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ひろゆきのファイナルファンタジーVII リメイク ―速攻で終わらす編―



ひろゆきのファイナルファンタジーVII リメイク ―速攻で終わらす編―

プロローグ:ミッドガルに降り立つひろゆき

ミッドガル、鬱屈した大都市のスラム街。
主人公クラウドが反神羅組織“アバランチ”の依頼で魔晄炉爆破作戦に出動する、まさにその時――どこからともなくひろゆきが現れる。
• クラウド: 「お前、誰だ? 見慣れない格好だな…」
• ひろゆき: 「えー、どうも、ぼくひろゆきって言います。時給換算で言うと魔晄炉爆破してもメリットないと思うんですが…」
• バレット: 「何だとォ!? これは星を救うための義挙だぜ!」
• ひろゆき: 「でも失敗リスクありますよね? 経済的にも…。 だったら神羅本社を論破して融和策にした方が早くないですか?」
• クラウド: 「はぁ…(呆).」

こうして、ひろゆきがFF7リメイクのストーリーに乱入。普通なら神羅との長い対立や各種ダンジョン巡りがあるが、彼は違う道を提案する。

第一章:神羅カンパニーを論破へ

(1) プレジデント神羅への直談判

ひろゆきはクラウドらを振り切り、「話せば分かるかも」といって、神羅ビルに単身突撃。 警備兵が止めようとするが、「えー、そもそも警備費用って時給換算で赤字じゃないっすか?」と説得→困惑させてスルー通過。
最上階のプレジデント神羅に面会し、「あなたが魔晄を独占するなら、星の寿命が短くなるんで長期的に損じゃないですか?」と淡々と論陣を張る。
• プレジデント神羅: 「な、何を言うか…我が社の利益が…」
• ひろゆき: 「でも環境破壊で星が滅べば全部パーですよね。 ハイデッカーさんとか色々いますが、失敗のリスク大きいですよね?」
• プレジデント: 「そ、それは…(動揺) そ、そうかもしれん…(冷や汗).」

結果、プレジデント神羅が「あ、ああ…考え直すか…」と動揺し、神羅側が魔晄炉搾取を緩和する意向に傾く。

(2) アバランチの活動停止

一方、バレットらアバランチも「え、神羅が和解する? そんなんでいいのか?」とビックリ。 しかし魔晄炉爆破のリスクをひろゆきが論破して伝えると、バレットも「うう…まぁ確かにリスク多いし、爆破して市民巻き込んでも星が泣くかも…(苦悩)」と悩む。 結局「暫定停戦」という形に落ち着く。

第二章:セフィロスとの遭遇も論破?

(1) 星の危機、黒マテリア問題

本来ならミッドガル脱出後、クラウド一行はセフィロスの陰謀を追い、黒マテリアを巡って星を救う冒険を繰り広げる。しかし今回はひろゆきが介入。
クラウド: 「セフィロスが星を支配しようとしてる…どうするんだ?」
ひろゆき: 「だから直接セフィロスさんに言えばいいんじゃないですか? 時給換算で世界滅亡しても誰も得しないし…」
ティファ: 「そんな簡単に通じる相手じゃ…(困惑).」

だがひろゆきは「まぁ一回話してみましょうよ」と言い、なんと北の大空洞へ強行突破。 普通なら幾多のボス戦があるが、「時給換算で怪我したら困るでしょ?」と相手モンスターを言葉巧みに萎えさせたり、警備を論破しつつ進むという強引な展開。 呆気に取られるクラウド達。

(2) セフィロスの前で

深奥に待ち構えるセフィロス。 カリスマ性で周囲を圧倒するが、ひろゆきが「セフィロスさん、星を滅ぼしてどうするんです? だって滅ぼしたあと住む場所なくなるじゃないですか。エネルギーも消失…」と淡々と指摘。
セフィロス「ぐっ…(心中: たしかに…もし星が壊れたら俺も…) しかし母なるジェノバの意思が…!」
ひろゆき「ジェノバの意思っても、宇宙を彷徨って寄生するだけですよね。結果あなたも不毛な戦いを続けるだけ…時給換算で言うと効率最悪っすよ。」
セフィロス「うぬぬぬ…(動揺).」

意外にもセフィロスが思考に乱れが生じ、クラウドらが「いまだ!」と剣を構えるが、ひろゆきは「いや、ここは静観で」と制止。 するとセフィロスが「くっ…俺の野望は…(揺れる)」と自問自答。

第三章:究極の論破、星解放へ

(1) セフィロス棄念、和解?

セフィロスがクラウドの愛情深い言葉とひろゆきの時給換算理論のダブルコンボに心乱され、「いったい俺は何を…」と幻影から覚めかける。 ティファが「セフィロス…もう争いは終わりにしましょう…」と説得。
セフィロス「俺の計画は…馬鹿なものだったのか…?(呆然)」 → ここで邪悪なジェノバの声が耳にささやくが、セフィロスが「消えろ!」と意志を振り絞り、ジェノバを排除するイメージ。
結果、セフィロスが自ら黒マテリアを放棄し、「俺はもう争わん…」と去りゆく。

(2) 星救済 & ハッピーエンド

黒マテリアを封印し、メテオ発動を回避。 星が救われる運びに。 普通ならラストバトルの激闘があったが、論破による短絡和解ルートが実現し、FF7リメイクが速攻で終わるというショートカット展開。
クラウド: 「なんだか拍子抜けだが…星が救われたならそれでいいのか…(苦笑).」
エアリス: 「流血の悲劇が回避できて、よかったかも…」
ひろゆき: 「いえいえ、時給換算的にもこの結末が最良ですよね。闘う労力や負傷もなかったし…」

第四章:エピローグ、ひろゆきの帰還

スターな事件が終わり、ミッドガルをはじめ各地が平和を取り戻す。 セフィロスもどこかで静かに反省モード。 アバランチは神羅との協議で都市エネルギーを再編する方向に。 ひろゆきは「いやぁ、結局コスパ良く解決できましたね」と満足気。
クラウド「確かに助かった部分もあるけど…ちょっと味気ない気もするな。」
バレット「ほんとだぜ。俺たちのバトルシーンがすっかりカットされた…」
ティファ「でも怪我人出なかったからいいじゃない(苦笑).」
エアリス「うふふ、平和が一番よ。」
ひろゆき: 「そうですよ、やっぱ時給換算で世界平和が最強っす。」

その後

ひろゆきは「じゃあぼくもう地元に帰りますんで…お疲れさまでした。」と軽く会釈し、バイクにも乗らず普通に立ち去る。 クラウドたちが「ま、またな…(少し複雑).」
FF7リメイクはあっさり星を救ってエンドロール。 激しいラストバトルや涙の別れもなく、論破による速攻解決で幕を下ろす――そんなひろゆき的コスパ理論が導いた珍エンドとなった。

結論

こうしてひろゆきのファイナルファンタジーVIIリメイクは、壮大な旅や苦闘をすっ飛ばして論破でDLC級ショートストーリーに完結。 コスパ最強かもしれないが、ファンの望んだ大スペクタクルは失われた… しかし「速攻で終わる」には十分なパロディとなったのだ。

エピローグ:現代のフランス、エッフェル塔の風景

星の危機を“論破”によってあっさり解決してから、しばらくの時が流れた。
不思議な縁に導かれ、クラウドやティファ、バレット、エアリスらは、なぜか現代のフランスへと観光旅行にやって来ている。 華やかな街並みと歴史的建築物を巡り歩き、最後にエッフェル塔の下へと足を運んだ。

「まさか別の世界なのに、こういう場所があるなんてな…」とバレットが目を丸くし、ティファは「すごい景色…」と微笑む。
エアリスが楽しげに写真を撮り、クラウドは慣れない異国の地に落ち着かない表情。「俺たち、どうしてここに…って気もするけど、まあ悪くないか…」と呟く。

すると、ひろゆきの姿は見当たらないが、離れた場所で遠巻きにクラウドたちを見守る人物がいる。 パーカーにクロックスではなく、少し地味な私服姿のひろゆきが、カフェのテラス席からそっと彼らを眺めているのだ。「まだ観光を楽しんでるんだな…コスパいいのかな?」と、彼は肩をすくめながら小さく笑っている。

だが、さらにその視線の先、エッフェル塔の影の向こうに長い銀髪の男が立っていた。
セフィロス――闇に染まる宿命から解放されたはずの姿が、ここに。 彼はフランスの景観を背景に、どこか寂しげな微笑を浮かべ、クラウドたちを遠くから見つめている。
「……フッ。ここでも、俺は“オレ”のままなのか?」
微かな独白が風に溶け、誰もその声を聞かない。 街行く人々は平和に観光を楽しんでいる。

クラウドたちがエッフェル塔を背景に笑い合い、写真を撮り合う光景を遠巻きに見つめるひろゆきとセフィロス。 二人はお互い気配を感じつつ、特に何も語らず、ただそれぞれの場所で奇妙な余韻を共有している。
“星を脅かした脅威”も、“時給換算で速攻解決”した事件も、ここから見るとまるで遠い夢のよう――そんな不思議な静けさが、パリの夕刻に溶け込んでいた。

――Fin――


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