所感でいいか?FGO2部7章クリア後感想戦(※ネタバレ注意)
どうも、さいんぺんです。久しぶりの更新ですが、今回はもの草子の更新ではなく、完全に覚書のような記事になります。
みなさん、『FGO』は知っていますか?独特の世界観とプレーヤーの厨二心くすぐるキャラクターが人気のビジュアルノベルゲーム、Fateシリーズ。そのアプリゲームとしてサービス開始から7年を超える今なお人気の高いコンテンツですよね。以前『空の境界』の感想も書いたのでそちらを読んだ方はお気づきだとは思いますが、私も人類最後のマスターをやっています。(好きな鯖はアルトリア・キャスターです。大事なことなので言っときます)今回はこちらの『FGO』のメインストーリー最新章である、「2部7章 黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン」をクリアした感想をどこかに書き残しておきたいなと思い、キーボードを叩いているわけなんですが…まだ実装から1週間くらいしか経っていないので、ネタバレには十分お気をつけください。
※以下の記事にはFGO2部7章黄金樹海紀行ナウイ・ミクトランの重大なネタバレを多分に含みます。注意されたし。
まずは感想に入る前に…FGO運営・開発に携わる皆様、本ッッッ当にお疲れ様でした!色々ありました(というか多分色々あった)が、何はともあれ素晴らしいゲームを世に送り出して下さってありがとうございます。お体はお大事に…
暗い話はひとまず横にはけて、実際に感想を書いていきましょう。覚書と書いた通り、雑多に書き散らしていこうかと思います。
❶カルデア側
・マスター
差分いっぱいついてて社長楽しそうだな〜。カドックに部屋貸すところ私はぐだ子にしてたんでいい具合に甘酸っぱい成分摂取できて良かった。ぐだ子がカドックに対して気安い感じだったりあんまり異性として意識してる感じじゃなかったりっていうのは解釈一致。いやきのこが書いてるから解釈一致も何もないんだけど…一つ気になったのは、失意の庭を越えたからなのかカドックという後詰めがいるからなのかはわからないけど、トラオム以降は無鉄砲に拍車がかかってるようで心配。
・マシュ
新規差分めっちゃkawaii !イシュキックとのやりとりも面白かったね。近いけど違う、似てるけど異なる価値観。2部6章よりはマスターと共に掘り下げ少なかったけどここからが本番だろうしな。英霊に近づくとはこれいかに…
・カドック
カドック生存!カドック生存!カドックせいぞ、おい待て。デイビット貴様何を吹き込んでる。大令呪(シリウスライト)はやはり不穏だな…寒気感じてる描写ありがとうございます。あとククルカンに振る舞った残りのクッキー美味しくいただいてるところもいいね。馴染む馴染む。「カルデア(僕たち)」は完全にこっちに染まってるじゃん…
・ダヴィンチ
一瞬表情差分で機能停止したのかと思ってめっちゃ焦った。とりあえず生存。
・その他カルデアスタッフ
ゴッフは安定の活躍。ムニエル…ヤムチャしやがって。でもカッコよかったぞ。前編の時に全滅したかと思って本当に心配した。君たちは最高のスタッフだ。
・鯖たち
コヤンスカヤ好きになっちゃうじゃねーか。いやツングースカまでも割とだったけど。コメディリリーフかつ頼れる味方で良かった。ハベにゃんは準レギュというかレギュラーだなもはや。ネモは、マリーンが…オオアオ(泣)オルタはプロテアとエレちゃんがツボったよ。
❷「異星の神」側
・U-オルガマリーうああああああああああああああああああああああああああああああああああああ前編からのスポット参戦、まさかの同行者、そして…マシュやマスターが嬉しそうにUとの日常を過ごしているのを見てあったかい気持ちになりつつ、どこか後めたく冷や水を浴びているような感覚だった。危険な綱渡。でも一部の頃から夢見た冒険。なんだかんだ最後まで味方でいてくれて嬉しかったけど、まさかの退場。これからどうなるんだよ…最後のスチルはとても綺麗だった。
所長おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
・神父
メリークリスマス諸君、ブラクラネタから始まり正月実装。Fateの名物キャラ麻婆神父。何をやらかすのかと思ったら意外と控えめ。でも絶対お前は何かやるんだ。最悪のタイミングでアゾるんだ。俺は詳しいんだ。
・異星の正体
異星の正体はカルデアス、2部の黒幕はマリスビリー?とデイビットから事情説明される一連の件は鳥肌もんだったな。カルデアやっぱり真っ黒じゃねぇか…ノウム・カルデアは南極にて過去に決着をつけられるのか。2部後半のPVも今見直したら随分考察捗りそうね。
・伯爵
誰それ…知らん…怖…「やはり異星の使徒も7基」ってこれ汎人類史冠位鯖に対応してるってことなのか?そして伯爵って誰さ。カルデア監視役として探偵=ホームズ、教授=若モリアーティと並べられる存在。ナニモン=ナンデスかと思ったけど有識者たちは他に二人くらい候補を出してた。はてさて…
❸ミクトラン側
ディノスサイド
・テペウ
最初はお茶目・賢者・現地人と親しみやすくも頼りになる同行者かと思いきや、前編では価値観の違いから若干不穏な空気に…と思いきやめちゃくちゃ人類してたな。いや、同種の中でも異質だったわけなんだが。つーか直死の魔眼てアンタあのメガネ魔眼殺し!?ただのおしゃれじゃないんか。でも「見たくないものを見ないためのメガネ」って言ってるところで、最初の隠れ家であった時はメガネをつけてなかったこと考えると、カルデア一向やUたちのことを大切な友人と捉えてた=大切な存在の死を見たくないがゆえにメガネをかけるってことなのかなとか思った。最初から最後まで好きなキャラだった。でもよ…恐竜で『月姫』やるなんて思わないじゃん!この菌糸類!!志貴オマージュではあるけど若干コクトーみも感じる。
・イシュキック
アーキタイプ・アースって文字が出たから姫君!!!!!!ってなってたら違った。あくまで異聞帯のアーキタイプってことらしい。さっきも書いたけどまさか恐竜で『月姫』のオマージュやるとはね…でも嫌いじゃない。むしろ好き。クリア礼装も良かった。ああ、今日はこんなにも、月が、綺麗、だ ーーーーーーーーーー
・ワクチャン
お前がUを幸せにしてくれ…頼む…最期のセリフも良かったよね。彼は他のディノスより優れてはいるんだけど(ディノス的に他との優劣はないらしいが)、そんな彼の好きなものは何気ない街の景色であり、好きな女に会えて彼の人生は充実していた…そんな結論を出せるのが本当に素晴らしい。いいキャラしてる。
・その他ディノス
小綺麗にまとまりすぎてて怖いくらいの価値観だったけど、最後には「明日」に続く道を選べた、汎人類史の人類に続けた。FGO独特のエモさだよな…ヴクヴでさえ最後はちょっと好きになってた。これがシナリオマジックか。所詮俺らはライターの掌の上で転がされているのかもしれない…サッカはW杯観てたとしか思えん。でもいつもの異聞帯の住人たちより悲惨でも悲壮でもなかったからそこはスッキリしてて良かったかな。でも妖精の無邪気ゆえの邪悪も嫌いじゃな…いや嫌いだな。
オセロトルサイド
・イスカリ
まさかの正体。ヒーラー兼アタッカーの讐はゲームの敵として厄介だったし前編ではヘイト買ってたけど、彼も最後はなるほどなという結論に至っていて憎めないキャラだった。トラロックとの関係性はちょっとカプ厨の血が騒ぎかけた。
・トラロック
まさかの正体。というかこの章大体のキャラまさかの正体なんですけど、ね。前半に出てた現代風衣装でFooooooooo!って盛り上がったはいいものの弊デアには未だおいでになっておりません。どうしてだよおおおお!湿度高いと言われまくってるが、それが良い。恒常鯖らしいのでいつかお迎えできるのを楽しみに待つ。
・その他オセロトル
不気味枠かと思ったら彼らもまた最後には好きになっていた。ディノスも、オセロトルも、イスカリもみんな最後には各々が信じた希望に殉じて朽ちていくんだなぁ…悲しいしグロい描写もあったりするけど、決して後ろ向きで暗いだけじゃないのが個人的に奈須きのこシナリオで好きなポイントです。
クリプターサイド
・デイビット
正直キャラは掴みきれなかったけど、さてはアンタ良い人なのでは…?視点が宇宙スケールだから超然的・飛躍的・非人間的に感じるけどその行動原理は「人間は善い行いをするもの」って…不気味だけど彼もまた自分の信じる希望の星を目指して駆け抜けたのかな…テスカとは良い感じにバディしてて良かった。あとAチームのことも少なからず想っているみたいで嬉しかったよ。
・テスカトリポカ
本章のダークホースその1。ブローカー然とした現代風の装い、オセロメーの側面、戦士としての出立ち。アステカの全能神の名は伊達じゃなかった。圧倒的な力の差や超越者然としたフォルムで神としての威光を表現してたゼウスとはまた違って、神様らしい神様。キャラの立ち方がツボをついてて気づいたらガチャを回していた。(始めの画像は弊デアにテスカ兄貴を召喚した際のスクショです)クリプターは割と「マスターとサーヴァントの関係」も意識して描かれてる印象ではあるけど、デイビットとの関係は洋画のバディみたいで良かった。特にお互い軽口叩いてるところとか。いいぞもっとやれ。イラストも羽海野先生やCHOCOお父様に続いて恐らくきのこ・社長推し枠の田島先生が担当。最終再臨に胸打たれて現在スマホの待ち受けにしております。田島先生ありがとうございます。
冥界組
・偉大なる勇者王カマソッソ
声檜山さんじゃん!と一人盛り上がったのも束の間、イシュキックの勇者王発言。これ狙ったな?ラセングルさんよお…オルタ職人としてマスターたちにヨイショされていた彼だけど、後編でそんな戯言言えなくなっちゃったよな…まさに偉大なるカマソッソ。勇者王の名は伊達じゃない(洗脳済み)。カマニトはあるかないかで言えばある。でも恋愛とかじゃないよな。カルデアで仲良くしててくれ…
・プロテアオルタ
またとんでもないものを生み出したなFGO…
・紅閻魔オルタ
山の翁はなんだったの結局…
・ニンキガル
凛というかイシュタルというか…でもバビロニアの記憶も持ってるみたいで熱かったね。ドゥムジがもってった感はあるけど。霊衣引き換えはテスカ兄貴のスキル上げ終わってからにしますごめんなさい。
・ニトクリスオルタ
スチル多かった。というかキャメロットもそうだったけどきのこが書いてること多いな。設定は別の人だった気がするけど。大活躍ではあったけどカマソッソとセットでのエピソード記憶が強い。エレちゃんに諭されるとことかも良かった。この子はとことん真面目というか…幸せになってくれ。鯖にいうのもおかしいけど。
ORT
・ORT
「型月物理最強」と有識者たちから聞き続け、満を辞しての本格登場。そしてまさかの総力戦。私は配信開始から夜通しプレイしてたんですが、ここの総力戦で呆気に取られて一旦寝ました。現実逃避で。絶対に勝てるわけないと思いつつゲージを削っていくと、またまさかのUFO体。角質?老廃物?なんじゃそりゃ。最終的にはエリクサー症候群してたら星5鯖使う前に勝てました。ふう、一安心…っておい!なんだグランドフォーリナーって!!!何度も何度も形態変化して登場ってエボルトかお前は!良い加減にしろ(褒め言葉)と肩で息をしながらバトりました。まさにインフレの極地…
異聞帯の王
・ククルカン
本章のダークホースその2。というか、ヒロイン。表情差分かわいいしキャラ立ちいいしバトルモーション楽しいしで絶対引く!となってます。しかしまさかの正体(n回目)髪のデザインからもしかしたら…と思ってたけどそうくるか〜。最後の方、いつ敵対するかハラハラしてたけどなんだかんだずっと味方だったお姉さん。型月伝統?の人外ヒロイン枠の匂いも感じるキャラではあったけど、マスターとの関わり云々だけじゃなく今までのミクトランの生活から自分で最終的な結論出せてたのが良かった。物語なき世界に神が生まれるってそういう意味だったんだ…この「物語のない異聞帯」ってところが『月の珊瑚』っぽさもあって面白かった。
全体を通しては、王道RPGを一本プレイしきったような達成感。クライマックスに向けた伏線もばら撒いてるので、先の展開にも期待が募るばかり。アヴァロンはあれで世界が完結(本筋に大きく関係しない…はず)してるからあっちの方が満足感は強かったけど、今回のはインパクト強くてゲームとして楽しかっ…たのし…総力戦ぐぬぬ…
ということで、FGO2部7章をクリアした勢いのままネタバレ満載の感想文をお送りしてきましたが、この辺で終わりにしておきます。まだネタバレ禁止期間かもなので場合によっては消すかもしれないですが、最後まで記事を読んでくださった方には深く感謝を。それではまたnoteの片隅で会いましょう。
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