ひろゆきのあつまれ どうぶつの森
ひろゆきのあつまれ どうぶつの森
―島づくりに飽きて論理であっさり終わらせる編―
プロローグ:無人島へようこそ
「えー、どうも、ひろゆきです。今日は‘あつまれ どうぶつの森’の世界に入り込んじゃって、ここ無人島スタートなんですよね?
テントを張って、素材集めして、島を発展させる……っていう流れらしいですけど、時給換算で考えるとどれくらい大変なんでしょうか?」
そこには、ト○キチなるキャラ(※店を営むタヌキっぽい存在)や、島民代表の設定が待ち受けている。
「いらっしゃいませだナモ~。この島をどんどん発展させるダナモ~。いろいろ素材集めて家具作ったり、虫や魚を集めたり、やることいっぱいダモ~!」
ひろゆきは「いやいや、いっぱいあり過ぎですよね。 時給換算で全部自力でやるの大変だから、ちょっとずつ楽しみますか」と苦笑いしながらテントを張る。
1. 序盤は普通に楽しむ
• テント張り~釣りデビュー
ひろゆき「おお、海とか川で魚釣れるんですね。これ結構楽しいかも。マグロ釣ったら高値ですか? 時給換算で悪くないですよね。」
島の住民たち(例: ウサギ系やクマ系住民)が拍手して「ひろゆきさんセンスあるね~!」と褒めてくれる。
• 素材集めで家具作り
木を叩いて木材を手に入れ、石を拾い、‘クラフト’でDIY体験。「あー、こうやって進めて家とか店を整備するんですね」と最初は感心。
「よしよし、なかなか面白いじゃないですか」とそこまでは割とノリノリ。
しかし日が経つほど彼の中で「この繰り返し作業、時給換算でどうなの…」という疑念がむくむくと膨らむ。
2. 中盤:島の発展に伴い飽き始める
島に博物館ができ、商店が拡張され、住民も増えてくるが、ひろゆきはこの‘ほぼ無限に続く’作業に違和感を抱き始める。
• 博物館への寄贈
「魚や化石を集めて寄贈するんですよね。でもこれ全部コンプするには膨大な時間かかるじゃないですか? しかも大きな見返りは無いでしょ。時給換算で損じゃない?」
住民たち「でもコンプが目標ですから…!」
ひろゆき「いやあ、ちょっと僕、全部埋めるモチベないですね…」とばっさり。
• ローン返済
家を拡張すると借金が増え、ト○キチに「ゆっくりでいいから払ってダナモ」と言われる。
ひろゆき「これリアルマネーじゃないし、そもそも借金返すのに素材集めや魚売りをやり続けるって時給換算で辛くないですか?」
ト○キチ「そんなこと言われても…ダナモ…(困惑)」
徐々にやる気ダウンが見え、島の住民は「ひろゆきさん、最近作業してくれなくなったね?」と心配。
3. 終盤? 住民を論破で島ライフ終了
ある日、ひろゆきは島の広場に住民を集め、「皆さん、そろそろいいんじゃないですか、これ以上開発しても、時給換算で負担が増えるだけでは?」と宣言。
• 住民A「え、もっとお花を植えて楽しい島にしたいんですけど!」
• ひろゆき「花を増やすのも毎日水やり要るでしょ? 誰がやるんですか? リア充すぎません?」
• 住民B「でも訪問客が増えると島の評価が上がるよ!」
• ひろゆき「評価って自己満足じゃないですか。リアル収入が増えるわけじゃないし、時給換算で無駄な気がしますけど。」
みんな「う~ん…」と悩むが、最終的に「たしかに作業が増えるし、半強制でやらされてる感もあるかも…」と納得させられてしまい、島の開発が一斉ストップ。
ト○キチ「えっ、こんな形で計画終わるの?(大ショック)」
ひろゆき「ま、時給換算で損しないうちに終わるのが一番ですよ。」
エピローグ:島を去り、現実に帰る
「はい、というわけであつ森の島ライフもあっという間に飽きちゃいましたね。島の住民も‘まあ仕方ないか…’って受け入れたみたいだし。
時給換算でこれ以上やっても成果はないんじゃないですか。」
そんな独白を残して、彼はフランスに戻ってきて日常へ。
数日後、彼はスマホ配信で「あつ森ってこうやって論理的に終わらせちゃえばいいのでは?」と語り、視聴者から「台無しだw」と総ツッコミを受ける。
しかし例によって「だって僕ら利益ないでしょ?」と笑っている。 そうしてコーヒーを飲みながらネットを閉じ、かつての島生活をもう忘れかける頃、ほんの少しだけ「島の住民たち元気かな」と思い出す。
彼の目線の先には、窓外のフランスの街並み。 そこにDIYやローン返済はないし、住民たちはいない。けれど、時給換算で負担がない日常があるだけ。
これがひろゆき式 “あつまれ どうぶつの森”の幕引きなのだろう――誰も傷つかず、島も余計に発展せず、なんともシニカルなエンディングを迎えたのだった。
エピローグ:街角で見かけた謎のタヌキ
「えー、どうも、ひろゆきです。あつ森の島は途中で発展をやめちゃったんですけど、時給換算で考えるとあれがベストな終わり方かなと。
今は普通にフランスで暮らしてるんですが……あ、あそこ何か怪しい人(?)がいるんですけど。」
夕暮れのパリの街角。
ビルの隙間の路地にテーブルをひとつ出して、何やらポスターやチラシを並べて呼び込みをしている人物が見える。 しかも、その姿はタヌキを連想させる耳とヒゲ、そして「〇〇ダナモ~」のような言葉をちらっと発しているように聞こえる。
まるで島で見かけた(タヌキチ)にそっくりだが、服装は現代風のスーツを着こなし、看板には「ドリームアイランド投資募集中ダナモ」と書かれている。
ひろゆき: 「うわ、あれタヌキチさんじゃないですか? こんなとこで何してるんですか…? なんか怪しい投資セミナー的な匂いがしません?」
少し離れたところから覗いてみると、彼(タヌキチ?)は通りがかりの人々に声をかけ、「いい物件ありますヨ! 無人島プランは夢があふれるダナモ~!」と盛んに勧誘している。
フランス人たちは理解できず首をかしげながら通り過ぎるが、時々興味を示す観光客が足を止め、「無人島を開拓してすごい収益が得られるって本当ですか?」などと質問。
タヌキチらしき人物は「詳しくはローン契約してから…」と曖昧に説明し、どう見ても怪しい雰囲気が漂う。
ひろゆき: 「えー、これって時給換算で最悪のパターンじゃないですか? ローン組んだら最後、無限に作業させられるんじゃ…? いや、僕はもう島づくり飽きたんで近寄らないですけどね。」
後ろめたい気配を感じながら、彼はひそかにスマホを取り出し、勧誘の様子を撮ろうとするが、タヌキチらしき人物に気づかれて「おや、ひろゆきさんダナモ! お久しぶりダナモね!」と呼びかけられそうになり、急いで雑踏へ逃げ込む。
「うわ、絡まれたらまたローン話されますよ、時給換算で大損ですよ。 やめときましょう。」
彼はカフェの方へ足早に歩いていきながら、逃げ切ったことを確認するとホッと一息。
「まー、世の中にはいろんなビジネスありますけどね。 無人島ビジネスでしかもローンとか、明らかに怪しい。 皆さんも気をつけてくださいね。」とつぶやき、遠ざかる。
その背後には、タヌキチっぽいキャラがまだ人を呼び止めようと必死に声を張り上げているが、パリ市民は怪訝な目で通り過ぎるばかり。
薄明かりが路地に落ちるなか、どこか不思議な違和感だけが残っている――まるで島ライフを途中でやめたあの話の延長のように。
――Fin――