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音楽は自由にする。
今月2日、坂本龍一さんが亡くなったというニュースが出てから2週間ほどが過ぎようとしているけど、YouTubeを開けば坂本さんがピアノを弾く姿はそこにあって、どうしても実感が湧かない。
彼はきっと多くの音楽が好きな人、またはミュージシャンたちの憧れだったことは間違いないと思う。僕もその一人だ。
幼稚園の頃だっただろうか?僕はピアノを習っていたことがあった。毎週ピアノ教室に通ってちょっとだけ弾けるようになってきて…でも、やっぱり練習が好きになれなかった。いまいちピアノが好きになれなかった。おそらく2年くらいだっただろうか?ピアノ教室も行かなくなってピアノにも触らなくなった。
小学校高学年くらいだっただろうか?再び、今度は自発的にピアノを弾いてみたいと思うようになった。きっかけはそう、坂本龍一さん。おそらく多くの人がそうだったように僕ももれなく戦場のメリークリスマスを弾きたくなったわけだ。
譜面も読めなかったので、自分なりに耳コピ(当時はYouTubeなんて素敵なものはおろか、ネットだって無かった時代)をかなり頑張った。今思えば全然コピーできてないわけだけど、なんとなくメロディーが弾けたことが嬉しかった。
それからしばらくたってピアノをちょっと習ったこともあったけど、ほとんど独学で鍵盤を少し弾けるようになり、今では作曲やアレンジで鍵盤に触らないことはない状態。
そう、坂本龍一さんがいなければ作曲やアレンジも今のようなスタイルではできてなかったように思える。
彼は本当に数少ない僕の中のヒーローの一人。政治的思想や思考など、全てに共感できたわけではないけど、音楽という部分でものすごい影響を受けたし、間違いなく憧れだった。いや、今も憧れの存在であることは変わらない。
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あまり普段多く本は読まないし、ましてやミュージシャンが書いた自伝的な本とか益々読むことはないんだけど今回ばかりは買ってみた。これから時間を見つけて読んでみようと思う。
改めて、心からご冥福をお祈りいたします。
Behind the Mask(Original by YMO) -Cover by Tadashi Nakamura
Undercooled(Original by Ryuichi Sakamoto) -Cover by Tadashi Nakamura