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#本読み対話会 Vol.14 『歴史思考』

湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。


茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。
第14回目は深井龍之介『歴史思考』ダイヤモンド社をテーマにしました。
(2023年12月23日開催)

2023年最後の対話会は、COTEN RADIOで知った深井龍之介さんの本で締めました。
COTEN RADIO、株式会社COTENは、現在進行形でものすごく影響を受けているコンテンツであり、会社です。
(Siguleとして起業したら、法人クルーになることを密かに夢見ています)

対話会では、歴史上の偉人の人生を知ることから、自分を見つめ返すことや、他者と比べたり他者との関わり、さらに共感すること・理解すること・「理解しよう」という気になることなど、話が広がっていきました。

対話の中で面白かったのは、他者と合うかどうか、その瞬間・その場での周波数が合うかどうかという視点を整理したところでした。
チューニングという感覚は、特定の他者(個人)との間でも、その場と自分との間でも、「合っている」「ズレている」という感覚の参照として持っているものでした。
昔、アナログラジオでダイヤルを回しながら周波数を合わせたような感覚が原体験です。
微妙な指先の力のかけ具合で、FMラジオがクリアに聞こえるポイントを探す感覚です。
人との関係では、そんなにピッタリ合うことはないのですが、少なくとも自分が「合ってる」と思える瞬間はたまにやってきます。
もっとも、人間同士が完全に分かりきることなど不可能という立場を前提としているので、そんな感覚も自分だけのものだろうとか、「合ってる度合い」には違いがあるということは肝に銘じながら。

とまり木でのお店番コラボ・Reiさんのおもてなし珈琲と『歴史思考』


文責:と

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