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スイスドローについて

あいさつ

いつも苫小牧でポケカやっている時雨です。
今回スイスドローについて書いていこうと思います。

なんで書こうとおもったか?

最近スイスドロー形式のポケカ大会がほとんどですが
周りにスイスドローについてあまり理解されていない方がちらほらいらっしゃるので書いてみようと思いました。
(他にスイスドローに関する記事を書いていらっしゃる方がいるのは重々承知しています)

そもそもスイスドローとは?

Wikipedia先生に聞いたところによると

スイス式トーナメントとは、勝ち残り式ではなく、すべての参加者が一定数の試合を行うトーナメント方式である。スイスドローとも呼ばれる。
スイス式トーナメントでは、すべての競技者(チーム、個人)が複数回の試合を行うが、総当たり戦のように他のすべての競技者と試合をするわけではなく、総当たり戦に比べて試合数が大幅に削減される。対戦相手の決定はできる限り同程度の力量を持つ競技者同士が対戦し、同じ相手と二度以上対戦することがないように予め作られた規則に沿って行われる。全試合終了後に最も多くの得点を集めたものが勝者となる。
1895年スイスチューリッヒで行われたチェスの大会で初めてこの方式が使われたことからスイス式トーナメントと名付けられている。

Wikipedia「スイス式トーナメント」見出しより

とのことです。
チェスの大会で始めて使用されたんですね。へーそうなんだー。閑話休題。えーコホン。
とても簡単にいうと「同じ勝率の人同士と対戦ができる対戦方式」とのことです。

他の大会方式と比べた場合

トーナメント方式

トーナメント方式と比べた場合は1位を決める試合回数がほぼ同数となります。
(8人の場合は3回戦。16人なら4回戦。32人なら5回戦)
しかしトーナメント方式だと負けてしまうと対戦それ以降できないため大会終了まで暇な時間ができてしまい退屈な人が出てきてしまいます。
スイスドロー方式だと同じ勝率の人と対戦できますのでこれにより負けても大会の最後まで大会を楽しめる大会になります。

総当たり方式

総当たり方式と比べた場合
大会の最後まで大会参加者すべてが最後まで対戦を楽しめる大会となりますが、大会スケジュールが参加人数に合わせてとんでもないことになりますので大人数の参加する大会では不向きです。

まとめ

スイスドローはとても考えられた効率の良い大会方式だということ。

スイスドロー方式のオポ値とは?

オポ値とはOMW%(オポネント・マッチ・ウィン・パーセンテージ)というポイントの通称です。(以下OMW%=オポ値と記載)
これは勝率の良い相手にどれだけ戦ったかを判断する指標のポイントです。
スイスドロー方式は同じ勝率の人と当たるように対戦しますので「強い人といっぱい戦っている」=「強い人」と判断しているわけですね。

ポケカでのオポ値

しかし、ポケカの大会だと引き分けは両者敗北というのをよく聞くと思います。引き分けになると両者ともに勝率が低くなるため必然とオポ値も低くなり順位も低くなってしまいます。

なので順位が重要なシティリーグやトレーナーズリーグ等の大会では時間切れの引き分けによる両者負けを危惧するプレイヤーがいるわけです。
(自分がポケカに慣れていない人に上記の大会を進めない理由の一つ)
なので時間をあまり使わないように特訓してください。
もし、勝ち筋がない状況の場合は相手に勝ちを譲ってください。勝ちを譲った相手が上位に行けば自分の順位を上げることに繋がります。
実際にシティリーグの初戦で打ち負かした人が自分が勝ち続けたことによって上位に入り込んでトーナメント入りしたこともあります。(あれは驚いた)

他のスイスドロー方式での専門用語で「階段」というものがあります。
これは「2勝1敗」vs「1勝2敗」のような勝率の違う人と対戦することを言います。このような状況だと勝率の低い人はオポ値を高めることが出来ますが、一方で勝率の高い人はオポ値が美味しくないので絶対に勝たないといけない状況になっています。

最後に

本当は確率計算とか絡めて図の使って説明できると良かったのですが自分の力不足で出来ませんでした…
自分もスイスドロー方式に関して100%理解しているわけではないですが少しでもあなたのポケカライフに携わることできれば幸いです。
ここまで駄文に付き合って貰いましてありがとうございました。

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