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#本読み対話会 Vol.6 『教えない授業』

湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。


茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。
第6回目は鈴木有紀『教えない授業』英治出版をテーマにしました。
(2023年3月25日開催)

教育シリーズ第2弾となったこの回は、初の試みで「対話型<データ>鑑賞」を企画しました。
『教えない授業』は、美術鑑賞を対話型の形式で行うことがより深い学びにつながる、そのための心構えや具体的な手法を学ぶことができます。
<対話型鑑賞>という手法から、「対話」の可能性を改めて感じた回でした。
そして、その手法や得られる気づきに感化され、「対話型<データ>鑑賞」と題した簡単なワークを企画したのでした。

対話型<データ>鑑賞は、ほとんど美術作品のように綺麗にビジュアライズされたデータを鑑賞し、詳細な情報を提示せずに(ここが対話型鑑賞のポイント!)、見たまま気付いたままをその場に出して(ここも!)、感性を開いていくというものです。

ビジュアライズされたデータを鑑賞

この「対話型<データ>鑑賞」は、あまりうまくいかなかったのですが、その分、主催者としては学びが多かった試みでした。
いつか、やり方を工夫して再挑戦したいと思っています。

対話の中では、美術作品について言語化していくことの窮屈さ、言葉にしきれないものがある、といった感覚がシェアされました。

対話会のメモ

言葉に表現していくことの難しさと、言葉にしたときの周囲との感覚のギャップと、その「伝わらなさ」も、大人になるほどに感じ取りやすいものなのかもしれません。

文責:と

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