ひとりでベッド上の人を移動させるには。
はじめに
みなさんは、まったく力が入らない人を抱えたことがありますか?
力が入らない人を動かすには体重よりも倍近く重く感じます。
コツがないと持ち上がらないでしょう。
そういう人の体勢をベッド上で整えるのも、介護者ひとりで行う時には一苦労です。何も使わず、自分の力だけで動かそうとした場合は特に。
ですが、現在では、いろいろ発明されて介護にも便利グッズが増えています。
そこで、最近私が愛用している介助グッズと同じ会社から出ている介助グッズをご紹介します。
便利グッズ “スライディングシート”
我が家の場合、日中は頻回にベッドのギャッジアップダウンを行うので、次第にお尻の位置が前にずれてきます。
日中はそれでも構わない(腰あたりのズボンを引っ張れば少し調整できる)のですが、就寝時にそのまま寝ると、寝返り(エアマット使用)するたびに身体の位置がどんどんベッドの足下の方に下がってしまうので、足腰の痛みを誘発してしまいます。
なので、就寝介助時にこれをお尻から背中にかけて大雑把に敷いて、ベッドはフラットにして頭側から一気に引き上げます。
このシートは面積が広いので、いろんな移動介助に役立つはずです。
便利グッズ “移座えもんグローブ”
こちらは、手袋型スライディングシートになります。
これは、入院中に看護師さんがこんなのもあるんですよ〜って教えてくれたもの。
例えば、右寄りに寝せてしまったΣ(゚д゚lll)とかいう場合に、左側からこのグローブはめて背中に腕つっこんで、自分のほうに引き寄せれば、ベッドの真ん中に移動させることができます。
自分から見て奥側に身体を寄せたい時も、進行方向に向かって押すと良いらしいです。
こっちはまだ使ってないけど、何かの時役立つであろう!と期待しています。
さいごに
今は発明家がたくさんいるので、おかげでベッド上の生活でも上記を含めた便利グッズに囲まれて快適に過ごせます⭐︎
誰かの悩みの解決のヒントになれば幸いです☺︎