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#本読み対話会 Vol.2 『共感資本社会を生きる』

湘南・茅ヶ崎でSiguleが主催している本読み対話会の記録を、記憶を辿りながら書いていくシリーズです。


茅ヶ崎市にある「話せるシェア本屋 とまり木」で始めた読書会。 第二回目は新井和宏・高橋博之『共感資本社会を生きる』ダイヤモンド社をテーマにしました。 (2022年10月29日開催)

実はこの回は参加者が少なく、開催直後には「ちょっと難しい印象があったかな」「告知の方法をもっと工夫しないといけないかな」と思い悩んだ回でした。
ただ、いま振り返ってみると、この回でじっくり対話できたことはいまにつながることばかりだなと感じます。

<共感>をキーワードにしながら、お金のみに偏らない・頼らない社会が求められてきており、そのような新しい価値観を実現する生き方を選び始めている人たちがいる。
ポイントのひとつは、新井さんが表現しているのが「共感資本主義」ではないということ。「主義」ではなく、「共感資本社会」。
そして、お金を否定していないこと。

対話の中では、地域や学校でのボランティア活動でも、人が動く以上多少なりともお金がかかるという話題がありました。
地域にとって必要、学校や、子どもたち・学校の先生たちにとって必要な場を、無償のボランティアに頼らずに作り、維持していくにはどんな方法があるだろう。
実際に学校の先生たちとほんの少しの関わりを持てるようになるのは、ここから1年ほど経ってからですが、活動を始めて間もない頃にじっくり少人数で対話を深めることができたのは大きかったと思います。

(文責:と)

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