ひろゆきのロマンシング サ・ガ3
ひろゆきのロマンシング サ・ガ3
―論破で破壊された運命を回避編―
プロローグ:死食(ししょく)の伝説、そして
「えー、どうも、ひろゆきです。ここって……ああ、ロマンシング サ・ガ3の世界っすね。『死食』っていう太陽の異変で子供が消えるとか大変な設定なんですよね。時給換算で考えると、こんな運命に付き合うの面倒そうなんですけど……。」
本来なら“死食”によって生き残った主人公が幾人もいて、その中から選んで冒険し、“破壊するもの”や四魔貴族を倒す――という大作RPG展開。
しかし、ここではひろゆきがいきなり登場してしまい、周囲のNPCが驚いている。「あなたは誰だ?」と尋ねる人々に対し、彼は「いや、僕は論破で最終ボスをどうにかしようと思って」と一刀両断。
1. 各主人公候補を論破? 全部ショートカット
ロマサガ3ではエレン、ハリード、カタリナ、ミカエル、サラ、トーマス、モニカ、ユリアンなど8人の主人公から選ぶ形。しかし、ひろゆきが「全部選ぶの時給換算で効率悪いですね」と言い切り、誰も選ばず(?)主人公イベントを飛ばす。
「結局、ラスボスは“破壊するもの”なんですよね。ならそいつ論破すれば世界崩壊しないんじゃないですかね?」と直行する方針に。
どの街に行っても、バンガードを動かすとか、モウゼスの半魚人問題とか、ツヴァイクトーナメントとか色々な自由イベントがあれど、すべて「時給換算で面倒です」とスルー。
2. 四魔貴族を論破で崩壊
物語後半、主人公は四魔貴族を倒しながら“破壊するもの”に近づく。
ところがひろゆきは、対面した四魔貴族を論破のみで除外していく。
• アラケス: 「お前らの命を捧げろ……」→ ひろゆき「あなた、なんで世界を滅ぼす役割なんです? データあります? 時給換算で無意味じゃないですか?」→ アラケス「ぐう…納得…」
• ビューネイ: 「空飛ぶ怪物形態…」→ 「飛んでるだけで維持コスト高くないですか? 人を襲っても特に利益ないですよね?」→ ビューネイ「う、うん…(萎える)」
• アウナス & フォルネウス: 同様に「火の力で世界焼く? コスパ悪い」「海の支配? 維持大変」など論破され自滅。
こうして四魔貴族が誰一人戦わずして消極モードへ。道が空き、マクシムスなどの邪教徒も「やめときます…」と退散。
3. 破壊するものへの論破、死食回避
最終的に“死食”が再来し、大ボス破壊するものが出現して世界を滅ぼす流れ……のはずが、ひろゆきが直接対面し、一瞬でまとめ上げる。
破壊するもの: 「……破滅を…運命を……すべてを無に…」
ひろゆき: 「いや、運命とか言っても意味ないでしょ。世界ぶっ壊して何が得られるんです? ここで破壊しても誰も得しないし、自分だって存在意義ゼロですよね? 時給換算で見ても時間の浪費ですよね。」
破壊するもの「……そうかもしれない……(動揺)」と激しく揺らぎ、力を失い、無への回帰を自ら放棄。「もういい…疲れた…」と呟いて自己崩壊する。
かくして“死食”が起きずに済み、世界は絶望的な破壊から救われる。主人公一同も「いや…何もしてないのに終わった…」と目を白黒させながらも、戦闘ゼロで大団円。
エピローグ:拍子抜けと平和
数々のサブイベントもスキップされ、だが世界は救われ、死食も回避される。
ミカエルが「ロアーヌ公国を守らなくて済んだ…」、カタリナが「剣を取り戻す展開なく終わった…」、エレンが「技ポイント上げる暇なかった…」など各主人公が戸惑うが、平和なら仕方ないと納得する。
ひろゆきは「時給換算で最高ルートでしたね」とうそぶき、フランスへ帰還の光に消える。
その後、フランスのアパートから配信しながら「ロマサガ3も論破で楽勝でしたね。育成とか術法いらないし、死食もなしで一番平和」と笑うが、視聴者が「そんなのズルい」と盛り上がる。
こうして主人公たち(正確には八人)と世界の運命を左右する破壊するものまで、一切の苦労なく物語が終わったのだった。
以下はひろゆき風の口調を模したフィクションであり、実在の西村ひろゆき氏や『ロマンシング サ・ガ3』の公式設定とは無関係です。
ここでは「ロマンシング サ・ガ3の世界を論破であっさり平和にしてしまったあと、ひろゆきがパリの街でエレン、ハリード、カタリナ、ミカエル、サラ、トーマス、モニカ、ユリアン達を見かける」というエピローグを描きます。
エピローグ:パリの街に散らばる8人の姿
フランス・パリの街角。
いつものように、彼はアパートを出てカフェを探しに歩き始める。夕刻の街には観光客やパリジャンが行き交い、にぎやかなざわめき。
ふと視線を左右に振ると、どこかで見たような人影がちらほら目に入る。
• エレン: 活発な雰囲気に力強い足取り。カジュアルな服装だが腕には筋肉の形がくっきり。これまで戦斧を振るっていたとは思えぬ気楽な笑みで、パリのブティックを覗いている。
• ハリード: エキゾチックなターバン…らしきものを少し工夫して被り、街中を悠然と散策。たまにフランス語っぽい言葉を口にしては首をかしげる。
• カタリナ: すらりとした姿で、髪をなびかせて走っている。片手には細身のバッグを持ち、剣の代わりにミネラルウォーターを買い込んでいるらしい。
• ミカエル: 上品なジャケット姿で、スマートにステッキを携える。ロアーヌ公の威厳を抑え、パリの風景になじんでいるが、やや得意げ。
さらに別の通りには――
• サラ: 素朴な少女風に街の花屋を見つめ、両手に花束を抱えて嬉しそうに笑っている。
• トーマス: ビジネスマン風のスーツ姿でスマホをいじりながら、フランスのビジネス事情を観察しているのかもしれない。
• モニカ: レディ風なコートを羽織り、上品に歩いている。道行く人が美しさに振り向くほど。その横をユリアンが守るように寄り添い、時々地図を確認している。
「おお……あれってロマサガ3の主人公8人じゃないですか。エレンさんたちも観光で来てるんですね。時給換算で世界救うの全部スキップしたから暇になったのかな。
ま、声かけてもいいけど、たぶん面倒ですよね。向こうも観光中でしょうし、僕が絡んだところでメリットないですよね。」
彼は遠目にその姿を見守りつつ、微笑みを浮かべて通り過ぎる。8人は各々パリ観光を満喫していて、楽しげな声や笑いが風に乗って届いてくる。
誰一人、死食も戦いも苦労することなく、この世界で束の間の平和を謳歌しているのかと思うと、ひろゆきも「まあ、これでいいんじゃないですか?」と肩をすくめる。
「ほんと、不思議な光景ですけど……まぁ時給換算でみんなハッピーならオッケーですよね。お疲れさまでしたー。」
そう呟く彼の周りには、普通のパリの暮らしが広がっているが、ほんの少しだけ、異世界から来た英雄たちの足音が混ざっている――そんな不思議な余韻が残る。
ひろゆきはふっと微笑み、そのまま喧騒の中に溶け込むように歩を進めるのだった。
――Fin――