快適に低圧持続吸引カテーテルを使う方法
低圧持続吸引とは
筋ジストロフィーを含め、大半をベッド上で過ごす方は、唾液や鼻水などで誤嚥することがあります。それを防ぐために、口の中にスタンバイさせているカテーテルを通して、溜まった唾液や口元に上がってきた痰を吸い込む機械を低圧持続吸引器と言います。
下記のように、水槽のエアーポンプを応用してよく作られているようです。
吸引カテーテルを加工してみよう!
今回、こちらのブログを通して、快適に低圧持続吸引を使う方法を知りました。
旦那の場合、ベッド上では、吸引カテーテルを常に口の中にセットしています。
よく唾液など吸い込んでくれますが、口の内側などに吸い付きやすいのが難点だったりします。
吸いつきがひどいと、口内炎みたいになったり、傷になったりします。
また、メラチューブという先端が丸まっているタイプも使ってはみたのですが、硬くて結局合いませんでした。
しかし、カテーテルの先端を加工することにより、この難点は解消されました。
こちらでも、加工方法を紹介します。
まず、我が家で使っているチューブはこれ↓
12frと14frを交互に使ってますが、今回は12frを加工してみます。
この先端には、先端部分とは別に、穴が下のように2か所空いています。
この穴のうち下の穴に上に向かって少し切り込みを入れます。
写真では切り込みが下手ですが、下のような感じになります。
そしたら、切り込みに先端部分を入れこみます。
そうすると、加工前と同じく、3か所吸引できる穴ができ、かつ、口の中に先端が吸い付いてしまうことも無くなります。
因みに、14frでこの加工をすると、12frより少し固まりが大きくなるみたいです。メラチューブよりは良さげです♪
これで、頭の隅っこで考えていた悩みもなくなり、一件落着。
低圧持続吸引を使用されている方は、一度お試しあれ\( ˆoˆ )/