ひろゆきのサイボーグ009
ひろゆきのサイボーグ009
―論理でブラックゴースト問題を速攻解決&フランス余韻編―
序章:謎の施設で9人の改造人間を発見
「えー、どうも、ひろゆきです。今日はなんか巨大な秘密基地に入り込んじゃったんですけど、あれ? これって『サイボーグ009』の世界じゃないですかね?
要は9人の人間が強制的に改造されて、各々特殊能力を持つサイボーグになってるって聞きましたけど、時給換算で改造費も維持費も相当高いんじゃないですかね?」
強化ガラス張りのカプセル内で眠っている9人の男女。 ひろゆきは研究スタッフたちの隙をついてこっそり施設をうろつき、「009たちの改造費いくらかかってるんでしょうね……」と妙に興味を示す。
そこに現れたのがDr.ギルモアらしき白髪の科学者。「君は何者だ? ここはブラックゴーストの施設だぞ!」と焦った声をあげるが、ひろゆきは「ああ、はいはい、でもこの改造ビジネスってコスパいいんですか?」などと呑気に質問を繰り返す。
第一章:9人の覚醒、ブラックゴーストの目的
ジョー(009)やフランソワーズ(003)、ジェット(002)などが目を覚まし、改造人間としての力に戸惑うシーン。
ブラックゴーストは「我々はこの9体のサイボーグを兵器として売り込み、世界を戦争へ導きたいのだ」と邪悪な企みを宣言。 しかしひろゆきが口出し。
• ブラックゴースト幹部: 「戦争産業こそ我らが儲けの源! 兵器を売れば莫大な利益が…!」
• ひろゆき: 「いえ、戦争って長期化すると設備破壊や人口減少で経済回らなくなるパターン多いですよ。 時給換算で見ればあなた方の収益見込みも不安定じゃないですか?」
• 幹部「え? そ、そんなはずは…(戸惑い)」
• ひろゆき: 「あとサイボーグ1体造るのに相当な開発費かかってますよね? 量産してもメンテナンス費が膨大になりませんか。ほんとに戦争ビジネス成立するの?」
• 幹部「ぐ…(言葉を失う)」
同時に9人が脱走を図り、Dr.ギルモアも協力。 だが追っ手を出すまでもなくブラックゴーストの幹部連中が「コスパ悪いかも…」と意気消沈し始める。
第二章:サイボーグ戦士たちの成長→でも論破で大抵の敵は撤退
9人は自我を取り戻し、「人類のためにブラックゴーストを止めるんだ」と意気込む。
普通なら各サイボーグが特殊能力(加速装置とか透視能力とか)を駆使し、巨大ロボットなどを倒して回るはず。 ところが、ひろゆきがそばで論理的に寄り道をスキップさせてしまう。
• 009(ジョー): 「おれの加速装置で敵を突破する!」
• ひろゆき: 「あ、でも大量の雑魚ロボ倒しても時給換算で意味なくないですか? コントロールセンターを論破すれば終わりじゃないですかね。」
• 009「え、そ、それもそうか…(拍子抜け)」
各ステージで幹部級が待ち構えるが、論破一発で「うぐぅ…維持費がかかるなら仕方ない…」という結末。戦闘ほぼ無しでサイボーグ戦士たちがどんどん進軍。
第三章:四天王ロボやスカルコマンドとの対峙
ブラックゴーストには巨大ロボ軍団や人造怪物がいる。 例: 四天王と呼ばれる強化サイボーグが立ちはだかる展開。でも論破で即解決。
1. 強化サイボーグA: 「オレは009を倒すために生まれた最高傑作…」
→ ひろゆき: 「でもそれってコストかかってません? あなた倒せても報酬少ないならあなたもただ使い捨てでは?」
→ A「…そう…使い捨てか…(虚脱)」
2. スカルコマンド: 「人類を大量虐殺…!」
→ ひろゆき: 「大量虐殺なんて世界が荒廃してあなたも利益ないですよ。後々補給線とかどうするんです?」
→ コマンド「…(沈黙)…やめとくか…」
こうして最強軍団が次々と萎え、009たちは肩透かし気味。一方Dr.ギルモア「うーん、まあ死ななくて済むならいいが」と苦笑。
第四章:ブラックゴースト総統、世界戦争を企む→論破
物語の終盤、ブラックゴーストの総統が登場。「最終兵器をもって全世界を戦争に巻き込み、巨万の富を得る!」と大演説をする。 しかしひろゆきが会談を申し入れ。
• 総統: 「全世界が戦争状態になれば兵器が売れるんだ…!」
• ひろゆき: 「最初は儲かるかもしれませんけど、戦争長引けば経済が崩壊するケースが多いし、取引相手がどんどん破綻したらあなたも回収できなくないですか? 時給換算で限界あるでしょ。」
• 総統「それは…(動揺) で、でも…」
• ひろゆき: 「あなたの会社(?)が兵器を作っても、世界が破壊されればマーケット自体が消えますよ? そもそも国際社会がひとつにまとまって制裁すれば、あなたの資産凍結とか普通にあり得るでしょ。」
• 総統「……(考えが崩壊)…わ、わかった…(全て投げ捨て)…」
最終決戦すら起こらず、「計画中止だ…」と総統は意気消沈。009たち「マジか…何もしてないのに終わった…」と困惑しながらも、世界が平和になるならと納得するしかない。
終幕:サイボーグたちの平和、ひろゆきはフランスへ
9人のサイボーグたちは「俺たちは人類を守るために戦うはずだったんだが…」と不完全燃焼な表情。 Dr.ギルモアは「しかし、君たちが死闘をしなくても済むなら、それもよいではないか」と優しく諭す。
一同が「まあ、平和ならいいか」とほっとしたところで、ひろゆきは「はい、お疲れさまでしたー。では僕フランスに帰りますんで」と軽く手を振り立ち去る。 皆「何だったんだあの男…」と呆然。
エピローグ:フランスの街で009(ジョー)&003(フランソワーズ)を見かける
数日後、いつものフランス。夕暮れどき、街路樹がオレンジ色に染まり、ひろゆきが散歩を楽しんでいる。
ふと視線の先で、**009(ジョー)**らしき黒髪青年が、**003(フランソワーズ)**そっくりな金髪女性と仲良さそうに歩いているのを見かける。多分旅行かデートのように、フランスの景色をカメラで撮りながら笑いあっている。
ひろゆき: 「あれ、あの二人、サイボーグ戦士のジョーさんとフランソワーズさんじゃないですか? 平和を満喫してますね。まあ、戦わずに済んだから時給換算でデートできるのって最高じゃないですか。」
二人は彼に気づかず、ベンチに腰かけて何かを語り合い、微笑みを交わしている。まるで人間同士のカップルのように自然に寄り添う姿が、どう見ても“悲壮な戦い”など無縁の雰囲気。
ひろゆきはその光景を遠巻きに見守り、「コスパ的に幸せなら良いですよね」と肩をすくめる。
「じゃあ、僕はパン屋でバゲット買って帰りますかね。はい、お疲れさまでしたー。」
そう独り言ちてアパートへと帰路を急ぐ。街には夜のとばりが下り始め、人々の楽しげな声が響く。
こうしてサイボーグ009の世界も、戦いという見せ場をほぼ失いながら、誰も傷つかずに平和を迎えた。ひろゆきの“時給換算”論破が導いた結末かもしれないが、ジョーとフランソワーズが穏やかに暮らせるなら、それで十分じゃないか――そんな余韻だけがフランスの夕闇に溶けていくのだった。
――Fin――