メンヘラと寂しがり屋の違い
初めに言っておきます。
今回の題材、読める人と読めない人がハッキリ分かれるかもしれません。
静かなる暴言です。
読みたくない方はここで回れ右推奨です。
そんな前置きから始まる今回は
「メンヘラと寂しがり屋の違い」
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元メンヘラ
さて。突然ですが皆さんは メンヘラ ですか？
はたまた メンヘラと呼ばれる方のことをどう思いますか？
私はと言えば、メンヘラ嫌いの元どメンヘラです。
メンヘラ。好きじゃないんですよ。
同族嫌悪ってやつだと思います。
自分がソレだったからそんな人を見ているのが本当にイタい。
歳を重ねたメンヘラさん程救いようがなくてキツい。
……言いすぎました。
とにかく私は メンヘラ苦手族 です。
さぁ。ここで読者の半数は回れ右してしまいましたかね。Xのフォロワーも半分ぐらい減ったかも…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。
生き残ってる皆さん。ここからが本題です。
メンヘラとはどんな人を言うのか
そもそも メンヘラ ってどんな人の事を指すのだと思いますか？
メンヘラ経験者の私が思う 「メンヘラ」とは、
相手を行動や感情で振り回し、自分の思い通りになるように事を運ぶ 自己中心的な人物。
そして、
他人を傷つけ迷惑をかけてまで病む人。
です。
その為にだったらなんだってする。相手を傷つける事ですら「私は悪くない。悪いのは理解してくれない相手」だと自分を正当化しだす。
相手の事など考えず自分の思う 正しさ を押し付け、話を聞かない。
自分の周りの人を試すような発言をしてみる。
…良くないですねぇ。
書いててイライラしてきました。笑
イライラしてきたので一旦ここでCMです。
━━ ﾁｬﾗﾗﾗﾗ〜♪♪
メンヘラ脱却の道
さてさて。
メンヘラと寂しがり屋ってなんか似てますよね。
それでは メンヘラと寂しがり屋 の違いはどこにあるのでしょうか。
なぜ語れるのか。それは私が 元どメンヘラ だからです。
私は、初めにも書いた通り メンヘラを脱却したタイプ の人です。
違いを語る前に どう脱却したのかを書いていきましょう。
ズバリ。
自分より程度の高いメンヘラに出会った。
です。
自分より酷いメンヘラさんに出会い、私はそこで「メンヘラ」というものを客観的に見ることが出来ました。そして思ったのです。「これは酷い」と。
正直それまでの私は 女子は多かれ少なかれ大体はメンヘラなんだから周りが理解して当たり前 だと思ってる節があったように思います。
女はそういうもん。という勝手な固定概念があったのです。
しかしどうでしょう。
私の親友は女性ですがメンヘラのメの字も見当たりません。そこでまず「メンヘラ当たり前理論」が揺らぎます。そして極めつけの 自分よりも酷いメンヘラさんの登場 です。
話は通じない。
論点をずらして自分の持っていきたい結果に導こうとする。
思い通りにならなければ拗ねる…なんて可愛らしいものじゃないぐらい拗ねてこちらの感情を掻き乱す。
そのくせ 自分を嫌って居ないか、離れる気が無いか試してくる。
うん。面倒臭い。当たり前 のはずがない。
「これが 他人から見た メンヘラの姿か」と愕然としました。
私、これやってたのかぁ。と。
自分に引きました。
今思うと私は幸運でした。
20代前半でそういう方に出会えたのですから。
メンヘラさんが生き残る理由
人は学習する生き物です。
歳を重ねると、若い頃には出来なかった 人を見極める が出来るようになります。
そうなってくると 面倒臭い人 に近づかなくなります。
となるとどうなるか。
取り残された メンヘラさん は自分よりも酷いメンヘラに出会う事無く歳を重ね、気がつくきっかけを失ってしまうのです。
そして、人はある程度。個人的には25歳を過ぎた頃からかなと思うのですが、その辺から新しい考え方を取り入れずらくなります。
もう一つ 私をメンヘラ脱却に導いた考え方。
「憶測で病む を辞める」
も学習出来なくなるのです。
メンヘラ脱却へのプロセスを自らの手で葬り去ってしまった末路が、生き残ったメンヘラさん達。なのです。
メンヘラと寂しがり屋の違い
長くなってしまいました。
ってか前章要らなかったかもしれません。
まあ。メンヘラ脱却の道を綴って満足したので 本筋に戻りましょう。
メンヘラと寂しがり屋の違いはどこなのか。
です。
メンヘラの特徴は前半で記した通りです。
では、寂しがり屋とはなんなのでしょう。
私が思う 違い は、
相手の事を考えているかどうか。
です。
メンヘラ が 自己中心的な考えを持つ人だとして。
寂しがり屋は 相手にこの感情を渡してどう思うか まで考えられる人だと思っています。
感情のみで行動するのではなく、相手の立場から見た自分を客観視できる。
それが、「寂しがり屋さん」です。
そして、メンヘラさんとの大きな違いのもう一つが、
その感情の中に 依存や執着 と言ったものが含まれているか。です。
人は何かに依存しないと生きていけない生き物です。
ただ、その依存先が 1つしか無い人 がメンヘラさんには多いかと思います。
あの人 しか 居ない。
意図的に 1人 に執着する人も居そうですね。
あの人 だけに 頼りたい。
その「あの人」を傷つける結果になったとしても。
そもそも 相手が傷ついている事にすら気がついていないかもしれません。
自分が1番可愛い のですから。
そんな人が メンヘラ と呼ばれる皆様です。
では 寂しがり屋さん はと言うと、
依存先が多いのです。
趣味。友人。一人時間に依存する方も居ることでしょう。
上手に 感情のぶつけ所を分散させ、誰か1人だけに背負わせるのでは無く、色んな所に捨ててくる。
さながら 分霊箱 みたいな物でしょうか。
(ハリーポッターのやつね！ｺｿｺｿ)
あぁ。あともうひとつの違い。
一つの事柄に対して、そこに
不安 になる要素を探してしまうのが「メンヘラ」
安心 できる要素を見つけられるのが「寂しがり屋」
な気がします。
例えば 「好きな人が一緒に出かけてくれた」としましょう。
メンヘラさんは、
「確かに一緒に出かけてくれた。でも他にもそういう相手がいるのかもしれない」
と、自分が不安になる事柄にばかりに目を向けるのです。
どうしよう。
私に目を向けててほしいのに。
なんで何処かに行こうとするの。
「憶測で病む」の完全形態です。
一方 寂しがり屋さん は、
「一緒に出かけてくれた。嬉しい。楽しかった。」
と、今の感情や状況にのみ目を向けることが出来ます。
楽しかった。
嬉しかった。
次はいつ一緒に出かけてくれるだろうか。
憶測 というものではなく、感謝や希望 といったプラスの感情を見つめられるのです。
感情と上手な付き合い方ができる人が、メンヘラにならずに 寂しがり屋 に留まるのだと思います。
終わりに
結局ほぼメンヘラについて語った今回になってしまった気がします。目をつぶってください。私にも思うところがありまして…(苦笑
さて。長々と静かなる暴言を繰り広げてきましたが、メンヘラと寂しがり屋の違いなんて紙一重です。
誰だって何方にでもなり得るでしょう。
なるかならないか はあなた次第。
考え方ひとつです。
私は、メンヘラさん 全てが嫌い というわけではありません。可愛らしいメンヘラさんだって居ます。
ここまで書いてきた メンヘラ像 は、重ためのメンヘラ です。そう。昔の私そのもの。
黒歴史 と位置づけられてもひとつも文句言えません。
だからこそ 書いた というのもあります。
では何処が嫌いなのか。
それは、
変わろうとしない姿勢です。
自分の立場に甘え、
離れない と思い込んでる人に甘え、
そこに縋っている姿が嫌いなのです。
人は変われます。
私は変われました。
大切にしたい人に認められたい一心で変わりました。
執着してしまう自分の性格は曲げられなかったので執着する先を増やしました。
考え込む性格も曲げられない自分の大切な部分だったので、そこに 憶測 を含ませるのを辞めました。
変わってみませんか。
まだ間に合ううちに。
変われなくなる前に。
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