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デュエル・マスターズ2024を振り返る(前編)

激しくアツかりし逆転のカードゲーム、デュエル・マスターズ。このカードゲームは今年で22歳を迎え、この年に生まれた人はもう大学を卒業するほどの歴史を持つこのカードゲームにとって、2024年は沢山の変化があった年でした。

こんにちは、シグレと申します。初めましての方は初めまして、そうでない方はお久しぶりです。

今回は2024年のデュエル・マスターズをパック、環境、メディア展開などから振り返っていこうという趣旨の記事です。大会環境の話ではないです。普段よりもかなり主観の交じったかなり長めの記事なのですがそれでも読んでもらえるとありがたいです。

また、今回の記事では神アートのようなどのように売れたか掴みづらい商品、イベントなどはほとんど扱いません。

話の流れとしては各月で紙の商品→デュエプレ→メディア展開と言った順番で取り上げます。

0,2023年までのデュエマ

デュエル・マスターズというコンテンツは小学館のコロコロコミックとタッグを組んでタカラトミー販売、開発ウィザーズオブザコーストで生み出されたMTGの弟的カードゲームです。

5枚のシールドを割ってダイレクトアタックすれば勝ちという分かりやすいルールとキャッチーなカード達などが売りで他にポケカ、遊戯王、ワンピースと合わせて4大TCGと言われるほど。

デュエマはコロコロコミックを宣伝媒体にしている都合や対象年齢の関係で小学生向けの施策がかなり多くとられており、そのせいといってはなんですが他のTCGより話題性や全年齢での知名度で遅れをとっていました。

しかし2024年のデュエマはかなり毛色が変わり対象の年齢層を変えた施策がかなり目立っていきます。

1,2024年1月

1-1,エキサイティングデュエパデッキ

公式サイトより、この頃アニメやってたなぁ

1/20にエキサイティング・デュエパ・デッキシリーズ4つが発売。公式の新しいターゲット層にリーチするという動きの1つでしたね。

デュエパが流行ったかというと疑問符がつきましたが、40枚のデュエマ以外の商品が出たという点では革新的であり、新しい遊び方の提唱という商品命題はクリアできたのではないでしょうか。続編も来年出ますし。

デッキ構築の関係上各1枚しかカードを入れられずブルー・インパルスのような超高額カードを生み出した功罪もありますが、良い商品だったと思います。

本題とは外れますが筆者は昨年の12/9,12/10に行われた東京ビッグサイトのゲームマーケットに行き、デュエパの出展に参加してきました。

同じ卓で遊んでくれた方に恵まれたのもあってかなり楽しいゲーム体験ができました。交渉や協力など、1対1以外のデュエマの遊び方も良いなぁと思える良い体験ができたと思います。

デュエパの乗り越えるべき壁は3〜4人集まらなければならないという手間と試合時間の長さだと思います。そこを乗り越えればオリジナルアドバンスほどでないにしろ遊び方の選択肢の1つとなるはずです。

同卓で遊んでくださった方々、重ねてお礼を申し上げます


1-2,デュエプレ、龍魂超決戦

盛り上がりえげつなかった思い出

デュエプレでは24弾、龍魂超決戦が1/25にリリース。《超戦龍覇 モルトNEXT》や《真・龍覇 ヘブンズロージア》などのドラゴンサーガ後期の人気カードが大量に実装され話題を呼んでいましたね。

シークレットとしてはアイラとチュリン(デュエプレキャラ)のスキンが登場し、それも合わせて盛り上がっていました。

デッドマン=THE=ENDのような別の意味で話題を掻っ攫うようなカードがあったのも(大量のバグを抱えていたのもあって)印象的でした。

といってもリリース当初に比べたら2024年はバグの数、アプリの軽さなどが劇的に改善されたんです。オフラインオンライン問わず大会もこの年は増えていました。

1-おまけ,成長を始める「ドラゴン娘になりたくない!」

1月ごろの動画見直したんですけど微妙に皆のキャラ固まってなかったのが伝わってきました

さいとうなおき先生のデザインをもとに、半分ドラゴンになってしまった女子高生達、流星アーシュ達が活躍するショートアニメ、「ドラゴン娘になりたくない!」。

事前の評価こそあまり高くはありませんでしたがいざ始まるとさりげなく仕込まれるデュエマネタやJKあるある、制作会社であるplottお得意の雑学ネタなどを織り交ぜいい感じに成長を続けていました。

(今は消えてしまって確認できませんが)当時公式が行なっていた視聴者アンケートで10〜20代女子が半数近くいた事からもデュエマの既存のリーチ層と全く違うところに届いていたのでしょう。

「混血のカレコレ」や「ブラックチャンネル」とのコラボなどを通して3月ごろまで知名度を貯める段階に移行していた気がします。ドラゴン娘がいい意味で爆発した4月ごろにまた触れさせていただきますね。

2,2024年2月

2-1,「邪神と水晶の華」

色々と異質なエキスパンションだった記憶

2/17にアビスレボリューション外伝「邪神と水晶の華」が発売され、「水晶マナ」のギミックやゼニスの復活で盛り上がります。環境を揺らがせるカードこそ少なかったものの各地で売り切れが続出した人気パックだったようです。(筆者は訳あって確認できていない)

このパックのような特定種族に強化を絞るやり方は前年の「ビクトリーBEST」やアビスレボリューションシリーズのレギュラーパックから受け継がれ、7月の「ファンタジーBEST」に繋がるなど、新しいパックの作り方の基本になったように思います。

そしてこのパックと連動して始まったこの企画を忘れてはいけないでしょうね。

2-2,デュエマLOST、始動

このイラスト本当に好き

原作漫画に続いて原作松本しげのぶ先生、作画金林洋先生で週刊コロコロコミックで連載が始まったデュエマLOST。

12歳以上を対象とした漫画で、グロいというかえげつない世界観が特徴的でどこか闇を帯びた人々、クリーチャー達の生々しい生態系などが見所の漫画です。現在2章まで展開されており、来年も連動して展開があると予想されますね。

この頃に「デュエマ手広くやりすぎじゃない?どこ向いて商売しているの?」という意見を見たのを覚えています。今考えると春以降の準備をしていたんですね。

2-3,デュエプレ、WIXOSSコラボ

タマのCV久野美咲さんなんですよね、最高

この頃デュエプレはタカラトミーの自社商品であるWIXOSSと2回目のコラボ。タマ、ピルルク、ウリスの三人のルリグがコラボキャラとしてドラゴンサーガ中期のカードとコラボして登場しました。

コラボとして何か革新的なことがあった訳ではありませんでしたが、タカラトミー、WIXOSSファンには嬉しいコラボとなりました。

2-おまけ,アニメに立ち込める暗雲

デュエマの地上波アニメ、デュエル・マスターズWIN決闘学園編は合計9週の総集編を挟みながらなんだかんだ毎週放送していました。

ただ少なくとも自分の周りのフォロワーさんは殆ど実況していなかったですし、内容が話題になることもほぼありませんでした。

こうなった理由は色々と考えられるのですが大きいものだと

・朝起きてデュエマを見るほどの熱意がある人が少ない、話題にならないから見逃し配信も伸びなくなる

・裏番組がプリキュアのため話題がプリキュアに乗っ取られる(これは勝太編からそうなのでそこまで問題ではないかもしれませんね)

・制作会社ブレインズベースさんの限界制作体制、単刀直入に言って酷い脚本、作画など

などがあったと思います。ぶっちゃけると当時の私は「他のデュエマコンテンツが快調なのにここだけズタボロで草」とか思っていました。

まぁなんだかんだアニメは続くと思っていたんです。本当に。

3,2024年3月

3-1,王道情報生配信

改めてすごい配信でした、色々な意味で

転換点の1つ目は3/1の生配信。殿堂入りのカードなどで環境も変わりましたが軽めに触れる程度に納めておきます、本題ではないので。

この配信で起きたことを纏めると

・地上波アニメの終了、代わりにドラゴン娘、デュエマLOSTのWEBアニメが事実上の後釜に

・ドリームクリーチャー7体の選定

・いきなりつよいデッキ、キャラプレミアムデッキで幅広い人にデュエマが届くように工面(特に前者については4月の項で触れます)

・デュエチューブリーグの開始

GPなどのイベント運営については(多少システムの変更があったものの)ここでは省かせていただきます。

太字で書いたものの通り、大きく子供向けから全年齢向けへと方針転換したデュエル・マスターズ。

特にデュエマLOSTのアニメ化(要するに12歳以上にターゲットを絞る)というのは分かりやすく年齢層を変えた取り組みでした。サラッと制作会社がJ.C.STAFFさんに変わってて苦笑いしました。

特に地上波アニメの終わりはこれからどうするんだと心配の声が上がっていたのを覚えています。(同じくらい納得の声も上がってましたけどね)

改めて見ても火にめちゃくちゃ偏ってる…
キャラプレミアムトレジャーは年齢層変化を感じさせる施策の一つでした

3-2,デュエプレ、轟炎革命

画像のイケメン指数高いなぁ

「あの頃のデュエマ」をコンセプトに掲げるデュエプレもついに3/28に革命編に突入。《燃える革命 ドギラゴン》や《轟く侵略 レッドゾーン》などの人気カードが登場し、大きく界隈を沸かせました。

大きくアッパーを受けた《超音速 ターボ3》などによりバイクやドラグハート達、UKパンクなどが入り乱れる中々カオスな環境となっていましたね。

赤城山バサラとルカ(デュエプレ)のスキンも登場しました。どちらもユーザー人気の高いキャラだったためその意味でも盛り上がりましたね。

因みに筆者はレッドゾーンと白単天門(ロージア)を使っていました。ヘブンズヘブン最高!

4,2024年4月

4-1,いきなりつよいデッキ

なんだこの豪華再録!!?

今年のデュエマを語る上でこれは外せないでしょう。転換点の2つ目です。というかこの項を書くためにこの記事を書きました。

一つ税込550円で画像の40枚という高クオリティデッキが手に入る「攻めの王道」「守りの王道」は凄まじい商品であり、デュエマを知らない人にまで話題を届けていました。

「攻めの王道」は《我我我ガイアール・ブランド》を主軸にした火単速攻、「守りの王道」は《闘門の精霊 ウェルキウス》を主軸にした光自然ヘブンズゲートであり、切り札が2〜3枚程度しか入らないことが多いデュエマでは破格の4枚再録を行なっており本当に革命を起こした商品でした。

ホイルが一部のカードに限定されたことでコストが抑えられたらしく来年以降の登場も期待されています。下の投稿は公式のしゃばさんがホイルなどについて言及されているものです。


初心者、復帰勢、ましてや既存プレイヤーにも優しかったこの商品は爆速で売り切れ、その後も気軽にデュエマを始められる商品として再販を重ねていくことになります。

更には春デッキ10枚改造戦(王道デッキ2つとドラゴン娘、コロコロデッキが対象)も行われ、初心者や復帰勢を呼び込む準備は万全に行われていました。

デュエマ公式サイトより、ここでの商品としてもドラゴン娘は活躍していきます


下の動画で攻めの王道のティーチングが見れます、春を思い出し懐かしい気分になりたい方、デュエマに興味ある方はどうぞ

4-2,キャラプレミアムデッキ

いきなりつよいデッキよりも改造の手軽さでは手に取って欲しいデッキと思いますね

同じくドラゴン娘のデッキ商品もようやく発売しました。実はここまでドラゴン娘ってグッズ関連の展開がローソンプリント程度しかなく、デッキという形でドラゴン娘からデュエマに触れられるような導線が引かれたのはこの時なんですね。

名前が特徴的だから検索しやすくて助かる

ここではドラゴン娘5人の新規カードがデッキに封入された5色のドラゴン軸のデッキでここから様々に改造することを意識して作られているように思われます。

この頃アニメの方の「ドラゴン娘になりたくないっ!」もかなりの盛り上がりを見せておりこちらもデュエマを知らない層にリーチを見せていました。いやこれをデュエマと思って見始める人の方が少ないとは思うんですけども。

こちらのデッキも再販を重ねながらデュエマの窓口として活躍していくことになります。

こちらはドラゴン娘のティーチング動画、「攻めの王道」の動画との雰囲気の違いを楽しんでください、この雰囲気の違いが受けたんだなと自分は思っています。

4-3,デーモンオブハイパームーン

アニメの欄が消えたの寂しいですね

これらデッキの1週間後の4/13に拡張パック第一弾、「デーモンオブハイパームーン」が発売されました。

味方一体をタップすることで更なる力を解放できるシンプルかつ奥が深い能力である「ハイパーモード」やドリームクリーチャーのドギラゴンの新規カード《蒼き王道 ドギラゴン超》の登場がこのパックの大きな目玉。

《光開の精霊 サイフォゲート》のようないきなりつよいデッキ連動枠もパックの大きな魅力の一つでした。彼のシングル価格がちょっと高くなっちゃったのはモヤモヤしますが。

また、キャラプレミアムトレジャーというクリーチャーでないキャラにフォーカスしたレアリティも登場したのも注目を集めましたね。1,2弾はドラゴン娘のトレジャーが登場しました。

びくとりーらーっしゅ!(アニメネタ)

環境に大きな影響を与えたかというと疑問符がつきましたがそのようなパックでもそれなりに売れたというのがこのパックの凄いところのような気がします。

強くないと売れないというのはデュエマが打破すべき壁の1つと筆者は考えています。

4-4,デュエプレ、ホロライブコラボ

ホロライブちゃんと知ってなくて申し訳ない

奇数月は新パック、偶数月がコラボ。12月の年末パック以外このサイクルが板についてきたデュエプレは4/25に、今回はホロライブと通算2回目のコラボをしました。

モルトNEXT達人気ドラグナーとのコラボカードとして、ラプラス・ダークネス、沙花叉クロヱ、博衣こより、鷹嶺ルイ、風真いろは(敬称略)のスキンが販売されました。

並びにVtuberコラボということで沙花叉クロヱとラプラス・ダークネスのコラボ配信もありましたね。

本題から外れますが、コラボからしばらく経ってからも人気なスキンを見ると「おおーっ」って気持ちになったりします。

4-5,デュエチューブリーグ、開幕

配信にここまで力入れてくれるTCG中々いないと思います

デュエチューブも春から新しい取り組み、デュエチューブリーグが始まりました。

参加者のflatさん曰く麻雀のMリーグを目指して始まったこの取り組みは新製品発売日の前日に強豪プレイヤーを集めてリーグ戦を行うというもの。

メンバーもかなり豪華で
・flatさん率いるflat-gaming
・dottoさん率いる魔王軍
・Zweilanceさん率いるチームSAGA
にそれぞれ大会で多くの功績を残したメンバーが入るというとんでもない祭典です。

基本的にルールで新製品を一定数使わないといけないように作られており視聴者としても新カードの動き、相性のいいカードなどを一足先に見ることができるという取り組みでした。(その分シングル価格が早くから上がるカードが出るなど一長一短なところはありましたが)

公式でも試合の切り抜き動画が上がり、デュエマの競技的楽しみ方にも力を入れているのが伝わってきます。現在は後期に入り激戦を繰り広げている最中。これからも楽しみです。

4-6,コロコロでの動き

コロコロでも初心者用デッキとして「超霊の邪魂」が付録としてつきました。かなりクオリティの高い40枚となっており、デュエマの体験版として十分な内容だったと思います。(10枚改造戦に持っていくには少し力不足でしたが)

《コミック=コロック》等地味に強い新規も


また原作漫画は月軍編が始動し、新たな敵が登場して盛り上がりを見せました。ただどうしてもコロコロコミックは対象としているのが小さい子供なのもあって…という感じでしたね。同じ掲載誌の運命の巻戻士が話題になっていたので不可能ではないと思うのですが…

しかし子供がどう思ったか、子供への訴求力というのはわからないものです、ここでの影響力は私にはどうしても計りかねます。

しかし「忌神サバト」というキャラを知っていますか?と聞かれたら今のデュエマプレイヤーで知っていると返す人は割合としてそこまで多くない気がします。どうしても月刊コロコロコミックのみの連載では無理があります。だからデュエマLOSTのアニメ化等を始めたのでしょうね。

4-おまけ,デュエチューブの配信のお話

この頃デュエチューブではアニメ、デュエル・マスターズVSの配信が始まり年末までにVSRFまで約150話分とウィン編1期29話のアニメの永続的配信が始まりました。

なぜこのタイミングだったのか、なぜ勝舞編とジョー編がないのかなど割と疑問が残る配信だったのですが、ネット上で評価の高い作品達を纏めて配信したかったのでしょうか。

因みに筆者が一番好きなのはVSです。棋譜にドラマ性があって観ていて楽しかったです。


さらに余談ですが4/27にデュエマ×にじさんじコラボをやることが決定しました。何度もデュエプレでコラボをしていること、コロコロコミックではにじさんじが連載を持っていることなど繋がりはありましたからね。

パック1つを丸々使うコラボは長いデュエマの歴史上これが初めて。今から来年の2月が楽しみです。

5,2024年5月

5-1,デュエマ本家、配信の動き

本当になかったんですよね…はい。拡張パック第2弾が6/22発売だったのもあって新カードのチラ見せなどもなくデュエマに関する話題は殆どない時期でした。

筆者としてはこの虚無期間はかなり良くないと感じていて、地上波アニメがなくなったことなどによる話題性の弱体化を感じましたね。(かといって続けていても…という判断だったのでしょうが)

この頃デュエチューブではデュエル・マスターズVSの配信、ドラゴン娘では新入生交流会編という長編が始まり穴を埋めるように動いていたのを覚えています。

ただどうしても
・カードとしてデュエマを遊ぶ層
・デュエマをエンタメとして見ている層
・デュエマを軽く遊んでいる層
など各層でどうしても温度差を感じやすい時期だったかなぁと思いますね。いきなりつよいデッキなどがあったからこそ、惜しい時期だったと思います。

5-2,デュエプレ、天魔命導

新弾の前に特筆すべきはデュエプレ初のオフラインイベント、デュエプレGP。

5/18に行われたこのイベントはクボ研究員も熱望していたらしいデュエプレ初めてのオフラインイベントという点でも良かったのですが、多数のデュエプレキャラのサプライ、アクリルスタンドなどが物販に並んだことも外せないでしょう。

画像はカードラボ様より引用、シークレットでも人気の高い2人とカノンが選ばれました。
同じくカードラボ様から引用、デュエマでアクリルスタンドが出る日が来るとは

イベント配信の方も盛り上がりを見せており、デュエプレの今の活気を証明する良いイベントだったと思います。

こう見てみると紙の空き期間を埋める形で新弾が来てるのかな?

さらに5/23にデュエプレ26弾、天魔命導がリリースされました。

《時の革命 ミラダンテ》や《極まる侵略 G.O.D.》、《魔の革命 デス・ザ・ロスト》といった革命編中期の人気クリーチャーが大量に実装されました。

例によって革命軍が強くなる速度より侵略者の方が《熱き侵略 レッドゾーンZ》などによってアッパーを貰っていたのはもう仕方のないことでしょうね。「お前のスピードじゃ届かない!」

しかし革命軍側も紙では成立しなかった白単連鎖が成立したりと紙とはまた違った様相を見せていましたね。

デュエプレのシークレットはどれもカッコいいですね


スキンとしてはアニメ、原作での人気キャラクターのルシファー、コジローが登場。さらにデュエプレオリジナルキャラとしてカイトの新衣装、人気投票上位であったキョウカまで実装と大盤振る舞いでした。

6,2024年6月

6-1,カイザーオブハイパードラゴン

今弾からORが1枚に。デッキを組む指針になる良い取り組みなので箱1最高レアは減らさないで欲しかったなぁ

6/22に王道編第2弾、カイザーオブハイパードラゴンが発売されました。

ハイパーモードが続投し、超化獣、アーマード戦略のエースと言える《終炎の龍皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》やアルカディアスのドリームレアであり天門戦略を押し上げた《精霊超王 H・アルカディアス》が今回の目玉。

キャラプレミアムトレジャー、いきなりつよいデッキ連動枠などは1弾の良いところを踏襲しつつ、特に高レアリティが《理想と平和の決断》や《死神覇王 ブラックXENARCH》、《邪魂龍 ジャビビルブラッド》など大会環境を揺るがす面白いカードが沢山入っていました。

漫画も連動してボルシャック、カイザの最期の闘いが描かれたのもこの頃です。これからのボルシャックはどうなるのでしょうね。

6-2,デュエプレ、アトリエコラボ

こちらも申し上げなくて…ごめんなさい!

6/27、デュエプレはライザのアトリエ2というゲームとコラボしました。因みにデジタルゲームとのコラボは今までロックマンだけだったので割と珍しいところからです。

革命編前期の《燃える革命ドギラゴン》達とコラボカードとして、ライザリン・シュタウト、クラウディア・パレンツ、パトリツィア・アーベルハイム、リラ・ディザイアスのスキンが登場、ランクマッチに錬金術師が大量発生しました。

因みに今年1レジェンドバトルのストーリー内容がぶっ飛んでおり、カレーパン狂いの勝太にライザが錬金術でカレーパンを作ろうとするまず他媒体では絶対見ることのできないストーリーが展開されました。今思い返しても意味がわかりません。

おわりに

というわけで上半期(1〜6月)までの振り返りはこれで一旦終わりになります。それにしても今年は本当に手広くやってたんだなぁと記事にして思いましたね、やはり言語化、まとめは大事なことですね。

後半の振り返り記事は流石に12月後半に出すのでそれまでフォローなどしてお待ちいただけると嬉しいです。

1/14追記 後半の記事が出ています、リンク等の反映が遅れて申し訳ありませんでした。

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長い記事でしたが読んでいただき本当にありがとうございました。

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