンポイントでバルクファルザーが手元に送られブリザードウォールの突破と意識が遠のく。

バルクファルザーが封じられた今、ここまで来たら正面から殴り勝つしかないため、結誓でライフを4に戻して殴る。相手の残りライフは1点。しかし、アンシャンテで盤面は全て処理される。

こちらの墓地にもブリーザードウォールは落ちている。あとは相手がトリスメギストス+カニキリ2枚目の3+1でブリザードウォールを超えないことを祈るしかできない。

手札は全て手元、バーストはヘルメスに止められ、こちらの非公開情報は1つとして無い状況。握る手札がない分、手に汗を握るしかない相手ターン。

結論、相手にカニキリ2枚目は無かった。トリスメギストスの殴りをブリザードウォールで受けて返しに残り1点を詰めて勝利を手にした。

3回戦目 WBS

嫌いな契約スピリットは3枚ある。まずフェニルとバット、相手が上振れるかどうかで試合が決まるから嫌いだ。
最後にシャックが嫌いだ。理由は契約を見せ合った時点で何のデッキかわからないから。

3回戦目の対戦相手が契約を宣言したのはシャック。蒼契約か?それともGSか?どちらにせよ、轢き殺されないように立ち回るしかない。

自分の先攻で始まった試合。ストリームドローでプチグロウを焼かれるわけにもいかないのでアレックスを伏せるのみでエンド。

対面はシャックのみを召喚し、アタックを宣言。2ドローの後、捨てられたのはゴットシーカー WBS専属実況者ヴィハーン
予期せぬ伏兵だった。

試合はそのまま次のターンにローカマータに走られて負け。

敗れはしたものの、まだ1敗。次勝てば本戦に行ける可能性もあるーー。

4試合目 シャックGS

対面はGSの名手、一葉さん。
お互い落とせない試合、席に着いた瞬間にふと嫌な予感が頭をよぎる。

デッキカットとじゃんけんが終わる。契約を見せ合う緊張の瞬間、開かれた1枚はーー。

「契約、シャックです。」

シャック2戦目

この時点で心が折れそうだったが、地元バトスピ勢のDiscord鯖やTwitterの応援を思い出し心を奮い立たせる。

このシーン見るたび泣く

よし、気合入れていこう。
自分は後攻。相手の青の世界もバーストも怖いが、やることは1つ。殴って勝つ。

殴って引けたのはディラノス。氷刃が怖いこの対面において、というか全対面において引きたいカードが手札に加わる。
青の世界が裏返り、プチグロウが焼かれる。相手の煌臨元が着地するが仕方がない。

相手のターン、着地したのは幻魔神。着地したときに鳴ったパチンという音は自分の心が折れた音だったかもしれない。

しかし、ターンは返ってきた。煌臨先が無かったとしたら勝機だ。

プチグロウ&ヒートライザで魂状態から復帰させながらディラノスを2枚着地させてこっちの上振れを押しつける。

結果はフリーデンXVに耐えられたものの、返しが何もなく勢いそのままに勝利。幻魔神以上に上振れてくれた右手に感謝。

エリア予選突破

予選5位突破。あと充電尽きそう

3勝1敗。オポ落ちが怖かったが問題なく突破、ここからが本番と気合を入れなおす。

不安要素なんて決勝トーナメント出場者に1人も契約創界神がいないという致命的なもの1つしかない。あと2回ディラノスXV引けば勝ちだ。

5試合目 WBS

対面は予選で完膚なきまでに敗れたWBS。

シャック3戦目

そういえば、てぃーすぴ君が主催してる非公認で予選抜けたとき、本戦1回戦目で予選で自分をボコった人と対面して瞬殺されたこともあったなぁと不吉なことを思い出す。

「リベンジしに来ましたよ!!」
自分に言い聞かせるように大きな声であいさつをする。

お互いビート山、重要なのは初手。緊張しながら開いた手札はカシウスファラオムディラノスXV。

ついに手に入れたぞ。オリジナルの太陽炉を

相手の5コストアールシュにカシウス、次ターンのシーカーにファラオムで相手の動きを阻害してそのまま勝利。今日は、俺の日だ。

6試合目 シャックGS

最後の対面は共に宮城CSの予選を抜けた八木という男。ペンタンのプロキシを作るほど余裕と自信に満ち溢れた彼は当然のように全勝し、決勝卓で待っていた。
色んな山を握る彼は今日、どんなカードを使うのだろうか。楽族か?激覇なのか?それとも宮城CSで握ったアイボウファイズか?

さぁ八木君の契約は……。

「契約、シャック。」

シャック4連戦目

知ってた。聞いていたもん。なんかバグって他のデッキに変わってね~かな~とか考えていたけど。

試合はこちらの先攻から。手札は滅びの道バルクファルザースティーゴ。手札から死の匂いがする。

相手はシャックの殴りでグリズクラッシュまで着地。少しでもライフを残すため、滅びの道でシャックを除去する。

返しのターン、トップはヒートライザー。スティーゴを絡めてC4まで伸ばすがBP9000のグリズクラッシュは除去できない。しかし、このタイミングで煌臨がないということは返しで4点用意できない可能性もある。
相手の事故を祈りながらターンエンド。頼む、頼む。事故っていてくれ。

アバダケダブラ

ウォズグリズクラッシュ青の世界アビスアポカリプス。
今日は八木君の日だった。

描いた地図は引き裂いた
世界はあの日のまま
僕はまた誰かのせいにした
嫌になっちゃうな

無職転生2期OP、spiralより


本当は優勝を調整付き合ってくれたお礼として持って帰りたかったし、なにより自分が全国行きたかったけど、正直楽しかった気持ちでいっぱいでした。

来年は俺が全国行きます!!
エリア予選優勝した八木選手と草飯選手は全国でも勝ち上がってください!!応援してます!!!


ここからは無職らしく乞食タイムです。
当日のリストや調整段階で抜けたカードを少し書きます。あまり面白いことは書いてないです。

当日に使ったカード

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